エアーリベッターとは
エアーリベッターとは、リベットと呼ばれる部品を使って金属板など同士を止める工具の1種です。
エアリベッターはエアーの力とリベットを使って手軽に接合を行うことが可能です。エアーリベッター以外にも手動でリベットを差し込むハンドリベッター、充電式の電動リベッターがあります。通常金属同士を止める際は溶接を行うのが一般的ですが、かなりの高温となり火花も発生して危険です。
エアーリベッターの使い方
最初にエアーリベッターの先端部分のにリベットを差し込みます。固定したい部分にめがけてエアーリベッターを押し付け、トリガーを引くだけでしっかりと結合されます。
リベットを押し込む際に圧縮された空気の圧力を使用しているため力は必要なく、作業効率が高いです。しかし、エアーホースを取り付けるため扱いにくい場合もあります。
エアーリベッターの選び方
エアーリベッターを選ぶ際に気を付けることは以下3点です。
1. 重量
エアーリベッターでは、軽い力で金属同士から異素材のものまで様々な材質のものを固定することができます。基本的にリベットを押し込む際の力はコンプレッサから送られてくる空気の圧を使用するので基本的には本体は軽量のものが多いですが女性など力の弱い方はその中でもできるだけ軽量のものをえらぶことで作業効率が上がります。
2. 適応空気圧
エアーリベッターに関してリベットを押し込む能力は空気圧によって変わってきます。空気圧が大きくなると素早くリベットを差し込むことが可能です。コンプレッサーの空気圧がエアーリベッターの適応空気圧の範囲内かを確認して使用します。
3. シャフトケース
リベットを差し込んだ後はリベットの芯軸のシャフトが外れる仕組みです。シャフトケースがないとシャフトが散らばってしまうため自動的に回収してくれるシャフトケースが付属しているものの方が便利です。