帯電防止材

帯電防止材とは

帯電防止材とは、電気抵抗が大きく帯電やすい素材に対して、帯電防止剤を練りこんで静電気が溜まりにくいようにして成形された材料のことです。

素材の表面に帯電防止フィルムを貼るなどして帯電を防いだ素材を指す場合、帯電防止フィルムや帯電防止テープなど、帯電を防止するための材料を指す場合があります。

静電気はプラスチックなど電気を通しにくい物質の表面に溜まります。プラスに帯電しやすい物質とマイナスに帯電しやすい物質を相対的に並べたものを帯電列と言います。帯電列によるとプラスに帯電しやすい物質としてナイロンがあります。一方でマイナスに強く帯電しやすい物質としてテフロンやポリエステルがあります。電気を投資にくい物質の中で相対的にプラスとマイナスの中間にあるものとして綿があります。

このように、プラス若しくはマイナスの静電気が溜まった物質を反対側の電気が溜まった物質に近づけたり、金属のように電気を通しやすい物質に近づけると、急激な電気の移動、即ち放電が発生します。この放電に伴う悪影響には放電で発生した火花で周りのものに引火、爆発を起こす危険が有るほか、電子回路などを破壊する、人の場合は電気ショックを感じるなどがあります。

また、静電気が溜まっている物質には空気中の埃を電気的に吸い寄せる力があります。プラスチックの表面が短時間で均一に汚れてくる場合には静電気の力が働いている可能性があります。

帯電防止材の使用用途

帯電防止材は、静電気が原因による破壊や故障を嫌う、製造現場や電子機器類などで広く使われています。

半導体や電子部品の製造工程では静電気によっておこる破損、静電気破壊に非常に気を付けています。半導体の製造工場ではウエハーをハンドリングするロボットのアームをはじめ、治具類、保管や移動のためのケースなど至る所で、発塵対策と共に静電気対策が施された部材を使用しています。それは、クリーンルーム内で働く人たちに対しても同じで、クリーン・スーツやクリーン・ブーツ、クリーン・グローブなども帯電防止機能を持っています。

身近なところでは、セルフ式のガソリンスタンドにある給油前に触れる静電気除去シートが挙げられます。静電気除去シートはゴムでできていて、緩やかに、体内に溜まった静電気を逃がす機能を持っています。

帯電防止材の原理

ここでは、プラスチックに帯電防止剤を加えて成形加工し、帯電防止材とする方法について記述します。

帯電防止機能を持った部材を製造する方法としては、母材となるプラスチックに帯電防止材を添加剤として混ぜ込み一体成型する方法と、射出成型法を使った成形の最後の方で、帯電防止材を母材に流し込み、表面に帯電防止膜を作る方法の2つがあります。

前者の方法では、帯電防止材として界面活性剤系の添加剤を使用しています。プラスチックの表面付近にある帯電防止剤は、親水基を外側にして膜を形成します。親水基は空気中の水分子を取り込み、表面に水の薄膜を作ります。帯電した電子は、この水の膜を通って外部に流れてゆきます。

このタイプの添加剤は、プラスチックの上面にある添加剤が時間の経過とともに少しづつ蒸発したり、拭き取りなどによって失われてゆきます。それに従ってプラスチックの内部にある添加剤が表面付近へと移動してきます。やがてプラスチック中の添加剤の量が少なくなり、帯電防止効果は低下してきます。

後者の射出成型法で添加剤を注入する方法では、プラスチックの中で移動しない永久帯電防止剤を使います。永久帯電防止剤は母材のプラスチックよりも溶融温度が低い高分子であり、成型の際に母材の表面に帯電防止の膜を形成します。プラスチックの表面に永久帯電防止膜を成型するためには、高度な成形技術が必要とされています。

帯電防止材の種類

帯電防止材には、帯電防止機能を付加されたプラスチック以外にも、既存の製品や部品の帯電を防ぐための様々な製品があります。

ディスプレイなどパネルの表面に貼って静電気を防ぐ透明の帯電防止フィルム、フロアに敷いたり、大きな機械などの覆いにつかう帯電防止シート、プラスチックの表面にスプレーなどで吹きかけて使う帯電防止剤など、様々な帯電防止のための製品が市販されています。

CNT(カーボンナノチューブ)

CNTとは

CNT (英: Carbon Nanotube)  とは、炭素原子6個で作るベンゼン環が、X-Y平面状に均一に並んだ状態のシート状分子を、円筒状に丸めた3次元構造を持つ分子です。

カーボンナノチューブは、分子が炭素原子でできていること、分子1つの大きさがnmサイズであること、分子構造の立体的なモデルが筒状をしていることに由来します。

CNTは炭素原子の強力な結びつきでできた分子であり、大きさは0.4nmから50nm程度です。金属分子などと比較して、比重が非常に小さいにも関わらず、非常に強い引張強度や、非常に高い伝導性、熱伝導性、耐熱性など様々な優れた特性をもった物質と言われています。

