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IoT&5Gソリューション展に出展するメリットや出展費用を紹介

IoTとは「Internet of Things」の略称であり、様々なモノがインターネット上でつながることによって新たな価値が生まれることを意味しています。今回はこのIoTに関する代表的な展示会であるIoT&5Gソリューション展について紹介します。

IoT&5Gソリューション展とは

IoT&5Gソリューション展

出典元:IoT&5Gソリューション展 公式サイト

IoT&5Gソリューション展とはRX Japan株式会社(旧社名:リードエグジビションジャパン)が主催するJapan IT Weekを構成する展示会のうちの一つであり、IT展示会として日本最大規模を誇る大規模展示会です。

Japan IT WeekはIT関連の複数の展示会から構成されていますが、このうちIoT&5Gソリューション展は、遠隔監視、予知保全、生産管理、5Gソリューション、ローカル5G、IoTデータ活用、通信モジュール、M2Mデバイスなどの分野に関連した企業が中心となって出展しています。

IoT&5Gソリューション展を含むJapan IT Weekは2022年現在、開催地や開催方法を変えて年5回の開催が予定されています。このうちJapan IT Weekオンラインは従来の対面形式ではなく、完全オンライン形式の展示会です。

IoT&5Gソリューション展に出展するメリット

IoT&5Gソリューション展に出展するメリットは大きく二つあります。一つ目のメリットはこの展示会が日本最大規模の商談の場であることです。

IoT&5Gソリューション展を含むJapan IT Weekは日本最大規模のIT展示会であり、多くの来場者が見込まれます。さらにオンライン展示会を含めて顧客は商談を目的としているため、具体的な目的や課題を持って来場することから、効率的な商談を行うことが可能といえます。

二つ目のメリットは複数の専門展が同時開催されるため、シナジー効果が期待できることです。Japan IT Weekは複数のIT展示会が同時に開催され、関連するセミナーや公演も数多く実施されます。

特定の目的や課題を持った顧客だけではなく、通常では関わり得ない様々な顧客が同時に来場することから、幅広い顧客と接することによるシナジー効果が期待されます。

IoT&5Gソリューション展の出展費用

IoT&5Gソリューション展は、Japan IT Weekとして年5回の開催が予定されています。会場や出展形式が異なるため、自社が出展を希望する回を確認して申し込む必要があります。申し込みは公式サイトから出展資料請求することで、出展案内や出展料金の見積もりを入手できます。

出展に関する質問・問い合わせは下記のメールや電話からも可能です。

公式サイト:IoT&5Gソリューション展

TEL:03-3349-8504 / Mail:cj.jp@rxglobal.com

対面形式での展示会に出展する場合、出展費用だけではなくブースの加工費やパンフレット代などの雑費も必要な経費となるため注意してください。

IoT&5Gソリューション展を有効活用しよう

IoT&5Gソリューション展は日本最大規模のIT展示会であり、商談を目的とした顧客が多く集まることから、集客面で有用な展示会といえます。さらに複数のIT関連展示会が併催されるため、その他の展示会の参加者を取り込めれば、さらなる事業拡大を期待できるでしょう。

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【製造業メーカー向け】広告代理店に依頼するメリットと注意点を解説!

広告代理店は、企業の様々な広告活動、マーケティングを請け負う企業のことを指します。今回の記事では、製造業メーカー向けの広告代理店に依頼するメリットと注意点を解説します。

広告代理店の種類

広告代理店とは、広告主の企業に代わってさまざまな広告やマーケティングを行う企業ですが、その種類は大きく3つに分けられます。

1つ目はマスメディアをはじめ、さまざまな種類の広告を広く取り扱う総合広告代理店。2つ目は1つのメディアに特化した専門広告代理店。3つ目は特定企業の専属広告代理店であるハウスエージェンシーです。

製造業メーカー向け広告代理店は主に専門広告代理店に部類され、特に近年ではインターネットメディアに特化した企業が増えています。

製造業メーカー向けの広告代理店に依頼するメリット

製造業メーカーが行うべき広告活動は、一般的な企業が行っている広告活動とは異なります。そのため、製造業メーカーに特化した広告代理店に依頼した方が、広告効果を最大化しやすいです。

製造業メーカーの多くはBtoBと呼ばれる企業間取引が主な取引形態です。この取引は企業顧客間取引であるBtoCと比較して、単に取引の対象が異なるだけではなく、取引の規模や期間、注意点などが大きく異なります。

