コンバータ・変換器

コンバータ・変換器とは

コンバータとは、電圧を変換するための装置です。

ACをDCに変換する変換機のことをAC-DCコンバータと呼びます。同じDCでも電圧を上げたり下げたりする場合はDC-DCコンバータと呼ばれます。基本的に変換するものはどんな変換でもコンバータと呼ぶことができます。

CADのデータを3Dプリンタで出力する時にデータを変換したり、パソコンの写真や音楽などのファイル形式を別のものに変換することもコンバートと呼びます。

コンバータ・変換器の種類

例えば、自転車の発電機など、機械の回転運動を電力に変え、またその逆にモーターのように電力を機械の回転運動に変換する装置であり、アナログ信号をデジタル信号に変換したりする装置ADコンバータそしてその逆のDAコンバータであります。

ロードセルなど圧電素子なども圧力 (力) を電気に変換するコンバータであり、熱電対は2つの異なる金属間での起電力によって温度を電気信号に変換するコンバータであり、コンプレッサは電気を使い圧縮空気を生成し空圧シリンダーなどを使い動力に変換するコンバータであり、太陽電池は光エネルギーを電気に変換するコンバータです。

コンバータとインバータの違い

インバータという言葉は家電広告などでよく耳にするのではないでしょうか。俗に交流から直流に変換するAC-DC変換機のことをコンバータと呼び、逆の変換であるDC-AC変換機をインバータと呼んだりもするようですがこれらは回路の場合としての命名になります。

インバータ装置としての役割としては正弦波である通常の交流を直流に変換し、そして直流をパルス幅変調させて細かくONとOFFを繰り返すことで出力制御を行い且つ疑似的な交流になるようにしています。

インバータ装置はコンバータ回路、コンデンサそしてインバータ回路によって成り立っています。インバータのメリットは出力制御をおこない節電ができる事であり、デメリットとしてはノイズが発生しやすい事です。

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