外装材

外装材とは

外装材は、建物を見た時の印象に重要な働きをする建材です。さらに、風雨、紫外線、高温・低温、および有害物質、火災、地震、また浸水、落雷、積雪などから建物を保護し、室内を快適空間にする役目があります。

外装材の主なものは、サイディング、モルタル、タイル、およびコンクリート、ALCなどです。このうちサイディングは、アルミニュウムや鋼板を主材料とする金属系、繊維とセメント系などを焼き固めた窯業系、および材木を主とした木質系に分類されます。

外装材の使用用途

外装材は、屋根を含めると大きな面積となるので、コスト、品質、外観、およびメンテナンス性などを比較・検討して適切な素材を選定する必要があります。

外装材のうちサイディング、タイル、およびALCは、工場で生産され、高品質で安定し、均一な特性、納期・コスト面でも有利なので、近年住宅をはじめ各種建築に急速に普及しています。

外装材の品質を高める高機能な製品が開発されています。例えば外壁は、風雨や汚染物質などで汚れていきますが、外装材の表面に光触媒を使った特殊な機能材を使うことにより、太陽光で汚れを分解して雨水により洗い流す製品が実用されています。また、建物のデザインや街並みとの調和の面で、比較的低コストの材料に部分的にタイルやレンガなどを配する方法を検討することも有益です。

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