ニポシール

ニポシールとは

ニポシールとは、VE設計による、シールコネクタのことを示しています。

ニポシールのシールコネクタは、特に際立って軽い締付力にもかかわらず、最大の効果を発揮するという、作業効率が非常に高いのが特徴です。
ニポシールの構造は、非常にシンプルで、なおかつ部品点数が少なく、それにも関わらず耐久性に非常に優れています。

ニポシールの使用用途

ニポシールは、防液性や、作業性や、耐久性だけでなく、経済性も充分に研究され尽くしており、他に類のない防液型の多芯のキャブタイヤケーブル及びコード用接続用のコネクタとして利用されています。

ニポシールは、防液型のCSA規格を取得した製品です。

ニポシールは、制御盤などへ装着する、ボックス用のストレートコネクタとして用いられています。

ニポシールの原理

ニポシールは、キャノンプラグ接続用のシールコネクタでもあり、米軍規格(MIL-C-5015)MSシリーズにおいて、キャノンプラグにキャブタイヤケーブルもしくは多芯ケーブルを接続して使用する製品となっています。

このニポシールのシールコネクタは、接続部分の防水性に優れていることと、制御回路において、配線作業を簡素化可能であること、また接続後のトラブルの解消に繋がること、更に保守作業を省力化可能にするなど、様々な点で非常に優れたコネクタとなっています。

更に、ニポシールにシールグリップを追加で装着すると、引張強度が増すため、外部からの物理的障害からも保護が可能にあり、安全性がより一層確実となります。

ニポシールの構造は、ロックナット(鋼製)、ボディパッキン(NBR)、ニップル(亜鉛)、シールブッシング(NBR)、テーパワッシャ(ナイロン66)、シメツケナット(亜鉛)となっています。

参考文献
https://www.monotaro.com/p/5124/2668/

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