黒マルチシート

黒マルチシートとは

黒マルチシート

黒マルチシートとは、農業用に用いられるマルチシートの最も一般的な黒色のマルチシートのことです。

マルチシートとは、畑の畝などを覆うための資材で、雨が降った時に畝が崩れて土壌が流れることを防いだり、地面の温度調整や雑草の増加を抑えたり、病気から作物を守ったりなど様々な効果が期待できる資材です。

マルチシートは、黒色が最も一般的ですが、黒色以外にも透明や銀、緑など様々な種類の色があり、その色により特徴があります。

黒マルチシートの使用用途

黒マルチシートは畑の畝を覆うために使われ、雨によって土壌が削れてしまったり、土壌からの水分の蒸発を防ぐことができます。また、雑草の発生を抑えたり病気予防や作物を育てるうえで重要な役割を果たし、多くの畑で用いられています。

黒色は日光により多くの熱を吸収します。黒マルチシートを夏場に使用する場合は、必要以上に土壌を温めてしまう可能性があるため、注意が必要です。

黒マルチシートの種類

黒マルチシートには、穴の有無やサイズによって種類が豊富にあり、土に還る素材を使用したものもあります。色によっても透明のものや白黒のリバーシブルのもの、シルバーのものなど様々な種類があります。また、腐葉土やウッドチップ、藁などを利用したマルチングの方法もあります。使用目的とコストに見合ったマルチシートを選びましょう。

黒マルチシートの使い方

黒マルチシートを使用する際には事前の準備が必要です。

下準備として、まずは土壌に石灰や肥料を混ぜて2〜3日置きましょう。黒マルチシートを敷くタイミングとしては、風の少ない日、昼間の温かい時間帯が適しています。

黒マルチシートの特徴

1. 長所

雑草の成長を抑制できる
黒マルチシートを敷くことで、雑草の成長を抑制することができます。これは作物周囲の土壌への日当たりを悪くすることで、雑草が生えてくるのを予防できるためです。特に広範囲で作物を栽培している場合は、雑草取りに割かれる時間を大幅に削減することができるでしょう。

土壌環境を良好に保つ
黒マルチシートを敷くことで、作物にとって快適な土壌環境を保つことができます。例えば、土壌の急激な温度変化の抑制、降雨による肥料の流出の防止、土壌の乾燥の防止などが挙げられます。この他にも、雨により土壌が固くなるのを防ぎ、土壌の団粒構造を維持しやすいです。

作物の病気を予防する
黒マルチシートを敷くことで、作物の病気を予防することができます。雨水によって土が跳ねて作物に付着し、そこから作物の病気が発生することは珍しくありません。泥跳ねを防ぐことで作物の病気を予防できる点も黒マルチシートの強みです。 

2. 短所

追肥や土寄せが行いにくい
黒マルチシートを敷くと、追肥や土寄せの作業が行いにくくなります。 例えば追肥にあたっては、マルチの穴から手を入れて作業したり、マルチシートを剥がして作業する必要があります。 土寄せも同様に、マルチシートを避けながら作業する必要があり、マルチシートを敷かない場合と比べると手間がかかります。

作業や管理に手間がかかる
黒マルチシートは、敷く作業や剥がす作業、また風で剥がれた際の対処など、あらゆる面で手間がかかります。前項で記載したように、追肥や土寄せの作業も同様です。

コストがかかる
黒マルチシートの導入にはコストがかかります。特に広範囲に黒マルチシートを設置する場合は、コストだけでなく時間と労力も必要です。栽培する作物の種類や予算との兼ね合いを考慮して、導入を検討しましょう。

農業用ハウス

農業用ハウスとは農業用ハウス

農業用ハウスとは、作物を栽培するためにフィルムなどで外壁を被覆した農業施設のことです。

被覆材料には農業用ビニールが使用されていることが多いため、一般的にビニールハウスと呼びます。その他、プラスチックハウスと呼ばれる場合もあります。

農業用ハウスの使用用途

農業用ハウスは、主に農業を行う際に気候変動の影響を抑える目的で使われます。農業ハウスを利用することで、作物に合った温湿度や水分量、日照時間などの調整が可能です。

また、天候の変化から作物を守ることで、収益性の改善したり収穫時期をずらしたりすることもできます。

農業用ハウスの特徴

長所

1. 天候に左右されない栽培ができる
農業用ハウスを用いることで、作物にとって最適な環境下での栽培が可能になります。そのため、天候に左右されず、安定した収量の確保に役立ちます。

また、風雨の強い日なども、農業用ハウス内であれば天候の影響を受けないため、快適に作業することが可能です。さらに、降雪地域では通常屋外での作業ができない冬の時期でも作物の栽培が可能になります。