マーケティングを含んだ広告戦略についても、BtoBとBtoCでは大きく異なる点の一つです。BtoC向けの広告は多数の顧客に向けた情報の拡散を目的としているのに対して、BtoB向けの広告は見込み顧客(リード)を獲得することが目的であるため、あらかじめターゲットを限定する必要があります。

製造業メーカー向けの広告代理店に依頼する際の注意点

製造業メーカーが行うべき広告活動として、マスメディアやインターネットに対する広告掲載が挙げられます。しかし、前述のように不特定多数の顧客に対する広告は知名度の向上などには寄与するものの、リード獲得という本来の目的に対する効果は少ないです。

そのため、リード獲得を目的とする場合は、メールマガジンなどのインサイドセールス、オウンドメディアの活用、展示会やセミナーへの参加などを積極的に行う必要があります。広告代理店を選定する際は、単なる広告作成だけではなく、マーケティングを含んだ広告戦略を立ててくれる企業であるかどうかも考慮すると良いです。

製造業メーカー向けの広告代理店に依頼しよう

BtoBを主な取引形態とする製造業メーカーの場合、単なる広告の掲載は限定的な効果しか生み出しません。製造業メーカー向けの広告代理店に依頼することで、広告効果を最大化しやすくなります。

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【事例紹介】SiTime Corporation様

SiTime Corporation-ロゴ

SiTime Corporationについて

SiTime Corporation (NASDAQ: SITM)は、シリコンMEMSタイミングのマーケットリーダーです。エージングのない高性能MEMS振動子で水晶では実現の難しい高性能発振器を開発しました。

また、高性能のアナログCMOS ICによって、従来のタイミングデバイスを凌駕する高信頼性や周波数安定性を有する製品を開発しています。

高い技術力と幅広い製品で急成長を続け、2021年の売り上げは250億円で発振器の売り上げでは世界トップです。

プログラム可能なソリューションは、お客様がより高いパフォーマンス、より小さなサイズ、より低い電力、より優れた信頼性で製品を差別化できるようにする豊富な機能セットを提供しています。約20億台のデバイスが出荷され、タイミングデバイス業界を変えています。

 

導入のきっかけ

SiTimeは世界ではタイミングデバイスメーカーとして知名度は高いのですが、日本ではまだあまり認知されていないので、知名度向上のためオンラインマーケティングを採用しました。

 

メトリー導入を決めた理由

GoogleやYahoo検索において、部品検索サイトとして常に上位に表示されるため採用しました。

弊社は現在メトリー上の7つのカテゴリに製品を掲載していますが、検索順位において7つのカテゴリ中6つが1位、1つが2位で、他の製品サイトよりも見られやすいと感じています。

他にも、「TCXO+ランキング」や「水晶振動子+比較」といった幅広い検索キーワードでメトリーのページが1位に表示されています。

しかも、メトリーさんが検索ボリュームの大きいキーワードをあらかじめ選定してカテゴリを作成しているので、閲覧数が増えないのではないかといったような心配もなく安心して広告掲載を始めることができます。

 

メトリーを実際に使ってみて

幅広い顧客からのお問い合わせが増えました。メトリーは「広告確認ページ」で、弊社の情報が具体的にどんな企業さんに見られているのかわかるので随時確認しています。

これまで接点の無かった企業さんをターゲットとして見込めること、また弊社に興味を持った企業さんのコンタクト情報を得られるので実際にアプローチを掛けられることが新規顧客獲得に役立っています。

また、メトリー上のカテゴリは急速に増え続けているので、タイミングデバイス内のカテゴリーがさらに増えてより多くの方に見ていただけるようになることも期待しています。

 

SiTime Corporation様の会社HPはこちら

SiTime Corporation様の発振器、クロックジェネレータLSI紹介ページはこちら

 

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テックターゲットジャパンに広告掲載するメリットや掲載費用を紹介

テックターゲットジャパンは、企業の情報システム担当者を対象にした会員制のWebメディアです。今回の記事では、テックターゲットジャパンに広告を掲載するメリットや掲載費用などを紹介します。

テックターゲットジャパンとは

テックターゲットジャパン

出典元:Tech Target Japan 公式サイト

テックターゲットジャパンは、企業内の情報システムに携わる担当者を対象にした、IT製品やサービスの導入・購買を支援する情報を提供する会員制のWebメディアです。ITインフラやセキュリティなど、幅広い専門テーマの最新情報などを知ることができます。

テックターゲットジャパンに広告掲載するメリット

テックターゲットジャパンに広告を掲載するメリットとして、自社のIT製品・サービスを効率良くPRできる点が挙げられます。テックターゲットジャパンは会員数が約47万人いる、IT製品・サービスに関する専門のメディアなので、多数の適切なターゲットに自社製品をアピールすることが可能です。