CNTを単体若しくは数個単位から取り扱って、超微細な電子回路やメカトロニクスを開発しようという先端技術分野を、ナノテクノロジーと言います。CNTは筒の構造に種類があり、単純な1つの筒状になっているものを単層CNT、直径の異なる2つの筒が入れ子状態になっているものを二層CNT、さらに直径の異なる複数の筒が層状に重なったものを多層CNTと呼んでいます。

CNTの使用用途

CNTは優れた機械特性、電気特性をもつ素材として、単体としても、複合材としても幅広い分野での活用が期待されています。

実用化の面では、既存の工業用材料にCNTを添加剤として使う複合材料の分野で先行しています。樹脂に添加剤を混ぜて機能性を高める強化樹脂では、炭素繊維を添加剤として作られるカーボンファイバー・プラスチック (CFRP) が様々な製品に使われています。CFRPに添加剤としてCNTを使った素材が、既にテニスのラケットや自転車のフレームなどに使われています。このほかにも、金属やゴムなどとの複合材の開発が進められています。

CNTは金属の約1,000倍の電流を流すことができる非常に高い伝導性を持っています。CNTを回路の電線に使用すれば、現在よりも細い線で多量の電流を流すことが可能になるので、電線や電子部品の配線としての実用化が進められています。

また、金属と比較して重さが約20分の1、引張り強度が100倍という特性を活かして、細く軽くて重量物を引き上げられるロープの開発などが進められています。この延長線に、まだまだSFの領域の話として扱われることも多いですが、宇宙エレベーターの話があります。宇宙エレベータ構想ではCNTを宇宙ステーションと地上を結ぶロープとして使うことで、ロープ自身の重量が軽減され、宇宙ステーションが地球に引き戻される力を減らすことができるとしています。

CNTの原理

CNTは1991年に当時日本電気 (株) の研究員であった飯島澄男氏によって発見されました。飯島氏は炭素原子60個からなる球形の分子C60 (フラーレン) を実験室で作ろうとしていました。C60は、真空中に置いたグラファイトの電極間に高電圧をかけてアーク放電を発生させることで炭素が蒸発し、それで生じる煤の中にC60があるとされています。アーク放電を重ねることでグラファイトの電極が消耗するはずのところで陰極には付着物がたまっていたため、それを電子顕微鏡で観察したところCNTを発見し、電子顕微鏡を使って構造を解析しました。

現在、CNTはアーク放電法、レーザー蒸発 (レーザーアブレーション) 法、化学気相成長 (CVD) 法の3つの方法によって生産されています。

1. アーク放電法

アーク放電法は、CNTが発見された時と同じ方法で、アーク放電させた陰極のグラファイト電極の付着物からCNTを得る方法です。結晶性が高くて直径の細いCNTを比較的高純度で生成できる利点がありますが、生成効率が低くて量産化には向いていません。

2. レーザー蒸発法

レーザー蒸発 (レーザーアブレーション) 法は鉄、コバルト、ニッケルなどの金属触媒を混ぜたグラファイト棒を電気炉に置き、強力なレーザーを照射して2,000~3,000℃まで加熱することで単層のCNTを生成します。結晶性が高くて欠陥のない高品質のCNTを作製することができます。しかしこの方法も大量生産には向いていません。

3. 化学気相成長 (CVD) 法

化学気相成長 (CVD) 法では炉の中に触媒金属のナノ粒子と炭酸ガスを入れ、500~1,000℃に加熱してCNTを生産します。現時点では、この3種類の製造方法の中ではCVDが最も量産に適した方法と言えます。

CNTの構造

6個の炭素原子が結びついてできた六角形をしたベンゼン環が、X-Y方向の2次元に緊密に均等につながった状態の分子構造を、グラフェンと言います。グラフェンを平らなシートとみなして、それを丸めて筒状にしたものがカーボンナノチューブです。他に結合元素が無く、カーボン原子どうしが結合したこの分子構造は非常に安定した分子構造と言えます。

カーボンナノチューブの中でも、単純な1つの筒状になっているものを、単層CNTと言いますが、単層CNTにも2つの構造があります。1つはグラフェンのシートを全くのよじれがなく巻かれた状態のものです。もう1つはよじれた形で斜めにづれて巻かれたものです。電気的にはよじれのないタイプが金属の性質を持ち、よじれのある方は半導体の性質を持つと言われています。

強化樹脂

強化樹脂とは

強化樹脂とは、繊維素材を添加して作られる強化プラスチックのことです。

繊維強化プラスチック(英: Fiber Reinforced Plastics, FRP) とも呼ばれます。代表的なものは、炭素繊維を添加した炭素繊維強化プラスチック (英: Carbon Fiber Reinforced Plastics, CFRP) と、ガラス繊維を添加したガラス繊維強化プラスチック (英: Glass Fiber Reinforced Plastics, GFRP) が挙げられます。

