切り株グラインダーとは
切り株グラインダーとは、木の切り株をおがくずに粉砕することを目的に利用されます。先端が硬い刃で出来ており、多くの場合筒状か円盤型になっています。刃の形状は主に2種類ですが、どちらも重量があり高速で回転する仕組みとなっています。
そのため、手持ちで作業ができるほど軽量のものは少なく、多くがトラクターやバックフォーなどの重機に装着するタイプです。中には自走式のものもあり、手軽に家庭用としても利用されています。しかし、重機装着式と違い高さがある一定の所までしか届かないため、作業範囲が狭くなります。他にも手持ちのタイプもあり、コンパクトに持ち運びできるものもあります。
しかし、重機装着式と自走式に比べるとサイズもパワーも落ちるので作業に時間がかかってしまいます。
切り株グラインダーの使用用途
切り株グラインダーは、先端部分の刃が超硬チップで出来ており、高速で回転することによって切り株を削ぎ落す仕組みになっています。刃の形状が筒状のものは、側面にギザギザの突起がついており、高速回転することによって切り株を削ぎ落します。
この形状は切り株との接地面積が大きいためより沢山削ることが出来ます。しかし、切り株と刃を平面に当てる等極端に接地面積が大きい場合、機械への負担がかかるためトラブルの原因にもなるので注意が必要です。
刃の形状が円盤状のものも仕組みは同じです。筒状のものと比較すると切り株との接地面積が少なく作業時間はかかりますが、その分機械への負担が少ないという利点があります。
また、機械装着式はパワーがあるので、大きく屈強な切り株を削るのに適しています。
自走式は重機装着式に比べコンパクトなので、入り組んだ現場でも活躍することが出来ます。