2. 病害虫のリスクを軽減できる
農業用ハウスには、病害虫から作物を守ってくれるメリットもあります。これは農業用ハウス内が閉鎖的な環境であるため、病害虫の侵入経路が限定されるからです。また、病害虫が発生したとしても、被害を最小限に抑えることができます。

さらに、病害虫が少ないと農薬を使用する頻度も減少するため、コストの削減にも繋がります。

3. 出荷時期を調整できる
農業用ハウスを用いることで、人為的な温度管理により収穫時期を調整することも可能です。適切な管理には技術が必要ですが、時期をずらして出荷できれば、収入の増加も見込めます。

短所

1. コストがかかる
農業用ハウスは、初期費用だけでなくその後の維持やメンテナンスにもお金がかかります。具体的には、ビニールハウスのビニールは少なくとも数年に1度は張り替えが必要です。

2. 連作障害が起こりやすい
ハウス栽培では栽培する作物を変更しにくいため、連作障害に注意が必要です。連作障害とは、同じ場所で同じ作物を繰り返し栽培することで、特定の病原菌や病害虫が増える障害です。農業用ハウスを用いる場合は、連作障害が起きないよう事前に対策しておくことをおすすめします。

3. 被災時の復旧に時間がかかる
農業用ハウスは、台風や積雪などの影響で破損した場合、復旧に時間がかかります。個人で修復できる範囲であればそれほど影響はないかもしれませんが、専門業者に依頼するとなると必ずしも即日対応してもらえるとは限りません。農業用ハウスを設置する場合は災害時に備え、最低限の準備をしておくことが大切です。

農業用ハウスの種類

1. ガラスハウス

ガラスハウスは鉄骨ハウスとも呼ばれ、被覆にガラスや硬質フィルムを使用した農業用ハウスです。耐久性に優れており、20年以上使用できる場合もあります。頑丈な構造により、風の強い場所や、積雪が見込まれる地域でも安心して利用することが可能です。

2. ビニールハウス

ビニールハウスは、農ビと呼ばれる農業用塩化ビニールのフィルムや硬いプラスチック系のフィルムなどを被覆に使用した農業用ハウスです。ガラスハウスと比べると設置費用が安価な反面、衝撃に弱く台風などの被災時にリスクがあります。

農業用ハウスの選び方

1. 作物の栽培方法に適しているか

農業用ハウスは耐久性以外にも、保温性や通気性などは種類によって異なります。作物によって栽培方法は異なるため、栽培する作物に適した農業用ハウスを選ぶ必要があります。また、光を通しやすさについても、事前に確認しておくことが大切です。

2. 周辺環境に適しているか

農業用ハウスの屋根の構造には、丸型と屋根型があります。耐久性に優れているのは丸型ですが、積雪地域においては雪が落ちやすい屋根型の方が倒壊等のリスクを抑えることが可能です。このように、設置場所の環境も種類を選ぶ際の重要なポイントになります。

3. 価格と用途が見合っているか

様々な製品がある農業用ハウスですが、全てを高機能にすると設置費用が際限なく膨らみます。また価格を重視しすぎて必要な機能が備わっていないものを選んでしまうと、かえって効率が悪くなってしまうこともあります。価格と用途のバランスをみながら、比較検討することが大切です。

農業用ハウスの使い方

農業用ハウスは、ハウス内で作物を栽培する際に使います。新しく設置する場合は自作する方法もありますが、専門の施工業者に依頼すると安心です。

また、自治体によっては、農業用ハウスの建設等に対して補助金や助成金の制度がある場合もあります。導入を検討する場合は、事前に確認しておくと良いでしょう。

農業用ビニール

農業用ビニールとは

農業用ビニール

農業用ビニールとは、名前の通り農業用に使われるビニールで、ビニールハウスやトンネルに使用するものです。

農業用ビニールは、主にポリ塩化ビニール (PVC) や塩化ビニール樹脂を主原料としたフィルムが使われています。保温・保湿・防塵など様々な特徴の性能を持つものなどがあり、栽培する作物や気候の特徴に合わせて適したものを選ぶことで、作業効率の向上や収穫量の向上、病害虫の抑制などの効果が得られます。

農業用ビニールの使用用途

農業用ビニールは、被覆資材として使用されます。使用される箇所は、ビニールハウスやトンネルなどです。

主に塩ビと呼ばれるポリ塩化ビニルを主原料としており、比較的安価で手に入りやすい材料です。様々な加工や薬剤添付、着色などを行い、付加効果のある製品が開発されており、中には高価なものもあります。

一般的に、透明なものと梨地加工されたものがあり、透明なものはよく光を通し昇熱効果が高いことが特徴です。また、梨地加工されたものは、光を散乱させ透過を調節し、ハウス内への光ムラが軽減される効果があります。