他にポリエチレン繊維、ボロン繊維、アラミド繊維、ザイロン繊維などの繊維を添加した強化樹脂も生産されています。強化樹脂の優れた点として、弾性が高く、耐熱性、耐水性、耐薬品性に優れることなどがあります。

合成樹脂はプラスチックとも言われ、主に石油を原料としたモノマーを重合してできたポリマーに様々な添加剤を加えてできる物質の総称です。合成樹脂は生産のしやすさと軽さ、成形のしやすさから、産業や一般家庭のあらゆるものに使われています。しかし、そのままでは弾性率が低く割れやすかったり、構造材として使用するには強度が不足しているなどの欠点があります。そこで、樹脂に弾性率が高い繊維素材を添加することで、軽くて強度がある複合素材が作られるようになりました。

強化樹脂の使用用途

強化樹脂は、添加する繊維の違いによって、弾力性以外にもそれぞれ異なる機能が強化されます。それによって様々な分野の製品に使用されています。

炭素繊維強化樹脂 (CFRP) はカーボンファイバー製品として、ゴルフのクラブ、釣り竿、テニスのラケットなどのスポーツと趣味の製品で広く使われています。また、その軽さと強度の大きさ、弾力性を活かして、航空機の主翼や自動車の車体などでも使われています。

ガラス繊維強化樹脂 (GFRP) は製造コストが安く、FRPの中で、最も多く使用されています。主な使用用途には自動車、航空機、船舶、鉄道等の部品や機体、テニスのラケット、ゴルフのクラブ、サーフボード等のスポーツ用品、浴槽や洗面台等の住宅設備機器、公園のベンチなどがあります。

強化樹脂の原理

強化樹脂は熱硬化性樹脂に、弾力性増加や機能強化のための繊維を添加することで、加工性の良さを保ったまま、樹脂の弱点を補えています。繊維などの添加剤を加えられる側の樹脂のことを母材と言い、母材とされる樹脂には、不飽和ポリエステル、エポキシ樹脂、ポリアミド樹脂、フェノール樹脂などが使用されます。

強化樹脂の製造方法には大きく分けて2つあります。1つ目は、樹脂の中に細かく裁断した繊維を混ぜ込んで成形する方法です。ガラス繊維強化樹脂は主にこの方法で生産されています。

炭素繊維強化樹脂は繊維が並ぶ方向が揃った、炭素繊維シートに樹脂を塗りこませ、そのシートを重ね合わせる形で成形してゆきます。このさい、重ね合わせるシートの繊維方向を角度を変えて重ね合わせることで、どの方向からも引っ張り強度が強い部材を作ることができます。こうして製造された部材が、金属に代わって航空機の主翼に使用されています。

強化樹脂の種類

炭素繊維強化樹脂とガラス繊維強化樹脂以外にも、添加剤の違いからみた強化樹脂には以下のような種類があります。

1. アラミド繊維強化プラスチック

アラミド繊維強化プラスチック (英: Aramid Fiber Reinforced Plastics, AFRP) はとても切断されにくいことが特徴で、強度と耐衝撃性にも優れています。そのため、加工がしにくい欠点があります。切断されにくい特性を活かしてタイヤやホースなどのゴム製品の補強材として使われています。AFRPにはケプラー繊維強化プラスチック (KFRP) があり、防弾チョッキの素材としても使われています。

2. ダイニーマ繊維強化プラスチック

ダイニーマ繊維強化プラスチック (英: Dyneema Fiber Reinforced Plastics, DFRP) は、現在はイザナス繊維強化プラスチックとも言われ、強度性・熱伝導性に優れています。

3. ザイロン繊維強化プラスチック

ザイロン繊維強化プラスチック (英: Zylon Fiber Reinforced Plastics, ZDRP) はザイロン繊維による強化によって、強度性に優れ、難熱性を有する特性を持ちます。

4. ボロン繊維強化プラスチック

ボロン繊維強化プラスチック (英: Boron Fiber Reinforced Plastics, BFRP) は強度があり、対弾丸性に優れていることから、軍事兵器に活用されるケースがあります。民生用としてはゴルフシャフト、テニスラケット、自転車のフレームなどに使用されています。

5. 液晶ポリマー

液晶ポリマー (英: Liquid Crystal Polymer, LCP) は、耐熱性と難燃性、低吸水性、成形性に優れている樹脂です。射出成型加工で成形することができます。高い寸法精度が必要とされるコネクタやボビン、リレーなどの電気電子部品やモーター部品の他、耐熱性が要求される自動車の電装部品などに使用されます。

強化樹脂の選び方

強化樹脂には。樹脂の弱点を補った上で、部材として様々な優れた点があり、多くの分野で使用されています。しかし、経年劣化によるひび割れの発生などでは、金属材料と違って、熱を加えて溶かして修理することができないなどの欠点もあります。