テックターゲットジャパンの広告掲載費用

テックターゲットジャパンの広告掲載費用は下記の通りです。

PC広告

商品名 掲載期間 想定IMP 単価 サイズ(W×H)
スーパーバナー 任意(1週間以上) imp保証 2.5円 728×90
レクタングルALL 任意(1週間以上) imp保証 3.0円 300×300,300×250,300×600

PC広告の料金は、掲載期間ごとの想定IMP×単価になります。IMP(インプレッション)というのは広告が表示された回数です。

想定IMPは過去の実績から割り出した、予想されるIMPです。imp保証は掲載期間内に想定IMPに達しない場合に、到達するまで掲載期間を延長します。実際の料金は個別相談の結果で決まります。

                                 

メールマガジン広告

配信内容 配信数 配信日 料金
TechTarget新着情報 約408,000通 毎週 月~金 1,500,000円
専門メディア別メールマガジン 1,500,000円

※専門メディアによる。詳しくはテックターゲットジャパンの公式サイトでご確認ください。

公式サイト:Tech Target Japan

テックターゲットジャパンに広告掲載して効率的に自社製品の認知度を上げよう

テックターゲットジャパンには、多くの会員が登録されており、適切なターゲットの選定が可能です。効率的に自社製品の認知度を上げることができます。

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金属プレス加工技術展に出展するメリットや出展費用を紹介

金属プレス加工技術展は、業界最大級の展示会の一つです。今回の記事では、金属プレス加工技術展に出展するメリットや出展費用などを紹介します。

金属プレス加工技術展とは

金属プレス加工技術展

出典元:金属プレス加工技術展 公式サイト

プレス加工機や周辺機器、プレス金型およびプレス金型部品、各種金属プレス成形サンプルなどの技術をプレス加工メーカーがPRする展示会です。インターモールド(金型加工技術展)と金型展も同時に開催され、来場者が数千人に及ぶ、業界で最大級の規模のイベントになります。

金属プレス加工技術展に出展するメリット

金属プレス加工技術展に出展するメリットとして、具体的なPRが可能で来場者も理解しやすい点が挙げられます。来場者にデモンストレーションで製品やサービスを体験してもらえるので、カタログや資料による案内よりも具体的に自社の製品をアピールできます。

来場者の企業のニーズと自社の製品などがマッチすれば、商談次第で新規顧客獲得に繋がる可能性も高いです。

金属プレス加工技術展の出展費用

2022年の金属プレス加工技術展の出展費用は下記の通りです。

種別 Aタイプ(スペースのみ) Bタイプ(基本装備・設備付き)
一般 407,000円(税込) 486,200円(税込)
※会員 330,000円(税込) 409,200円(税込)
※賛助会員 352,000円(税込)

431,200円(税込)

※会員および賛助会員の価格は主催団体の会員のみ

2022年の出展申し込み受付は終了しました。2023年の金額は変わる可能性があります。

公式サイト:金属プレス加工技術展

金属プレス加工技術展に出展して新規顧客獲得に繋げよう

金属プレス加工技術展には多くの来場者が訪れるため、自社製品の認知度向上が期待できます。また、新規顧客獲得につながる可能性が高いです。

 

 

 

 

 

 

 

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【3Dプリンターの展示会3選】特徴や出展メリットも併せて紹介                               

3Dプリンターの代表的な展示会として、「次世代3Dプリンタ展」「TAT JAPAN 3Dプリンティング&AM技術の総合展」「モノづくりフェア2022」の3つがあります。今回の記事では、これらの特徴や出展メリットをそれぞれ紹介します。展示会によって特徴や出展メリットが異なるので、出展する前に違いを知っておくと良いです。

1. 次世代3Dプリンタ展

次世代3Dプリンタ展

出典元:次世代3Dプリンタ展 公式サイト

次世代3Dプリンタ展は日本ものづくりワールドの展示会です。製造業だけでなく、建設業や広告業などの幅広い業界が来場するため、関わったことがない業界にも自社製品をPRすることができます。

この展示会では3Dプリンターの技術を学ぶこともできるので、PRだけでなく情報収集の場としても活用できます。

公式サイト:次世代3Dプリンタ展

2. TCT JAPAN 3Dプリンティング&AM技術の総合展

3Dプリンティング&AM技術の総合展

出典元:TCT JAPAN 公式サイト

TCT JAPANは、3DプリンティングとAM技術に関する製品やサービスが集まった展示会です。出展している企業の約半数が新規出展なので、初めて展示会に出展する場合でも安心できます。

