レンチソケットセット

レンチソケットセットとは

レンチソケットセット(英語:Wrench Socket Set)は、大小さまざまなサイズや複数の種類のソケットレンチ用ソケットをひとまとめに組み合わせて収納された工具です。

組み合わされているソケットの種類には「六角ボルトナット用」「六角穴付きボルト用」「プラスマイナスドライバービット用」があります。また、さまざまなサイズが組み合わされています。ソケットホルダーやケースに収納されていて、利便性が高いものがおすすめです。

種類やサイズによってさまざまな組み合わせがあり、使用する目的や用途に合わせて選定する必要があります。

レンチソケットセットの使用用途

レンチソケットは、ソケットレンチでボルトやナットなどのを締め付け作業をする多くの場面で使用されています。

レンチソケットセットは、種類やサイズごとにまとめられているため、複数の種類やサイズの六角ボルトなどで締め付け、組み立てや取り外し作業をする場合に、ソケットの選択が容易で効率よく作業を行えます。

また、ソケットを種類やサイズ順に整列し毎回同じ位置に収納することで、作業効率がさらに向上します。

レンチソケットセットの選び方

レンチソケットセットの選定には、下記のようなポイントがあります。

  1.  差込角のサイズ
    差込角は、レンチハンドルにソケットを差し込む部分の角穴サイズで、サイズは3種類あり「1/2インチ(12.7mm)」「3/8インチ(9.5mm)」「1/4インチ(6.35mm)」になります。レンチハンドルの差込角サイズに合ったソケットの組み合わせを選定します。
  2.  ソケット溝の種類
    ソケット溝の形状は、一般的に6角、12角などがあり、必ずしもどちらが良いということではありません。

    6角は平面の部分が長く、ボルト、ナットを損傷させにくいという特徴があります。12角はナットに差し込みやすいため、作業が効率的にを行えます。用途に適したソケット溝の組み合わせを選定します。

  3.  プラスマイナスおよび六角のサイズ
    一般のプラスマイナスドライバー、六角レンチなどと同様に複数のサイズがあり、用途に適した組み合わせを選定します。
  4.  ソケットの長さ
    ソケットが短くボルト、ナットまでとどかない場合はロングソケットをボルトが長く突き出しているナット用にはディープロングソケットを使用します。用途に適した組み合わせを選定します。
  5.  材質や表面処理
    ソケットの材質は、一般的に JIS G 4105 クロムモリブデン鋼 SCM435 などが使用されており、メッキや化成処理により耐食性と耐摩耗性を向上させています。あまり締め付け力の高くない用途ではメッキ処理を締め付け力の高い用途では化成処理のものを選定します。

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