また、使用が終わった後に、分解してリサイクルする方法が確立されておらず、廃棄処分にもコストがかかります。強化樹脂の選択に当たっては、利点と欠点の両方を良く検討した上で選択することが推奨されます。

PEEK樹脂

PEEK樹脂とは

PEEK樹脂とは、ポリエーテルエーテルケトン (英: Poly Ether Ether Ketone) という名称のエンジニアリングプラスチックを超えるスーパー・エンジニアリングプラスチックです。

エンジニアリングプラスチック (英: Engineering plastic) は、通常のプラスチックと比較して機械的性能に優れているプラスチックです。具体的には100℃以上の環境に長時間曝されても、49MPa以上の引っ張り強度と2.5GPa以上の曲げ弾性率を保つプラスチックが、該当します。エンジニアリングプラスチックはエンプラとも言われます。

スーパー・エンジニアリングプラスチックはスパーエンプラとも言われ、プラスチックの中でも特に機能性が高く、最上級のプラスチックとして金属の代わりなど、特殊な用途にも使用されます。さらに、この中でも最高の機械性能を持つと言われているものがPEEK樹脂です。PEEK樹脂は使用可能温度が250℃以上と高いことをはじめ、耐薬品性、難燃性、力学的特性、絶縁性などにも優れています。

PEEK樹脂は、英国のICI社 (現: Victrex社) によって1978年に開発され、現在でも様々な企業や研究機関で開発が進められています。

PEEK樹脂の使用用途

PEEK樹脂は優れた機械性能を持つことに加えて、加工のしやすさも持ち合わせています。PEEK樹脂は熱可塑性樹脂の一種であり、加熱すると柔らかくなり冷めると固まるため、加圧整形や射出成型など金型を使った加工整形がしやすいのも特徴です。

その一方で、機械的強度が強いがゆえに切削加工や切断加工が非常にしにくいという欠点があります。そこで、PEEK樹脂を使って作るのに適した部品は、熱可塑性を利用した加工によって作られる部品となります。

1. 自動車製造

自動車製造では、金属部品の一部をPEEK樹脂で置き換えることで、製造コストの削減と共に、自動車の軽量化を実現しています。自動車の軽量化は燃費の向上にも寄与しますので、今後もPEEK樹脂への置き換えは進むものと思われます。

2. 半導体製造工程

半導体製造工程では、非常に高い清浄度を保ったクリーンルームの中で、製造や検査、洗浄工程が繰り返し進められます。その中でウエハをハンドリングする様々な機械や治具は、ウエハを傷つけたり破損したりせず、尚且つ汚さずに取り扱わなければなりません。PEEK樹脂は高い強度に加え、発塵の心配も少ないので、これらの機械や治具にも使われています。

3. 医療

医療の分野では、注射針や義歯などにも使用されています。その他、電子部品やプリント基板、食器など、幅広い分野で使用されています。

4. ハイテク

ハイテク分野では、PEEK樹脂を使って造形が可能な3Dプリンターが市販されるようになりました。ノズルの温度を約500度まで上げることができ、チャンバー内の温度を約300℃に保てる3Dプリンターができてきたことで、PEEK樹脂を使った造詣が可能になりました。

PEEK樹脂の原理

ベンゼン環が、エーテルおよびケトンと結合して直鎖状ポリマー構造を持ったポリマーの総称のことを、芳香族ポリエーテルケトンと言います。このうち、エーテル結合とケトン結合が、エーテル・エーテル・ケトンの順に配置されているものがPEEK樹脂です。

PEEK樹脂の製造方法はいくつかありますが、現在のところ工業的に行われているのは求核置換反応法と求電子置換反応法の2種類です。製造されたPEEK樹脂には、様々な物質を配合させて特性の異なるPEEK樹脂が作られています。それをナチュラル・グレード、プラスチック強化グレードなどとグレード分けがされて、ペレット、ペーストまたはパウダーの形で販売されています。

PEEK樹脂の種類

PEEK樹脂は極めて優れた特性を持った樹脂です。そのため、製造各社では様々な添加物を配合して、ある面にさらに優れた特性を持たせたPEEK樹脂を製品化しています。これらのPEEK樹脂は、グレード名を付けて分類されています。主なグレードには、基本グレードの他、強化グレード、摺動グレード、導電グレードなどがあります。

1. 基本グレード

基本グレードは、その名の通り基本となる素のグレードです。基本グレードでも耐熱性や耐薬品性は特に優れています。PEEK樹脂を溶解することができる市販の化学薬品は濃硫酸だけとも言われています。

2. 強化グレード

強化グレードにはガラス繊維強化グレードや炭素繊維強化グレードがあります。ガラス繊維強化グレードは、基本グレードと比較して、寸法安定性と剛性などが強化されています。炭素繊維強化グレードは、基本グレードと比較して、熱伝導率が高く、摩擦時に発生する熱を早く放出できます。

3. 摺動グレード

摺動グレードは、基本グレードと比較して摺動性と耐摩耗性が強化されています。添加物としてガラス繊維、グラファイト、そしてテフロンとしてデュポン社から販売されているPTFE (英: polytetrafluoroethylene) などを配合しています。

4. 導電グレード

導電グレードは、炭素繊維などを配合して導電性を高めたグレードです。静電気破壊が心配される電子部品などで使用されています。

カテゴリー
category_es

Adaptadores

¿Qué es un Adaptador?