農業用ビニールの特徴

長所

農業用ビニールの主な特徴は、保温性に優れていることです。農業用ビニールの主原料であるポリ塩化ビニルは合成樹脂の一種で、高い保温効果を持っています。

農業用ビニールの保温性を利用することで、ビニールハウスやトンネル栽培では外気温などの環境に左右されにくく、安定して栽培を行うことができます。この特徴から、寒さに弱い作物や通年を通し需要の高い作物を栽培するにあたり、外部環境から作物を守る働きを担います。

短所

ポリ塩化ビニルを用いた農業用ビニールは耐候性が弱く、雨や風、紫外線などの天候や気温の変化により劣化しやすいことが短所です。劣化した農業用ビニールは、強風など強い刺激にさらされると大規模に破損することが多くあります。

栽培している作物だけでなく、隣接するハウスやトンネルに二次被害をもたらす可能性があるため、小規模でも破れた場合は迅速な対応が必要です。

農業用ビニールの種類

農業用ビニールにはポリ塩化ビニル製のものだけでなく、より耐候性に優れた農業用ポリオレフィン系フィルムや、フッ素樹脂製のものもあります。また、様々な加工が施されたものも存在します。

1. 一般農ビ

光をよく通す透明と、光を散乱させ光ムラを抑制し、ベタつきが少なく作業性の良い梨地があります。

2. 長期展張向き農ビ

一般農ビに比べ厚みがあり、また防塵性の強い加工を施すことにより耐久年数を伸ばしたものです。

3. 保温力強化農ビ

赤外線吸収材を添加することにより、一般のものより保温効果が強いです。

4. 霧モヤ抑制農ビ

湿度の高い環境下でハウス栽培を行う際に、ハウス内での霧やモヤの発生を抑制する効果があります。

5. 防塵農ビ

外側に加工が施されており、塵の付着を防ぐことが出来るため耐候性に優れます。

6. 着色農ビ

ビニールに着色し、紫外線吸収剤を加えることで透過する光の質をコントロールすることができます。

7. 作物別特殊農ビ

ナスやイチゴなど、特定の作物の栽培を対象に用います。

農業用ビニールの選び方

農業用ビニールは材質、特性によりそれぞれ必要なコストが異なります。そのため、機能面だけでなく、価格で比較することも重要です。耐候性によって張替えの頻度が変わってくるので、ランニングコストも考えながら運用スタイルに合った農業用ビニールを選択する必要があります。

また、材質により光線透過率や持続性、分光特性も異なります。予算に余裕がある場合は、栽培する作物や地域の気候に合わせて選ぶと、より良い状態での栽培が可能になります。

農業用ビニールの使い方

農業用ビニールは、ビニールハウスやトンネルを作る際に、支柱に被せる被覆資材として使用します。どちらの場合も日当たりが良く、あまり強い風の吹かない場所に支柱等を設置し、ビニペットレールやパッカーで農業用ビニールを固定します。

たるみやゆるみがあると、光の透過量がまばらになったり、支柱からビニールが外れてしまったりする恐れがあるため、注意が必要です。

六角ニップル

六角ニップルとは

六角ニップル

六角ニップル (英: Hexagon Nipple) とは、ねじ込み式管継手 (ねじ込み継手) の1種で、中央部分が六角形状で両端がおすねじが加工されているニップルです。

水、油、蒸気、空気、ガスなどの一般配管に用いるねじ込み式管継手で、めすねじを持つ管継手や機器を接続するために使用します。ニップルとは、JIS B0151 鉄鋼製管継手用語です。「直線軸の両端におねじが切ってある管継手」と規定されています。

なお、JIS規格ではニップル中央部分の形状は全てが六角形ではありません。呼び径が3/4B (20A) より大きい場合は、六角形または八角形のいずれでも良いと規定されています。

六角ニップルの使用用途

六角プラグ_図1

図1. 六角ニップルの使用例

六角ニップルは、工業用配管から一般的なガス配管など、幅広くさまざまな場面で使用されています。特にねじ込み接続のため、組み立ておよび分解のどちらも施工が容易です。しかし、ねじ部から漏洩する可能性があり、高圧流体用配管では使用されていません。

六角ニップルの六角部分をレンチやスパナなどで掴み、ニップルを容易に十分な締め付けを行うことが可能なため、汎用的に配管接続に用いられている管継手です。

六角ニップルの原理

配管の接合方法は、ねじ込み接続、差し込み接続、フランジ接続、溶接接続があり、六角ニップルはねじ込み接続で接合する管継手の1種です。

六角ニップルの両端ねじ部の仕様は、管用テーバねじ (Rねじ) です。したがって、六角ニップルは管用テーパねじ (Rねじ) もしくは管用平行ねじ (Rpねじ) のめねじを使用している管継手や機器を直線的に接続するために使用します。