公式サイト:TCT JAPAN 3Dプリンティング&AM技術の総合展

3. モノづくりフェア2022

ものづくりフェア

出典元:ものづくりフェア2022 公式サイト

モノづくりフェアの展示会は6つに分かれており、その一つにプリンターコーナーがあります。2021年度は13,000人以上来場しているため、自社製品の認知度を上げたい場合におすすめです。セミナーもあるので、技術や製品を学ぶ場としても活用できます。

公式サイト:ものづくりフェア2022

展示会に出展して新たなビジネスチャンスに繋げよう

今回は3Dプリンターの展示会を3つ紹介しました。展示会に出展すると、新たなビジネスチャンスに繋がりやすいです。ぜひ本記事で紹介した展示会の特徴を理解した上で、出展するか検討してみましょう。

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【工場IoT向けの展示会3選】特徴や出展メリットも併せて紹介

工場IoT向けの展示会には大きく分けて「業界総合型」と「業界特化型」の2タイプがあります。「業界総合型」はスマート工場EXPOとものづくりAI/IoT展、「業界特化型」はスマートファクトリーJapanが有名な展示会です。今回の記事では、それぞれの展示会について解説します。

1. スマート工場EXPO

スマート工場エクスポ

出典元:スマート工場EXPO 公式サイト

スマート工場EXPOはIoT関連機器やAI関連機器、見える化に関連する製品など、製造業DXを実現させる技術を集結させた展示会です。主に工場の生産や製造に関わる担当者や情報システム部門の担当者が来場されることが予想されます。

また、展示会中には製品・技術セミナーも開催され、自社の技術力、製品力のアピールの場としても活用可能です。最新技術に関心のある部署の担当者が多数来場するので、開発製品のお披露目や技術セミナーを開催して市場の反応を見ることができます。

公式サイト:スマート工場EXPO

2. ものづくりAI/IoT展

ものづくりAIIoT展

出典元:ものづくりAI/IoT展 公式サイト

ものづくりAI/IoT展は、「日本ものづくりワールド」の一つで、世界最大級の展示会イベントです。IoTプラットフォームやAIソリューションに関する機器などが多く出展され、製造業向けのIoT・AIソリューション企業の製品が展示されます。

生産工程の自動化に関心の高い企業と担当部署の方々が来場されるので、IoT/AIに関する機器への関心が高く、引き合いが増えることも見込めます。

公式サイト:ものづくりAI/IoT展

3. スマートファクトリーJapan

スマートファクトリージャパン

出典元:スマートファクトリー Japan 公式サイト

スマートファクトリーJapanは、製造現場DX を推進するための技術とシステムが揃う展示会です。主に低価格で導入できて、すぐに取り入れやすいIoT機器や人工知能システムのサービスに関する製品を展示している企業が多く出展しています。

リアル展示会・オンライン展示会の両方を開催していて、オンライン展示会ではリアル展示会に来場できない担当者までリーチできます。一方で、リアル展示会で実機をPRして、実際の使い勝手を確認してもらうことも可能です。リアル・オンライン双方のメリットを活かして、自社をPRできる点がメリットといえます。

公式サイト:スマートファクトリー Japan 2022

展示会に出展して自社の製品をPRしよう

今回の記事では、工場IoT向けの展示会の特徴と出展メリットを解説しました。それぞれの展示会に特徴があるので、ぜひ今回の記事を出展する際の参考にしてみてください。

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【市場動向】鋳造業界を取り巻く現在の環境と課題解決策とは?        

新型コロナウィルスで世界中に経済的な打撃を与えている現代において、日本の鋳造業界もさまざまな課題を抱えています。今回の記事では、現在の鋳造業界を取り巻く環境と課題解決策を紹介します。

                                      

鋳造業界の市場動向

日本鋳造協会の2020年度事業報告書によると、鋳造業の2020年生産金額(ダイカストを除く)は、1兆1,610億円で前年比15.1%減、生産量も同様に354万トンで16.9%減。金額・生産量ともにマイナスでの推移をしています。

新型コロナウィルス感染拡大以前から、業界全体は経済状況的に厳しいものでしたが、コロナ禍を経て、業界の厳しさがさらに増しました。

鋳造業界の課題

グローバル化が進み、ライバルが増えて年々厳しさを増す鋳造業界で、常に新しい課題が生まれています。最も深刻な鋳造業界の課題は、生産労働人口の減少です。少子高齢化により、働き手となる生産労働人口の減少もあり、人手不足が深刻しています。