Un adaptador es un dispositivo que permite conectar varios aparatos o herramientas con diferentes tipos de conexiones. Uno de los adaptadores más conocidos es el adaptador de corriente alterna (CA), que se utiliza para conectar aparatos eléctricos a un enchufe de pared.

Otros ejemplos son los adaptadores que convierten el tipo de conexión del cable que conecta el monitor al dispositivo de salida, y los adaptadores que convierten el puerto de inserción del cable USB. Estos adaptadores suelen utilizarse para convertir los puntos de conexión de los equipos eléctricos, pero también hay tipos de adaptadores que se utilizan para herramientas como las llaves de vaso.

¿Cómo Utilizar los Adaptadores?

Los adaptadores se conectan básicamente entre aparatos. El tipo más común simplemente se empuja en el puerto de conexión del aparato y se inserta. Sin embargo, algunos tipos se aprietan con tornillos para evitar que se salgan.

Algunos tipos no tienen un ángulo fijo de inserción cuando se conectan a un dispositivo. Sin embargo, hay muchos tipos de adaptadores que tienen una parte trasera o superficie fija, o que requieren que el ángulo entre la clavija y el orificio esté alineado. Al conectarlo, hay que comprobar cuidadosamente qué ángulo y qué lado deben estar alineados.

¿Cómo Elegir un Adaptador?

Al elegir un adaptador, hay que asegurarse de que se puede enchufar correctamente en el dispositivo que se va a conectar. En particular, muchos tipos de adaptadores de conversión son similares, con sólo una clavija diferente o una ranura cortada en un lugar, por lo que si eliges mal, es posible que no puedas conectarlo. A continuación se indican las diferencias entre los distintos tipos.

  • Adaptador de CA
    Algunos tipos de adaptadores de CA tienen una clavija de toma de tierra, pero la toma de corriente en la que se puede insertar este tipo debe tener un orificio para la clavija de toma de tierra. Otras veces, las tensiones correspondientes pueden ser diferentes. Si el voltaje es diferente, el equipo puede funcionar mal, por lo que debe comprobarse cuidadosamente antes de utilizarlo.

  • Adaptadores para monitores
    Hay muchos tipos de clavijas para monitores, y existen adaptadores de conversión para cada una de ellas. Por ejemplo, HDMI y VGA; hay que prestar especial atención a DVI-I y DVI-D, ya que son muy similares.

  • Adaptadores para cables USB
    Muchos dispositivos eléctricos modernos se alimentan de USB, pero hay muchos estándares para USB. Los tipos más nuevos son de TIPO C y se pueden utilizar del revés, pero también los hay de TIPO B, MINI A y MINI B. Debido a su pequeño tamaño, muchos tipos son difíciles de distinguir sin mirar de cerca.
カテゴリー
category_es

Armarios de Herramientas

¿Qué es un Armario de Herramientas?

Los armarios de herramientas son estanterías para almacenar herramientas y piezas que están equipados con ruedas para facilitar su movilidad. Pueden tener forma de estantería con cajones o de vagón. Varían en peso, tamaño y número de estantes, así como en el tamaño y color de las ruedas.

Al igual que los armarios de herramientas, las estanterías para almacenar herramientas pero sin ruedas se denominan cofres de herramientas.

Las cajas de herramientas tienen forma de caja con asas y pueden guardar herramientas y piezas. Los armarios y cofres de herramientas pueden almacenar un gran número de herramientas de fácil acceso, mientras que las cajas de herramientas son adecuadas para transportar.

Usos de los Armarios de Herramientas

Los armarios de herramientas ofrecen la ventaja de poder almacenar diversas herramientas en un solo lugar, lo que facilita la organización y el acceso rápido a las herramientas necesarias.

Si desea almacenar un gran número de herramientas del mismo tipo en diferentes tamaños, puede almacenarlas todas en un nivel del armario de herramientas, facilitando el acceso a la herramienta que desea utilizar. Los armarios para herramientas con puertas que se abren hacia la izquierda o la derecha también pueden utilizarse para colgar herramientas, lo que le permite almacenar herramientas de diferentes formas y tamaños.

Los armarios de herramientas también se pueden utilizar para almacenar diversas herramientas, y las herramientas se pueden transportar en una caja de herramientas según sea necesario.