それぞれの種類のねじは、下記JIS規格で規定されています。

  • JIS B0202 管用平行ねじ
  • JIS B0203 管用テーパねじ

六角ニップルの種類

六角プラグ_図2

図2. 六角ニップルの形状による種類

1. 形状による分類

前述したように、中央部分の形状は六角形と八角形があり、呼び径が3/4B (20A) より大きい場合は、六角形ではなく八角形になっている場合があります。

2. 同径・径違い

六角ニップルは、両端のねじが同じ大きさ呼び「同径六角ニップル」と、異なる大きさ呼びの「径違い六角ニップル」があります。一般に同径の場合は「同径」を省略されていることが多いです。径違い六角ニップルの両端ねじは、偏心はなく同心となります。

3. 材質による分類

六角ニップルの材質は、JIS規格で下記の種類があります。

  • JIS G5705 可鍛鋳鉄品 Malleable iron castings
  • JIS G5121 ステンレス鋼鋳鋼品 Corrosion-resistant cast steels for general applications
  • JIS G3214 圧力容器用ステンレス鋼鍛鋼品 Stainless steel forgings for pressure vessels
  • JIS G4303 ステンレス鋼棒 Stainless steel bars

ステンレス鋼製の場合は、 上記の規格内のオーステナイト系ステンレスに限られています。

六角ニップルのその他情報

1. 六角ニップルの規格

六角ニップルの規格は下記のとおりです。

  • JIS B2301 ねじ込み可鍛鋳鉄製管継手
  • JIS B2308 ステンレス鋼製ねじ込み式管継手
  • ISO 49 Malleable cast iron fittings threaded to ISO 7-1
  • ISO 4144 Pipework – Stainless steel fittings threaded in accordance with ISO 7-1
  • ANSI/ASTM B16.11 Forged Fittings, Socket-Welding and Threaded

六角ニップルの六角 (もしくは八角) 部の二面幅は、使用する工具により決まりますが、JISでは規定されていません。なお、バレルニップル、クローズニップル、ロングニップルは、下記JIS規格で規定されています。

  • JIS B2302 ねじ込み式鋼管製継手 Screwed type steel pipe fittings

2. 管継手の大きさの呼び

六角ニップルなど管継手の大きさの呼びは、JIS B0203 管用テーパねじ に基づいて呼びます。しかし、呼びにはR の記号は付けません。管継手の大きさの呼びと、管 (パイプなど) の呼び径 (A) およびISO 6708 Pipework components – Definition and selection of DN (nominal size) (DN) との対応を、下記表に示します。

管継手の大きさ呼び

1/8

1/4

3/8

1/2

3/4

1

1-1/4

1-1/2

2

2-1/2

3

4

呼び径 (A), (DN)

6

8

10

15

20

25

32

40

50

65

80

100

3. 六角ニップル以外のニップル

六角プラグ_図3

図3. 六角ニップルとその他ニップルの形状

ニップルには六角ニップル以外に、バレルニップル、クローズニップル、ロングニップルなどがあります。どちらも六角形状の部分がないため、パイプレンチなどを使って掴み締め込みますが、作業性はあまりよくない構造です。

しかし、バレルニップルとクローズニップルは接続される継手や機器を最短間隔で接続できるのが利点です。ロングニップルは、その逆に少し距離を離して接続することができます。

アニマルガード

アニマルガードとは

アニマルガード

アニマルガードとは、農作物を害獣から守り、撃退することができる柵のことです。

アニマルガードネットや防獣ネットとも呼ばれています。農業分野においては、害獣から農作物を守る際に使用されています。

アニマルガードの使用用途

前述した通り、アニマルガードの主な用途は害獣から農作物を守ることです。獣害の種類や被害の程度により、適切な種類のものを選ぶ必要があります。

アニマルガードの特徴

長所

1. 簡単な仕組みで害獣の侵入を防げる
アニマルガードの仕組みは、いたってシンプルです。そのため、農業の現場はもちろん、家庭菜園などでも利用しやすい特徴があります。設置に労力はかかりますが、1度設置してしまえば長く効果を期待できるのもメリットの1つです。

2. 用途によって種類を選べる
アニマルガードは種類が豊富です。撃退したい害獣の種類によって、素材や大きさ、特徴などを選ぶことができます。ネット柵であれば安価で設置も簡単なので、手軽に利用を始めたい方にもおすすめです。

短所

1. サイズが合わないとガードできない
アニマルガードは、サイズが合わず隙間ができてしまうと害獣が侵入する原因になります。また、反対に大きすぎるものだと、道にはみ出して通行の妨げになり、事故の原因にもなりかねません。購入を検討する際には、使用場所の環境などに配慮し、過不足ないサイズのものを選ぶことが大切です。

2. 定期的にメンテナンスが必要
アニマルガードは設置して終わりではなく、設置後も定期的に見回りをすることが大切です。害獣によっては、何度かやって来るたびに少しずつネットを噛んで大きな穴を開けたり、土を掘って支柱を倒して侵入したりする場合があります。アニマルガードを設置したからといって安心するのではなく、劣化などがあれば随時メンテナンスが必要です。

