ナトリウムメトキシド

ナトリウムメトキシドとは

ナトリウムメトキシドとは、白色~ほとんど白色の粉末又は塊で「化学式:CH3ONa」「分子量:54.02」「CAS登録番号:124-41-4」の化合物です。

ナトリウムメトキシドは、融点/凝固点が127℃で、可燃性があり、メタノールに溶け、水で分解されるという性質があります。

ナトリウムメトキシドの国内法規上の主な適用としては、危規則で「可燃性物質類・自然発火性物質」、航空法では「可燃性物質類・自然発火性物質」、海洋汚染防止法で「環境省告示第148号第1号有害液体物質」に指定されていますが、そのほかの主だった国内法令での適用はありません。

ナトリウムメトキシドの使用用途

ナトリウムメトキシドは、医薬品はじめ香料や染料といった分野での有機合成原料として使用されるほか、還元触媒としても使われています。

また、ナトリウムメトキシドは、食品関連で油脂の物理的性質を変えることが、可能なことからマーガリン・ショートニングといった油性製造にもかかわっています。

さらに、ナトリウムメトキシドは、バイオディーゼル燃料(植物油を原料とするディーゼル燃料)の製造方法に関与することができるとする特許の登録も行われています。

参考文献
https://labchem-wako.fujifilm.com/sds/W01W0119-1051JGHEJP.pdf
https://www.nite.go.jp/chem/chrip/chrip_search/dt/html/GI_10_001/GI_10_001_124-41-4.html
https://nittobussan-corp.co.jp/products/products-1015/
特表2009-523880

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