木工用カッターとは
木工用カッターは、簡単な工作等で利用されるカッターです。刃の長さを調節して使用します。厚みのある材質を切断するときは、刃自体が大きく厚みのある製品を選ぶと深く切断することができるので使いやすいです。
木工用カッターの刃の切れ味が悪くなってきたら、折り目を折って新しい刃に取り替えます。また刃は、ワンタッチでロックできるオートロック式とねじを回して止める方式があります。グリップ部分はゴム製のものと樹脂製のものがあります。
木工用カッターの使用用途
木工用カッターは、紙や段ボール、薄手のプラスチックを切る用途に使用されます。刃が丈夫なものだと石膏ボードや薄い合板も切断でき、比較的切断面をきれいに加工できます。ただしアクリル板の切断にはアクリルカッターが適しています。
家庭ではDIYや工作をはじめ、大きなごみを木工用カッターで切って小さくしたりする場合もあります。学校の図工や美術、技術といった授業の中でもよく利用されているので、身近なカッターです。
木工用カッターの原理
木工用カッターの刃のロックは、オートロック式とねじで締める方式があり、使用しやすいほうを選ぶことができます。刃は、通常のものとチタンコーティングされたものがあり、チタンコーティングされているとさびにくく切れ味がよい特徴があります。
厚物作業用の木工用カッターではグリップ部分がゴム製のものが多くて、持ちやすい構造になっています。また、刃の大きさが多種あります。大きいものでは刃の幅は25mm程度です。刃の厚みは、厚いものでは0.7mmの刃があり、厚みのある布などもカットすることができます。
一般用の木工用カッターの刃厚は0.38mm程度で、刃の幅は9mm程度です。紙を切ったり細かな作業に向いています。よくある事務用の木工用カッターはこの形で、グリップ部分が薄くて樹脂製のものが多いです。
細工用の木工用カッターは、刃先の角度が通常よりも鋭くなっていて、切り口が見やすくなっています。そのため手芸やデザインワークといった細かな作業が行いやすいです。