アニマルガードの種類

1. ネット柵

ネット柵は軽量かつ取り扱いが簡単で、女性や初心者でも設置しやすいのが特徴です。材質はポリエチレン製のものが多く、安価で耐久性に優れていますが、強度は期待できません。正しく設置すれば、イノシシやシカを含むほぼ全ての害獣の侵入を防ぐほか、使い方次第では空から飛来するカラスやハトなどの害鳥の侵入も防ぐことが可能です。

玄関先やベランダに頻繁に鳥がやってきたり、巣を作られたりしやすい場合には、事前にネット柵を設置することで、ふん対策にも役立ちます。鳥が巣を作ってしまうと、鳥獣保護法により駆除ができなくなってしまうため、飛来が予想される場合は事前の対策が必要です。

2. 電気柵

害獣に電気ショックを与えて撃退する柵です。人間はもちろん動物の命にかかわるようなものではありませんが、サルやクマなど大型の害獣にも効果的です。その反面価格が高く、設置と撤去の作業も煩雑になります。業者に依頼して設置する場合が多く、依頼コストも考慮して購入することが大切です。

3. 金属柵

鉄製のワイヤーで作られており、一度設置してしまえば、長期的に害獣の侵入を防ぐことができます。また、丈夫な素材のため、害獣に噛み切られてしまう心配もありません。設置にはコストも時間もかかるため、害獣を特定して、効果的であると判断した場合のみ使用するのがおすすめです。

アニマルガードの選び方

1. 網目の大きさ

アニマルガードを購入する際には、まず網み目の大きさが適切なものを選ぶことが大切です。編み目は5cm以下を選ぶと、幅広い種類の害獣の侵入を防ぐことができます。

2. 頑丈さ

金属柵など丈夫なものを選んでおくと、害獣がネットにぶつかったり、噛みちぎろうとする場合にも安心です。ネット柵を選ぶ場合には、糸が太いものや結び目のない無結束のネットを選ぶのがおすすめです。

3. 高さ

害獣を特定している場合は、害獣によって高さを選ぶことが大切です。イノシシは1m程度、シカは1.5m程度の柵であれば簡単に飛び越えてしまいます。害獣に飛び越えられることがないよう、少し高めの柵を選ぶと安心です。

アニマルガードの使い方​​

アニマルガードを使用する際は、まず周りを囲むように支柱を設置します。間隔が広すぎるとネットが張りづらかったり、たわんだ隙間から害獣が侵入してしまう場合もあるため注意が必要です。支柱と支柱の間に柵を設置して固定すれば、アニマルガードの完成です。

雑草シート

雑草シートとは

雑草シート

雑草シートとは、雑草を生やしたくない場所に敷くことで、雑草の成長を抑えてくれるシートのことです。「防草シート」「除草シート」という名称でも多くのメーカーから販売されています。

雑草シートを敷くことで、食物の成長に必要な光を遮断し、光合成を阻みます。その結果、光合成を行えなくなった雑草は枯れていきます。長期間に渡り効果が続くため、中腰で行うなど、体力的に辛い草取り作業を大幅に減らすことができます。

また除草剤を使うことがないので、小さなお子さんやペットがいるご家庭でも安心して使用することができます。

雑草シートの使用用途

雑草シートの主な用途は、雑草の成長・繁殖を抑えることです。現在多くのメーカーから、さまざまな種類の雑草シートが販売されています。用途に応じて、適した雑草シートを選ぶことで長く使用することができます。

雑草シートは、主に「織物」「不織布」の2種類に分けることができます。アシやチガヤのような葉先の尖った雑草には、不織布の雑草シートが適しています。

また、雑草シートの材質には、「ポリプロピレン」「ポリエチレン」「ポリエステル」が使用されています。材質により、耐用年数に差が出てきます。ポリエステル製の雑草シートは、費用は高いですが、熱や紫外線に強く、長く持ちます。

ナイロンカッター

ナイロンカッターとは

ナイロンカッター

ナイロンカッターとは、金属製のカッターの代わりに用いるナイロン製のカッターのことです。

主に草刈り機の先端に取り付けて使用します。細長いコード状のナイロンカッターを高速で回転させることで、ムチのように叩きつけながら草を刈り取る仕組みです。

ナイロンカッターの使用用途

ナイロンカッターは、主に金属刃を用いて草刈りするには危険がともなう場所での草刈り作業に使用されます。具体的には、コンクリート塀や鉄柵の付近、石の多い場所などです。

