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産業用SSDのメーカー9社一覧や企業ランキングを掲載中!産業用SSD関連企業の2025年5月注目ランキングは1位:ADLINKジャパン株式会社、2位:テックウインド株式会社、3位:TDK株式会社となっています。 産業用SSDの概要、用途、原理もチェック!
産業用SSD (Solid State Drive) は、産業用の装置や機器に組み込まれる産業用途に特化したSSDです。
SSDは、機器に内蔵するメモリーチップに必要なデータを読み書きしますが、衝撃に強く、データの読み書き速度が速い、チップ自体のサイズが小さいなどの特徴があります。産業用SSDはそれらの特徴をさらに高性能にした記録媒体で、過酷な環境下での利用や、高い信頼性・耐久性が求められる産業用途に特化したSSDです。
NANDフラッシュメモリの品質やコントローラーの設計、ウェアレベリング技術などによって高耐久であることが実現され、過酷な温度環境下でも安定して動作するように設計されています。
2025年5月の注目ランキングベスト8
順位 | 会社名 | クリックシェア |
---|---|---|
1 | ADLINKジャパン株式会社 |
25.0%
|
2 | テックウインド株式会社 |
16.7%
|
3 | TDK株式会社 |
16.7%
|
4 | 佐鳥SPテクノロジ株式会社 |
8.3%
|
5 | マイクロンメモリジャパン株式会社 |
8.3%
|
6 | Kingston Technology Corporation |
8.3%
|
7 | アドバンテック株式会社 |
8.3%
|
8 | 株式会社アドテック |
8.3%
|
3 点の製品がみつかりました
3 点の製品
産業用SSD (Solid State Drive) は、産業用の装置や機器に組み込まれる産業用途に特化したSSDです。
SSDは、機器に内蔵するメモリーチップに必要なデータを読み書きしますが、衝撃に強く、データの読み書き速度が速い、チップ自体のサイズが小さいなどの特徴があります。産業用SSDはそれらの特徴をさらに高性能にした記録媒体で、過酷な環境下での利用や、高い信頼性・耐久性が求められる産業用途に特化したSSDです。
NANDフラッシュメモリの品質やコントローラーの設計、ウェアレベリング技術などによって高耐久であることが実現され、過酷な温度環境下でも安定して動作するように設計されています。
産業用SSDの使用用途は製造業や寒暖差の激しい極地、医療機器など高耐久、高品質が必要な箇所に組み込まれます。
その適用範囲は据え置き型の大型装置から、持ち運びが容易なポータブル機器に及びます。
これまでは産業分野で使用されることの多かったSSDですが、近年はオフィス製品や家電などにも適用されるようになってきました。
私たちの身近な製品にも高耐久、高速性がより求められるようになったということです。
産業用SSDは一般のSSDとほぼ同じですが、以下のような違いがあります。
1つは幅広い温度範囲でも使用できる高耐久性です。基本は0~85℃程度の温度範囲を持ちますが、温度拡張版もありマイナス30~85℃で動作するものもあります。
2つ目は長期利用可能の実現です。産業用に使用するSSDは絶えずデータの読み書きを繰り返し、かつ膨大なデータを保存しますが、メモリーチップも摩耗していき故障します。
そのため1つのセルに1バイトのデータを保存できるSLCを採用しています。SLCは非常に高い耐久性と信頼性を持つ反面、大容量には向かないという特性を持っていました。
しかし技術進歩により大容量の問題も解決されたため、産業用SSDへ適用されました。
3つ目はデータ読み書きの高速性です。読み書き速度は3000~3470MB/秒程度になります。製品にもよりますが、一般のSSDがおおよそ500 MB/秒なのを見ると約6倍の速さになります。