バッテリーポンプとは
バッテリーポンプはバッテリー、つまり電池により動くタイプのポンプです。バッテリーを使用しますので、小型であることが特徴として挙げられます。
工事現場でちょっとした排水を行いたい場合や空気を送り込む必要が生じたときなどに使用されます。特にビーチへ行ったり、ピクニックに行ったときに浮き輪やエアクッションに空気を入れたい際にはバッテリーポンプがあると非常に重宝します。他にも釣りに行ったときに生き餌を活かすためのエアポンプも釣り愛好家の間では必須アイテムになっています。
バッテリーポンプの使用用途
バッテリーポンプは基本的に電源がない場所で使用されます。
バッテリーポンプはバッテリーで駆動しますのでパワーはそれほど高くない上にバッテリーが消費されますので使用時間が限られてしまうというデメリットがあります。バッテリーポンプはこれらのデメリットを補える場合に使用されます。
バッテリーですので、バッテリーの電気を使い果たすと充電すれば再度使用できますが、中には充電式ではなく乾電池で駆動するタイプのバッテリーポンプもありますので、電池を使い果たすと電池を交換する必要が出てきますので購入の際には注意が必要です。
バッテリーポンプの原理
ポンプには基本的に空気などの気体用のポンプと液体用のポンプとがありますが、両者ともに機構的に見ると一方向から空気や水を吸い込んで別なラインへと排気するという動作を行っています。
空気用のポンプでは、空気を吸い込む用途で使用する場合には真空ポンプと言われ真空パックなどに利用されていますが、空気を吐き出す用途で使用する場合はエアポンプのように熱帯魚の水槽内に空気を送り込みます。このように空気用のポンプは吸い込む力を利用するか、吐き出す空気を利用するかにより分かれます。
液体用のポンプの場合は液体を吸い上げる用途ではポリタンクから灯油を吸い上げる給油ポンプなどが例として挙げられますが、液体の場合にはある場所から液体を吸い上げて別の場所に排水させる用途で使用されます。
この液体と気体の差ですが、液体ですと一か所に溜まりますので別の場所に移動するという作業を行います。空気の場合は別な場所へと移動させることに加えて容器内の圧力を変化させるという用途も加わりますので、この点が液体用と気体用のポンプ使用用途の違いになります。