トーションスプリングのメーカー3社を一覧でご紹介します。まずは使用用途や原理についてご説明します。
目次
トーションスプリング(英語:Torsion Spring)は日本語ではねじりコイルバネともいい、コイルばねの一種です。らせん状に巻かれたコイルばねの両端が一直線に伸びており、コイル中心軸
に沿って両端の直線部をねじると、コイル部分の反力によってバネ効果を発揮します。つまり、回転方向の反力を生じさせるバネであり、通常のコイルばねの様な直線方向への反力を
生じさせるバネとは異なりますが、単純な構造で回転方向のバネ効果を得られるため、多くの機構や製品に用いられています。
身近な物ではペーパークリップや洗濯ばさみ、安全ピン、小型ドアパネルやフタなどの自動閉鎖、ネズミ取りなどの狩猟罠など、回転方向の反力、トルクを得る構造で多用されます。
またコンパクトな構造で反力を得られるため、スペース効率とコストを重視した自動車向け緩衝機構(サスペンション)としても用いられます。一般的には数十度~百数十度のたわみ角
で使用しますが、設計条件によっては720度など回転を伴うものも製作可能です。
コイル状に巻かれたバネに対して、らせんの中心軸を回転軸としてバネ’両端に異なる回転方向のモーメントを与えると、コイルの巻き線に曲げ応力が生じ、その反力によってバネ効果を
生じさせます。 トーションスプリングを使用する機構構造によって、両端の直線部分の長さや端部の形状、コイルの巻き径等を設定する必要があります。 次に代表的な端部の曲げ形状
を記載します。
参考文献
葵スプリング株式会社 https://www.aoi-spring.co.jp/technology/twist/
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