電源リール

電源リールとは

電源リール

電源リールはコードリールや電工ドラムなどとも呼ばれており、延長コードを介して電源を延長させることが出来る便利な器具です。

電源リールには延長コードとそのコードを巻いて収納するドラム部分、そしてドラムの側面の中央部にはコンセントの差し込みプラグがついています。これにより、電源リールのケーブルを壁にあるコンセントに差し込み、延長コードを延ばすことで壁のコンセントから得た電気をコードの長さが許す限りの距離まで延長させることができます。

電源リールの使用用途

電源リールは工事現場では必須のアイテムになります。

工事現場では電動のドリルやノコギリ、溶接機などを使用して、金属材料や木材の切断、穴あけ、溶接などを行います。バッテリー式の電動工具も多種多様にありますので、バッテリー式では持ち運びに便利である一方で、バッテリーが切れてしまえば使用できません。一日中作業する現場では電源をコンセントから取るタイプの工具が好まれます。

しかし、工具のコードの長さにより使用できる範囲が制限されますので、工具の使用に自由度が欲しい場合に電源リールは使用されています。

電源リールの原理

電源リールには様々な仕様がありますので基本的に用途に合わせて使用することが理想ですが、実際は何台も購入せずに作業現場ではに一台や二台と言った少数の電源リールを使いまわしています。これは何台も購入すると保管場所や移動が大変であることに加えて、一台あれば大抵の場合で事足りるからです。

電源リールの仕様にコード長がありますが、一般的に10メートルから50メートルまであります。コードは長い方が使い勝手がよく便利な一方で、コードの重さにより重くなってしまいます。また、コードに電流が流れると発熱しますので、巻いたまま使用するとドラムに熱が蓄積して発火した事故も起こっています。コードが長い程熱が発生してしまうので、コードは出した状態で使用しなければなりませんが長いとコードの出し入れに労力を使います。

一方で短いと使いやすいのですが使える範囲に制限が出てしまいますので一般家庭で使用する際にはコード長は20メートルもあれば家全体をカバーできると思います。

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