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sm400bについての概要、用途、原理などをご説明します。また、sm400bのメーカー9社一覧や企業ランキングも掲載しておりますので是非ご覧ください。sm400b関連企業の2024年10月注目ランキングは1位:日鉄スチール株式会社、2位:中部鋼鈑株式会社、3位:JFEスチール株式会社となっています。
sm400bとは、溶接構造用圧延鋼材で、平成2年以前はsm41bという名称が使われていました。
sm400aとの違いは、衝撃保証値(シャルピー吸収エネルギー)です。sm400aに衝撃保証はありませんが、sm400bは27Jの衝撃保証が付いています。
成分の規定にも違いがあります。sm400aは5成分全てが規定されているわけではありませんが、sm400bは全ての成分が厳しく規定されています。sm400aに比べて、炭素量を若干少なくして、マンガン量を高めることで低温じん性の改善をしています。
先頭についているsmは、sは鋼(Steel)、mは船舶を意味する(Marine)の頭文字に由来しています。語尾についている記号は、シャルピー吸収エネルギーの値で分類されています。aは規定なし、bは 27J( 0℃ )、c は 47J( 0℃ )です。材料の粘り強さを表わす指標になっていて、この値が大きいほど粘り強いとされています。
sm400bは、比較的市中でも手に入り易く、高い靭性を持ち、各種プラントやタンク、車両、産業機械などで使用されています。また、冷地での車両・建設機械など、重要な箇所で使用される場合も多いです。sm400は、約0~350℃で使用することができます。
sm材と呼ばれているものは、昔は船体に使用されることがほとんどでした。しかし、現在は産業機械やパイプライン、発電プラントなど社会インフラにも欠かせない重要な素材となっています。
5成分全てが規定されているので、溶接性も非常に良好です。通常は圧延のままで製造されます。sm400aより 炭素を少なくした設計で、 27Jの衝撃保証がされており、低温靱性・溶接性を考慮した設計です。400N 級の鋼種の中では信頼性の高いものとなっています。
sm400bはsm400aのアップグレードとして使用することもできます。しかし、sm400bの代わりにsm400aを使用することはできません。化学成分、衝撃保証(シャルピー吸収エネルギー)の問題から鋼種としての技術的に難しいとされています。
*一部商社などの取扱い企業なども含みます。
2024年10月の注目ランキングベスト6
注目ランキング導出方法順位 | 会社名 | クリックシェア |
---|---|---|
1 | 日鉄スチール株式会社 |
28.6%
|
2 | 中部鋼鈑株式会社 |
14.3%
|
3 | JFEスチール株式会社 |
14.3%
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4 | 株式会社中山製鋼所 |
14.3%
|
5 | 新関西製鐵株式会社 |
14.3%
|
6 | 株式会社神戸製鋼所 |
14.3%
|
注目ランキング導出方法について
注目ランキングは、2024年10月のsm400bページ内でのクリックシェアを基に算出しています。クリックシェアは、対象期間内の全企業の総クリック数を各企業のクリック数で割った値を指します。社員数の規模
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