¿Cómo Elegir un Armario de Herramientas?

He aquí algunos consejos para elegir un armario para herramientas:

  • Tamaño del armario
    Si desea almacenar un gran número de herramientas, necesitará un armario grande, pero si lo desplaza con frecuencia, debería elegir uno relativamente compacto.
  • Número y tamaño de los estantes
    Los armarios para herramientas tienen una gran variedad de estantes. Algunos tienen cajones de tamaño uniforme, mientras que otros tienen cajones más profundos hacia la parte inferior. Debe elegir el número y el tamaño de los estantes en función de la forma de las herramientas que desee almacenar.
  • Forma
    Algunos armarios para herramientas tienen una tapa que se puede abrir y cerrar en la parte superior, mientras que otros tienen salientes en los laterales para colgar las herramientas. A la hora de elegir un armario, hay que tener en cuenta el tipo de herramientas que se desea almacenar y la situación en la que se va a utilizar.
カテゴリー
category_es

Llaves en T

¿Qué es una Llave en T?

Una llave en T es una herramienta utilizada para apretar o aflojar tornillos hexagonales (o tuercas).

No es necesario sustituirlas, como ocurre con las llaves de carraca o las llaves inglesas, lo que reduce la carga de trabajo continuo. Hay llaves de carraca que no necesitan ser sustituidas, pero una vez que se domina la técnica de giro, las llaves en T son más rápidas de usar.

Algunos tipos de soporte son fáciles de girar para los principiantes en bricolaje.

Usos de las Llaves en T

Las llaves en T son herramientas ampliamente utilizadas para apretar y aflojar tornillos o tuercas tanto en proyectos de bricolaje como en tareas profesionales. Se emplean especialmente en situaciones donde el espacio es limitado y las llaves de vaso o inglesas no caben adecuadamente.

Las llaves en T no son adecuadas para trabajos de mantenimiento en coches en los que hay poco espacio en el compartimento del motor, ya que requieren más espacio para girar el mango. Sin embargo, es una herramienta fácil de utilizar para el mantenimiento de motocicletas y otros vehículos con motor en el exterior.

Principio de la Llave en T

La llave en T tiene un eje (mango) y un mango (barra) perpendicular al eje (mango). El extremo del eje tiene un orificio roscado (alojamiento) para un perno hexagonal (o tuerca) o el extremo del eje tiene una llave hexagonal para pernos de alojamiento hexagonal.

La idea básica es apretar el perno (o la tuerca) girando centrífugamente el mango; algunas llaves en T tienen un soporte de tubo en el eje para facilitar y agilizar el giro del eje.

Es importante elegir el tipo adecuado para cada situación, ya que son fáciles de usar incluso para los principiantes en bricolaje.

Características de las Llaves en T

1. Giro Rápido Mejora la Eficacia

Al girar la llave en T rápidamente, se pueden apretar o aflojar tornillos (o tuercas) de forma eficiente. El mango se puede girar más de 360° de forma continua, por lo que no es necesario sustituir la llave después de un determinado número de vueltas, como ocurre con otras llaves.

2. Apriete de Pernos (o tuercas) en Espacios Reducidos

Esta llave se puede utilizar en lugares donde el espacio donde se va a instalar el perno es demasiado estrecho y hay obstrucciones que impiden girar una llave de gafas o una llave inglesa.

3. Incluso las Personas Débiles pueden Apretar el Par de Apriete con Relativa Facilidad

El mango en forma de T es fácil de agarrar y aplicar presión, por lo que incluso las personas débiles pueden aplicar el par de apriete. Agarrar el mango con ambas manos facilita la aplicación de fuerza.

¿Cómo Elegir una Llave en T?

1. Tipo Estándar

A la hora de elegir una llave en T, es importante considerar tanto el tamaño como la función de la llave en relación con el propósito de uso. La llave en T debe coincidir con el tamaño del tornillo o tuerca que se va a utilizar. Es esencial tener en cuenta que estas llaves no tienen una anchura de agarre variable, por lo que es crucial seleccionar el tamaño adecuado para evitar dejar espacios entre el perno y la tuerca, lo que podría resultar en un apriete insuficiente.

Los tamaños oscilan entre 8 mm para la más pequeña y 28 mm para la más grande; es conveniente tener alrededor de 8 mm a 14 mm. Las longitudes de los ejes van de 254 a 307,5 mm y las de los mangos, de 200 a 300 mm. Cuanto mayor sea el tamaño del tornillo, más largos serán el eje y el mango.

Para las llaves en T, más especializadas en el giro rápido que las estándar, una longitud de mango de 130 mm es óptima. El tipo estándar no tiene piezas móviles, por lo que es menos probable que se rompa y más duradero.

