ブラインドブラケットとは
ブラインドブラケットとは、アルミフレームを直角に接続する際に、直角部分にはめ込んで連結するL字形の部品です。
通常のブラケットと異なり、アルミフレームの溝内部にブラケットが隠れるため、アルミフレームの直角部分をすっきりさせたい場合に有効な部品です。板状で許容荷重が高くないという欠点はあるものの、アルミフレームへの追加工も必要なく容易に使用でき、軽量負荷の使用に適した部品と言えます。
ブラインドブラケットの使用用途
アルミフレームは工場や学術研究、一般家庭など幅広く使用されます。
簡単な棚や荷台などの作成に使用することができ、軽量で、十分な強度を兼ね備えています。特に美観を重視する場合には、アルミフレームの接続において、ブラケットがコーナー部分にあるとごつごつした印象を受けることがあります。ブラインドブラケットはブラケットが外から見える位置に現れないため、外見をすっきりさせたい場合に有効です。
ブラインドブラケットの原理
アルミフレームを連結させる場合には、ブラケットと呼ばれる部品が使用されます。
ブラケットはL字形状となっており、直角の両側にそれぞれ一つ以上の穴があり、ボルトを通してナットと締結します。ナットにはネジが切ってあり、予めアルミフレームの溝内部に挿入します。ブラケットとナットを締結することで、アルミフレームを直角に固定することができます。
しかし、アルミフレームの接合箇所にはブラケットを使用しているため、これが邪魔し直角形状は失われます。ブラインドブラケットであれば、薄い板状であり、アルミフレームの溝内部に挿入することができます。通常のブラケットと比べて、コーナー部分をすっきりさせることができます。
アルミフレームに追加工も必要なく、容易に接続することができますが、薄い板で通常のブラケットよりも許容荷重が小さいため、軽量部品の使用に適しています。
参考文献
https://jp.misumi-ec.com/vona2/mech/M1500000000/M1501000000/M1501030000/M1501030300/