金属刃での草刈りが危険な場所においても、ナイロンカッターを用いることで安全に作業を進められます。

ナイロンカッターの特徴

長所

1. 安全性が高い
ナイロンカッターの長所としては、草以外のものに当たったとしても、大きな損傷や怪我に繋がりにくいことが挙げられます。金属刃では石やコンクリートに当たった場合、当たった物体が損傷するだけならまだしも、破片が飛んで人的被害が発生することも少なくありません。

そのため、壁際や石の多い場所の草を刈り取りたい場合は、ナイロンカッターを用いることで安全性が向上します。

2. キックバックの心配がない
キックバックとは、金属刃の草刈り機やチェンソーを使用している際に、駆動力の強さによって突然機械が強い力で跳ね飛ばされる現象です。使用者がその瞬間に反応して危険を回避することは非常に難しく、場合によっては体の部位を切断してしまったり、命に関わる危険性もあります。

ナイロンカッターを用いることで、キックバックの心配がなくなり、作業に集中することができます。

3. 刃こぼれの心配がない
ナイロンカッターは回転するコードにより草を刈る仕組みなので、刃こぼれの心配がありません。金属刃の場合、切れ味を維持するためにも定期的に刃を研ぐなどのメンテナンスが必要です。また、刃こぼれが原因で事故が発生することもあります。

ナイロンカッターはこのような心配がなく、切れたりすり減ったりした場合にかぎり交換が必要です。

短所

1. 硬いものに当たると危険
安全性の高いナイロンカッターですが、危険性がないわけではありません。例えば、小石などに接触すると、接触物が勢いよく飛散することがあります。ナイロンカッターは金属刃と比較すると安全性が高いとはいえ、使い方次第ではリスクにもなりうることを念頭に置いて作業することが大切です。

2. 切れ味が金属刃に劣る
ナイロンカッターの切れ味は、金属刃に劣ります。そのため、草刈りにおいて、ナイロンカッターはススキなどの硬い植物には不向きです。硬い植物の多い山や森で作業する場合は、金属の刃の方が役立ちます。

3. こまめなメンテナンスが必要
ナイロンカッターの使用にあたっては、こまめなメンテナンスが必須です。メンテナンスを怠ればエンジンやその周辺部品を痛めてしまう原因にもなるため、金属刃のメンテナンス以上に気を配る必要があります。

具体的には、使用後のこまめな点検やエンジン回りの清掃、ナイロンのコードを必要以上に伸ばして使わないことなどが大切です。

ナイロンカッターの種類

1. 形状

ナイロンカッターは形状によって、丸型、角型、のこ型、スパイラル型の4種類に分類されます。丸型は最も一般的な形状で、耐久性と安全性に優れています。

角型は角があるため、丸型よりも切れ味が良いのが特徴です。のこ型はノコギリのような形状で切れ味が非常に優れており、スパイラル型は切れ味が良いことに加えて動作音が静かなことが特徴です。

2. 取り付け方

ナイロンカッターの取り付け方によって、差し込み式と繰り出し式の2種類に分類することができます。差し込み式は、ナイロンカッターをリールに挿し込んで使うタイプです。軽量で持ち運びに便利な反面、交換の頻度はやや多くなります。

繰り出し式は、ナイロンカッターを巻きつけたリールを本体にセットして使うタイプです。消耗した場合はリールから繰り出すことで、新しいナイロンカッターが出てきます。そのため交換の頻度が少なく済むことが特徴です。未使用のナイロンカッターが本体に収納されているため、やや重量が大きいことが難点です。

ナイロンカッターの選び方

ナイロンカッターは形状や取り付け方によって、期待できるメリットに違いがあります。例えば、耐久性を重視する場合には丸型、切れ味を重視する場合にはのこ型がおすすめです。

また、手で持ち運ぶ距離が長い場合には軽量である差し込み式がおすすめな反面、交換の頻度が高くなるデメリットがあります。それぞれの特性を理解したうえで、目的に合った種類のものを選ぶことが大切です。

玉ねぎネット

玉ねぎネットとは

玉ねぎネット

玉ねぎネットとは、口ひものついたネット袋で、野菜や果物などの収穫物の小分けや保存、運搬用に使われるネットです。

玉ねぎネット以外にも、野菜ネット、ネット袋、出荷ネット、収穫ネットなど様々な名前で呼ばれます。色やサイズも様々で、10kgなど耐荷重の重量で示されることが多いのが特徴です。

玉ねぎネットの使用用途

玉ねぎネットの使用用途は、玉ねぎなどを入れて保存することです。収穫された野菜や果物を小分けにして保存したり、運搬したりする際に使用します。

玉ねぎに使用するものとしては、玉ねぎがより鮮やかに見えるオレンジ色のネットが一般的です。この他にも、緑色や白色などのネットがあります。

玉ねぎネットの種類

玉ねぎネットは大きさによって種類が豊富です。対応重量で表記されることも多く、数kg用のものから数十kg用のものまで、幅広く販売されています。

また大きさ以外の特徴として、口紐付きのものや、ファスナー付きのものなどがあります。頻繁に開け閉めする場合などは、このようなタイプのものを用いると非常に便利です。

玉ねぎネットの選び方

玉ねぎネットを選ぶポイントとしては、中に入れたい作物の大きさや重量に合ったサイズのものを選ぶことが大切です。さらに少しコストはかかりますが、口紐やファスナーが付いているタイプのものを選べば、開け閉めの際のストレスは軽減されます。