2. Tipo Flex

Las llaves en T flexibles son un tipo de llaves en T. El eje y la parte del orificio roscado de la llave flexible son piezas separadas, conectadas por un mecanismo de enlace.

Cuando se trabaja en espacios reducidos, puede que no sea posible sacar el eje directamente del perno. En estos casos, el tipo flexible permite sacar el eje en ángulo y apretar el tornillo.

3. Tipo Zócalo

Al igual que el tipo flexible, el orificio roscado en el extremo del eje es una pieza separada como un zócalo, pero el tipo zócalo se utiliza mediante la sustitución del zócalo para adaptarse al perno; sólo tiene un mango en forma de T, por lo que es compacto para el almacenamiento y fácil de transportar. Como las piezas móviles están más atrás, son menos resistentes que las del tipo estándar.

Más Información sobre las Llaves en T

Formas de Utilizar las Llaves en T

Compruebe que el tamaño de la llave en T coincide con el tamaño del tornillo (o tuerca). Coloque el tornillo en el orificio roscado de la llave en T.

Después de la instalación, gire el eje con la mano para que el perno se introduzca de 3 a 4 vueltas. Una mano sujeta ligeramente el eje mientras la otra sujeta ligeramente el mango y lo gira. La clave está en continuar hasta que el mango deje de girar enérgicamente.

Por último, apriete la empuñadura agarrándola firmemente. Al girar, sujete el eje de modo que quede vertical y, al apretar el extremo, sujete el eje recto contra el perno (o la tuerca) y apriételo firmemente.

Tenga en cuenta que si el eje está inclinado, no se apretará correctamente.

カテゴリー
category_es

Destornilladores para Tuercas

¿Qué es un Destornillador para Tuercas?

Los destornilladores para tuercas también se conocen como destornilladores de caja o de vaso. Se utilizan para girar y ocupar rápidamente tornillos hexagonales, tuercas y pernos.

Hay varios tipos diferentes de vasos y formas de eje para elegir, dependiendo de la aplicación. Los destornilladores para tuercas tienen ejes más largos y pueden aplicar un par de apriete más fuerte, por lo que son más adecuados para apretar tuercas y pernos en espacios más estrechos y profundos que otros destornilladores. Tenga en cuenta que debe elegir uno que se ajuste al estándar de la tuerca que vaya a utilizar.

Usos de los Destornilladores para Tuercas

Los destornilladores para tuercas son herramientas versátiles utilizadas para apretar tuercas y tornillos en una amplia variedad de situaciones.

El tipo más común de tuerca que se puede apretar con un destornillador para tuercas es la tuerca hexagonal. Estas tuercas se encuentran comúnmente en obras de construcción, polígonos industriales, ruedas de bicicletas, señales de tráfico y muchos otros lugares. Debido a su versatilidad, los destornilladores para tuercas se emplean en diversas situaciones, como en construcción y mantenimiento de bicicletas, entre otras.

Una de las ventajas de esta herramienta es su fácil manejo con una sola mano, lo que la hace muy práctica y accesible. Además, su disponibilidad y precios bajos hacen que sea una herramienta comúnmente utilizada en el hogar y en diversos trabajos cotidianos.

¿Cómo Elegir un Destornillador para Tuercas?

Estos son algunos puntos que hay que tener en cuenta a la hora de elegir un destornillador para tuercas.

  • Estándares
    Existen dos tipos de destornilladores para tuercas: en milímetros y en pulgadas.

    Cuando se manipulan tuercas milimétricas, debe utilizarse también un destornillador para tuercas milimétrico.

    Por otro lado, las tuercas en pulgadas se fabrican en EE.UU. y difieren en tamaño de las tuercas en milímetros. Por lo tanto, las tuercas normalizadas en pulgadas deben manipularse siempre con destornilladores para tuercas normalizados en pulgadas.

  • Profundidad de la llave
    Hay dos tipos de profundidades de dados para llaves de tuercas: cortas y largas.

    El tipo corto tiene la ventaja de que el casquillo encaja perfectamente en la tuerca, evitando que se lama la esquina, pero no se puede utilizar para tuercas con ejes roscados largos.

    La llave de tuercas de tipo largo es la forma más común. Se puede usar para tuercas con ejes de tornillo sobresalientes, lo que lo hace muy versátil.

  • Forma del Eje
    Hay dos tipos de formas de ejes de llaves de tuercas: redondas y hexagonales.

    Los destornilladores de tuercas de eje redondo tienen menos probabilidades de lamer las esquinas y son precisos y rápidos. La llave de tuercas redonda se usa colocando una mano en el eje y girándolo con la otra mano.

    El eje hexagonal puede aplicar un alto par y es adecuado para apretar tuercas con fuerza. También es adecuado para insertar una tuerca en un espacio reducido.

カテゴリー
category_es

Cabezales de Troquel

¿Qué son los Cabezales de Troquel?

