カップブラシのメーカー15社を一覧でご紹介します。まずは使用用途や原理についてご説明します。
目次
カップブラシは椀型ブラシとも呼ばれ、カップの円周上にブラシを取り付けた構造をしているブラシです。塗装剥がし、サビ落とし、研磨、クリーニングなどに使用します。電動工具や空気工具(ドリル・卓上ボール盤・ストレートグラインダー)に取り付ける目的で作られているのが一般的です。
ブラシの素材はナイロン、ステンレス、真鍮など様々ですが、金属の錆落としや塗装剥がしには主に金属製のブラシ(ワイヤーブラシ)が使われます。
カップブラシはグラインダー、ドリルドライバーなど、回転するタイプの電動工具に取り付けて使います。接合部は電動工具の形状に合わせて作られます。工具によって高速で回転させることで、錆や塗装を削り落とし、研磨を行います。
作業面に対して毛剤を真下に押しつけて使用します。平坦で広い面の作業に適しており、手作業で行うよりも遙かに素早く均一に広範囲を研磨することができます。ただし、平面以外には使用することができません。
カップブラシの毛に相当する部分が金属で作られているものはワイヤーブラシと呼びます。これは金属の錆落としや塗装剥がしなどの研削作業に適しています。電動工具にこれらを取り付けて使用することで手作業に比べて格段に早く仕上げることができ、腕力のない女性でも扱えます。
ブラシの素材となる金属によって使用用途は異なります。ステンレス製のものはステンレス、アルミ製品の研磨。真鍮製のものは真鍮、銅製品および合金製品の研磨。ゴールドメッキは金属面の研磨、錆落とし、塗装剥離に。グリット(研磨粒入ナイロン)は金属面の研磨、錆落とし、塗装剥離に使用します。
カップブラシは広範囲を研磨できますが、平面にしか使用できないというデメリットがあります。カップブラシの類似品としてベベルブラシがあり、こちらは狭い範囲や曲面の研磨に向いています。カップブラシは高速回転させて使うと毛剤の折れや飛散を起こしてしまいますが、ベベルブラシはその心配が少なく済みます。
参考文献
https://www.monotaro.com/s/pages/cocomite/498/
https://jp.misumi-ec.com/tech-info/categories/technical_data/td06/x0359.html
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