購入する玉ねぎネットの特徴が使用目的に合っているか、事前に確認しておくことが大切です。

玉ねぎネットの特徴

長所

1. 通気性が良い
玉ねぎネットの最大のメリットとしては、通気性が良いことが挙げられます。一般的に、玉ねぎの保存方法としては、風通しがよく直射日光に当たらない場所で吊るして保存する方法が最適です。また、収穫後の玉ねぎをしっかりと乾燥させることで、害虫被害の防止にも繋がります。

少しでも表面に水分が残っていたり、湿気が原因で傷んだりした玉ねぎは、害虫を引き寄せてしまう場合があるため注意が必要です。

2. 収穫物を小分けにできる
収穫直後の玉ねぎは水分量が多く、風通しの良い日陰で乾燥させる必要があります。水分量の多い状態で玉ねぎを箱や袋に入れてしまうと、湿気が溜まって玉ねぎが傷んでしまう原因になるからです。

玉ねぎネットに入れて保存することで、乾燥させつつ保存できるようになります。長期保存が可能となり、フードロスの削減にも繋がります。

3. 玉ねぎを美味しく保存できる
玉ねぎネットを用いることで、玉ねぎをより美味しく保存できます。乾燥が進むことで、玉ねぎの旨みが凝縮されるからです。

湿度が高まると、芽が出る原因になるだけでなく、栄養と風味の劣化を引き起こします。玉ねぎネットを用いることで、水分量の多い品種でも比較的長い間、美味しく保存できるようになります。

短所

1. 収穫物を保護できない
玉ねぎネットのデメリットとしては、玉ねぎ本体を保護できないことが挙げられます。玉ねぎネットは形状を保持できないため、たくさん入れすぎると玉ねぎ同士の摩擦で玉ねぎが痛んでしまいます。

また、吊るして保存する場合も、入れすぎると落下の原因になることがあります。玉ねぎネットには、適量を入れて使用することが大切です。

2. 害虫から保護できない
害虫から保護できない点も、玉ねぎネットのデメリットとして挙げられます。玉ねぎネットに気密性がないためニオイで害虫を引き寄せてしまうこと、またネットの隙間から害虫が侵入しやすいことが原因です。

害虫被害を防ぐためにも、収穫後の玉ねぎは早急に乾燥させ、ニオイの防止に努めることが大切です。

玉ねぎネットのその他情報

玉ねぎネットの活用方法

玉ねぎネットの活用方法として、自宅で玉ねぎを保存する場合は、玉ねぎが数珠つなぎのようになるようにネットに入れて保存する方法がおすすめです。具体的には、ネットに玉ねぎを1つ入れるごとに、入れた玉ねぎの上でネットをひと結びします。

結び目の上から次の玉ねぎを入れる作業を繰り返すことで、数珠つなぎのような外観になります。この方法だと玉ねぎ同士が重なり合わないため、湿気がこもりにくいことに加えて、玉ねぎを1つずつ使用する際にも大変便利です。

折りたたみ作業台

監修:山金工業株式会社

折りたたみ作業台とは

折りたたみ作業台

図1. 折りたたみ作業台

折りたたみ作業台とは、天板と脚部によって構成された作業用の台です。

台そのものは家庭用ダイニングテーブルや会社で使用される応接テーブルや会議用の机とは異なります。外観のデザインよりも折りたたむ機能があり天板に積載する物の質量や、作業によって発生する荷重・衝撃に耐えられる機能を優先した製品です。

種類は主に脚部が天板と平行な位置関係に折りたたまれてコンパクトになる仕様と、天板そのものが2つに折れて収納できる商品の2種類が存在します。また、天板の均等耐荷重は約100kgから200kgまでの種類がありほとんどの軽量作業はこの作業台で対応できます。

折りたたみ作業台の使用用途

折りたたみ作業台の使用場面

図2. 折りたたみ作業台の使用場面

折りたたみ作業台は、折りたたみ機能が生かせる場面で使用されます。

例えば、作業台を加工や検品・組立てに使用した後に折りたたんで移動させ、出荷エリアやストックエリアなどで再度広げて使用するなど、用途に合わせた活用が可能です。必要な時に出して使用し、不要になればコンパクトに片付けて収納することができます。

折りたたみ作業台の原理

一般的な作業台の構造は天板と天板を支える天枠部材と全体を支える脚部 (鳥居脚) で成り立ち、横揺れを防止するために脚部にはツナギパイプという間口方向に取付ける部材で剛性を保つ構造になっています、