Los cabezales de troquel son herramientas utilizadas en la fontanería de edificios y se fijan a máquinas roscadoras de tubos. Están diseñados para adaptarse a máquinas roscadoras automáticas y manuales, equipados con una cuchilla roscadora (chasers) que permite el corte de las roscas en los tubos.

La principal ventaja de estos cabezales es su versatilidad, ya que permiten utilizar una única máquina roscadora y simplemente cambiar el cabezal correspondiente al diámetro del tubo que se va a mecanizar. Esto facilita y agiliza el proceso de roscado, evitando la necesidad de utilizar máquinas diferentes para cada tamaño de tubo.

¿Cómo Utilizar los Cabezales de Troquel?

Los cabezales de troquel se montan de manera segura y firme con un expulsor en la dirección y orden especificados para el diámetro del tubo a mecanizar.

El cortador debe utilizarse en un conjunto básico y el cabezal de troquel con el cortador acoplado debe fijarse firmemente a la roscadora. Después de la fijación, es importante comprobar de nuevo que la fijación es correcta.

A diferencia de los cabezales de troquel con corte automático, en los que el roscado se realiza automáticamente, el operario debe prestar atención al momento del corte cuando utilice un cabezal de roscar que realice el corte manual.

¿Cómo Seleccionar un Cabezal de Troquel?

El cabezal de troquel viene determinado por la combinación de los cuatro factores siguientes:

  1. Tipo de roscadora (automática o manual)
  2. Diámetro exterior del tubo
  3. Alimentación automática o manual
  4. Material del tubo (para tubo de acero o acero inoxidable)

Hay que asegurarse de que el cabezal de troquel utilizado con la roscadora automática es el especificado específicamente para esa roscadora.

Para el tubo a roscar, se utiliza la designación A en el sistema de milímetros y la designación B en el sistema de pulgadas. Por ejemplo, un tubo de 34 mm de diámetro exterior es nominal 25A, también llamado 1B, y el cabezal de troquel correspondiente se selecciona según lo prescrito. En la serie de pulgadas, a veces se utiliza la denominación común. Por ejemplo, 1/8B se llama “1B”, 3/8B “3B”, 1 1/2B “inch-han”, etc., donde el denominador es 8.

En general, muchos productos son ajustables para adaptarse al diámetro de la tubería, y hay una amplia gama de productos en circulación, de 8 A a 10 A para diámetros A pequeños, y de 65 A a 100 A para diámetros A grandes. Además, puede ser necesario utilizar distintos materiales para las tuberías (especialmente acero inoxidable).

カテゴリー
category_fr

réceptacle

Qu’est-ce qu’un réceptacle ?

Un réceptacle est un type de connecteur qui peut être divisé en trois grandes catégories : la fiche, la prise et l’adaptateur.

Une prise est le nom donné à l’un des côtés d’un connecteur qui est apparié à une fiche et qui présente une grille d’ouvertures de contact.

Ce connecteur est également connu sous le nom de jack, côté femelle ou prise femelle.

Le second côté du connecteur est la fiche, et désigne le côté avec les contacts en forme d’aiguille.

Elle est également connue sous le nom de prise mâle ou fiche.

Utilisations des prises

Les prises sont donc un type de connecteur et sont utilisés à de nombreux endroits lors du câblage.

Le principal avantage de l’utilisation de connecteurs est qu’ils sont faciles à détacher.

Sans connecteurs, il faudrait souder ou sertir pour connecter et, inversement, couper les câbles pour les déconnecter, mais avec les connecteurs, la déconnexion et la connexion peuvent se faire manuellement.

Les connecteurs, y compris les prises, sont utilisés dans les câbles audio et vidéo, les câbles de communication et d’ordinateur, les câbles d’alimentation, les applications coaxiales, les communications radio, les cartes de circuits imprimés et les fibres optiques.

Principe des prises

Les prises sont des fiches de type femelle, également appelées prises femelles ou jacks, qui sont montées directement sur l’extérieur d’un appareil.

Les fiches sont l’opposé des prises et sont un type de connecteur avec des broches saillantes.

Il existe des types mâles avec des broches qui sortent et des types femelles avec une grille dans laquelle insérer les broches, mais pour des raisons de sécurité, la règle veut que le type femelle soit utilisé du côté de l’alimentation lors d’une connexion.

En effet, le type mâle a un noyau qui dépasse, ce qui signifie que l’électrode est exposée et peut être touchée avec un tournevis ou autre.

Si l’appareil est sous tension au moment où vous le touchez, vous risquez non seulement de court-circuiter l’électrode, mais aussi de recevoir un choc électrique, selon la situation.

Si le connecteur est de type femelle, un tel accident est moins susceptible de se produire car il est difficile de toucher directement les électrodes du connecteur, même si celui-ci est sous tension.

La règle de base est donc que le type femelle doit être utilisé du côté de l’alimentation et le type mâle du côté de la réception de l’électricité.