エアーグラインダーとは
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エアーグラインダーとは、エアコンプレッサと接続し、圧縮空気を動力として、研削や研磨、場合によっては切断を行うための空圧工具を指します。
バリ取りや面取り、金型などの研磨作業、平面研削、ビード取りなど様々な作業において用いられています。
空圧工具は、通常、同じ能力の電動工具と比較すると小型でありながらパワーがあります。
切れ味がかなり良く、刃が鋭いのが特徴なので、安全面において十分に注意しながら慎重に扱う必要があります。
エアーグラインダーの使い方
エアーグラインダーの使い方をご紹介します。
本体にプラグを取り付け、エアコンプレッサのソケットと接続します。各種砥石等の先端工具を先端部に装着します。
本体を握って安全ストッパーがある場合は解除して、加工を開始します。
加工の際は、加工物をしっかりと固定すること、保護メガネを着用することが安全面で必要になります。加工後、ワークが高熱になっていますので、加工直後に素手で触ると火傷等の怪我の原因となります。
エアーグラインダーの選び方
形状
エアーグラインダーの形状は、主にペン型とアングル型の2種類があります。ペン型はストレートの形状で、アングル型は先端が下を向いた形状になります。ペン型は小物のワークを加工するのに適しており、アングル型は比較的大きなものを加工するのに適しています。加工するワークによってエアーグラインダーを使い分けることで作業性の向上に繋がります。
砥石
切断砥石や研削砥石など加工するワークに合わせた砥石を装着できるエアーグラインダーを選びます。その中でもエアーディスクグラインダーはダイヤモンドホイール・多羽根ディスク・フェルトディスク・カップブラシなどを装着することができ、様々なワークに対して作業をすることができます。
安全性
空圧工具は、通常同等能力の電動工具に比べて小型でパワーがありますので、不意に動作することを防止する安全装置付きのエアーグラインダーもあります。作業環境や作業者のスキルに応じて、安全性も考慮して選定すること重要となります。