しかし、折りたたみ作業台は脚部構造に大きな特徴があります。バネの伸縮機能を利用してスムーズな脚部の開閉を可能にし、折りたたみの機能と一定の強度を両立しています。

そのため横揺れ防止のツナギパイプや天板を支える天枠部材をボルト等で取付ける手間がなく、工具不要で作業台の開閉が可能になります。

折りたたみ作業台の種類

折りたたみ作業台の種類は下記の通りです。

1. 折りたたみタイプ

折りたたみタイプは工具なしでコンパクトに折りたため、積み重ねて効率よく収納できます。足掛けがないため使う場所を選ばず、1人でも持ち運ぶことが可能です。

2. フライトタイプ

フライトタイプは、中心で折りたたんでコンパクトに収納でき、必要な時だけキャスターで移動します。収納するときは最初にアジャスターを浮かせ半分に折りたたみます。天板を広げる時はロックを外してゆっくり広げます。

本記事は折りたたみ作業台を製造・販売する山金工業株式会社株式会社様に監修を頂きました。

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昇降作業台

監修:山金工業株式会社

昇降作業台とは

昇降作業台

昇降作業台とは、一般的な作業台と同様に天板と脚部によって構成された作業用のテーブルですが、異なる点は天板の高さを調整できる機能を有する点です。

「昇降」の機能内容は各タイプによって異なりますが、ハンドルを手動で回すことによって任意の高さに調整する事ができるタイプ、脚部シリンダー内に刻まれている溝にバネの力によって別の突起部材を押し付ける事によりスライド&固定を繰り返すラチェット昇降機能タイプ、固定されているボルトナットを外して任意の位置で再度固定するタイプ、他には電動式やガスシリンダー式などがあります。

昇降作業台の使用用途

昇降作業台の用途は、立ち作業を行う際に使用されるケースが非常に多く見られています。

なぜ立ち作業の現場で多く採用されているかは「作業効率」「身体的疲労軽減」「複数の人での交代制対応」がその理由となります。

つまり、作業者の身長と作業台の天板の高さの位置関係が適正でなければ辛い姿勢での作業を強いられることになり、作業効率は悪くなり、身体的疲労を引き起こすことになります。また2~3交代制の現場では前に使用していた作業者と身長が異なれば自分の身長に合うように作業台の高さを調整したいというニーズが生まれます。

このようなニーズは作業者側からはなかなか要望として出されることが少なく潜在的ニーズとして埋もれがちになります。これからの雇用者側が優位になる傾向に向かっている時代においては雇用する側として、このような点に目を配り労災を引きおこさないように心がける事が大切です。

昇降作業台の原理

1. ハンドル式昇降タイプ

ハンドルを回すことによって昇降パーツから水平方向及び垂直方向に回転力が加わりハンドル1回転につき約2mmの割合で天板が昇降します。

2. ラチェット式昇降タイプ

脚部シリンダー内に刻まれている溝にバネの力によって別の突起部材を押し付ける事によりスライド&固定を繰り返す構造であり、天板を手で持ち上げると20mm単位でカチカチと位置が変えられ、最上段まで上げ切るとストッパーが外れてゆっくりと下がります。

3. ボルト固定タイプ

高さを調整する際は固定しているボルトを外すことで脚部のスライド足を移動させ希望する位置でボルト穴を合わせて再度固定し締め込みます。

また、豊富なサイズバリエーションを実現させたり、輸送コストを抑え大量の在庫ができるようにノックダウン方式(組み立て式構造)がとられており、発送先現地にて組み立てを行います。

 

天板表面素材の違いによる用途拡大

1. 低圧メラミン化粧板

パーチクルボードを芯材とし、メラミン含侵シートを熱圧一体成型した化粧板です。表面硬度は7Hです。

2. ポリエステル化粧合板

パーチクルボード芯とペーパーコア芯により非常に軽く移動も苦になりません。表面硬度は3Hです。

3. 塩ビシート

パーチクルボードに塩ビシートを貼った天板です。弾力性がありワークへのキズを防ぎます

4. メラミン化粧板

メラミン化粧板は硬度があり、芯材はパーチクルボードやペーパーコア仕様で耐荷重別に様々です。表面硬度は8Hです。

5. スチール

粉体塗装を施した金属製天板です。強度は高いですが鋭利なもので引っかくと表面の塗膜にキズが付きますのでご注意ください。

6. ステンレス

SUS304材は耐腐食性、耐薬品性に優れています。表面はヘアライン仕上げで美観に優れます。硬度は高いですが鋭利なもので引っかいたり、積載物のこすれにより細かなキズが付くことがあります。

 

本記事は昇降作業台を製造・販売する山金工業株式会社株式会社様に監修を頂きました。

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