プラスチックジョイントとは
プラスチックジョイントは、パイプ同士を接続する際に使用されるプラスチック製の部品のことです。
DIYなどで棚やテーブルなどを製作する際には、複数のパイプを使う場面があります。
パイプ同士を延長あるいは直角に接続させるときに、プラスチックジョイントは有効です。
取り外し可能なものや、接着剤を注入して強力に固定するものがあります。
プラスチック製であることから軽量であり、防水性もあるため、屋外で使用することも可能です。
プラスチックジョイントの使用用途
プラスチックジョイントは、パイプを使った家具などを製作する際に使用されます。
前述したようなDIYでも広く使用することができるため、車やバイクのガレージ製作や農業用のハウス、家庭用の温室などにも使用されます。
また組み立てが比較的容易であり、持ち運びも容易であることから、アウトドアにおけるキャンプ用のテントやテーブルセットなどの作成にもよく使用されています。
他にも工場において上述した棚やテーブルだけでなく、手押し台車の作成などに使用される例もあります。
プラスチックジョイントの原理
プラスチックジョイントの接続に使用されるパイプは、「イレクターパイプ」と呼ばれます。
複数のイレクターパイプを様々な方向に接続するための部品がプラスチックジョイントです。
イレクターパイプは、スチール製のパイプにプラスチックを被覆したものであるため、防水性があり錆にも強く、屋外でも使用することができます。
そもそもイレクターとは英語のerectに語源を発し、(家などを)建てる、(機械を)組み立てるといった意味があります。
イレクターパイプの直径サイズには大きく28 mm、32 mm、42 mmの3種類があり、好きな直径のパイプを選ぶことができます。
パイプ径に応じて異なるプラスチックジョイントが存在します。またジョイントの色も任意に選ぶことができます。
イレクターパイプとジョイントを固定する際に、専用の接着剤を使用する場合があります。
このとき水や油、ホコリなどが接合面に付着していると、長期使用した場合に腐食や錆の原因となる可能性っがあるため、きちんと拭き取った上で接着する必要があります。