トヨタ自動車の不正・不祥事一覧

2021年の不正・不祥事

社員のパワハラ自殺で労災認定、和解して社長が遺族に謝罪

概要

  1. トヨタ自動車で勤務していた男性(当時28)が2017年に自殺した。
  2. 自殺の原因は、上司のパワーハラスメントとして19年3月に労災を申請。同9月に認定された。
  3. 男性は16年3月に配属されたグループの上司から、「ばか」「やる気ないの」「死んだほうがいい」などと暴言を上司から執拗に受け休職。3か月後に別のグループに復職するも、上司の席が近いことも関係し、17年10月に社員寮で自殺した。
  4. 豊田社長は2019年11月と2021年4月の計2回、遺族と面会し「二度とこうしたことを起こさせない」と謝罪した。

会社の公式リリース(日時: 2021年6月7日)

2019年の不正・不祥事

ラグビー・トヨタ自動車ヴェルブリッツの選手2名がコカイン所持で逮捕

概要

  1. 6月20日に元高校日本代表の樺島亮太(28歳)がコカイン所持の疑いで逮捕、続く27日には、イェーツ スティーブン(35歳)もコカインを所持で逮捕された。
  2. 事態を受けて、チームは活動自粛
  3. 当初は廃部も視野に入れて話し合いを重ねてきたが、再発防止の徹底や人間教育に力を入れ活動を徐々に再開していくと発表。

会社の公式リリース(日時: 2019年6月20日)

会社の公式リリース(日時: 2019年6月27日)

会社の公式リリース(日時: 2019年8月8日)

2015年の不正・不祥事

トヨタ自動車のジュリー・ハンプ氏(55)が麻薬取締法違反(輸入)容疑で逮捕

概要

  1. 6月18日に米国から来日したジュリー・ハンプ常務役員が麻薬取締法違反(輸入)容疑で逮捕された。
  2. 本人は、持病である腰の痛みを和らげるため、麻薬成分であるオキシコドンを含む錠剤57錠を米国から国際宅配便で輸入したと供述。
  3. 「医師の処方が必要な薬だとの認識があった」という認識があったため、申告の際は「ネックレス」とし、錠剤は箱の中に隠すという隠避が行われていた。
  4. 錠剤の使い道や入手経路などからは、悪質性が低いと判断して不起訴(起訴猶予)処分となる。
  5. 女性の外国人幹部登用ということで世間の注目を浴びていたこともあり、豊田章男社長自らが記者会見を行った。

会社の公式リリース(日時: 2015年6月19日)

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