鋳造業界の課題解決策

鋳造業界の生産労働人口の減少を解決するために、生産工程の自動化として産業用ロボットを導入するか、外国人労働者を受け入れるという方法があります。産業用ロボットを受け入れることで、これまで人手で作業をしていたことが、産業用ロボットで自動化できるようになります。

産業用ロボットでできないことを外国人労働者で補うことも可能です。鋳造業界の仕事環境は、賃金や労働環境としても厳しい部分があります。

課題解決に向けてさまざまな方法を試そう

今回の記事では鋳造業界を取り巻く現在の環境と課題解決について解説しました。本記事を参考にして、課題解決策を実践してみましょう。

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【分析機器の展示会3選】特徴や出展メリットも併せて紹介

分析機器とは、「物質の組成,性質,構造,状態等を定性的・定量的に測定する機械・器具又は装置」※1のことを指します。利用される分野は、実験・研究用、環境用、医療用など、多岐に渡ります。

今回の記事では、分析機器の代表的な展示会である「JASIS」「食品開発展」「VACUUM2022真空展」を特徴や出展メリットと併せて紹介します。

※1引用元:一般社団法人 日本分析機器工業会

1. JASIS 

最先端科学・分析システム&ソリューション展

出典元:JASIS 公式サイト

JASISは、一般社団法人分析機器工業会のJAIMAが主催する分析機器の展示会です。アジア最大級の規模を誇り、2021年に開催したJASIS2021には268社の企業が参加しました。

WebExpoというバーチャル展示会も開催されます。それにより会場に来られなかった企業へのアプローチや、時間が無くて見切れなかったという企業へのフォローも可能です。

公式サイト:JASIS 2022

2. 食品開発展

食品開発展

出典元:食品開発展 公式サイト

食品開発展は、食品分野の研究開発、品質保証、製造技術者向けの展示会です。2022年は、健康、美味しさ、安全・品質、フードロングライフという4つのテーマで開催されます。

2021年に開催した際は410社が出展し、食品関連の製造業だけでなく商社や卸売業をはじめとする非製造業の方も多く来場しました。新規の顧客を獲得できる機会に繋がります。

また、展示会のメルマガや食品業界の専門誌での特集記事でのPRも可能です。それにより、自社製品をさらに広くアピールすることができます。

公式サイト:食品開発展 2022

3. VACUUM2022真空展

バキューム真空展

出典元:VACUUM 2022 真空展 公式サイト

VACUUM2022真空展は真空機器、真空装置の総合展示会です。真空技術にかかわる企業や研究者が多く来場します。

会場には商談ブースが設けられ、その場でビジネスに繋がる商談が可能です。また、事前に出展者と来場者を結びつけるマッチングシステムがあり、より効率的に商談が行えます。

公式サイト:VACUUM 2022 真空展

分析機器の展示会に出展して効率的にビジネスに繋げよう

分析機器の展示会を3つ紹介しました。展示会に出展すると、一度に多くの方と出会えて商談のチャンスに繋がりやすいです。展示会に出展し、自社の製品を効率的にアピールしてみてください。

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製造業の4P分析とは?具体的な手順や進める上でのポイントを解説!

自社商品の売上を伸ばしたいのであれば、マーケティングの具体戦略を考える4P分析というフレームワークが有効です。本記事では、4P分析の具体的な手順や進める上でのポイントを紹介します。

製造業の4P分析とは

4P分析とは、「Product」「Price」「Place」「Promotion」の4つの要素の頭文字をとった分析方法です。具体的にマーケティングに落とし込むと、以下のような意味があります。

  • どのような製品・サービス(Product)
  • どれくらいの価格(Place)
  • どこで販売しどのように流通させるか(Place)
  • ターゲットに対してどの媒体でどのように販売促進させるか(Promotion)

この4つの要素はマーケティング施策を立てる上で非常に重要です。

製造業の4P分析における具体的な手順

製造業の4P分析では、「Product」「Price」「Place」「Promotion」の順番になります。まずは、「製品・サービス」を決めます。具体的には、商品の品質やデザイン、保証、アフターサービス、ネーミングなどです。

製品やサービスを決める際に、市場に参入するタイミングも大まかに決めておきます。ブームが去った後の場合は、販促の訴求方法を変えたり、参入時期を遅らせたりするなどの工夫が必要です。

次に「価格」を決めます。価格を決めるときは、競合他社の価格を参考にしたり、ターゲット企業目線で適正価格を判断する必要があります。

価格が決まったら、「販促場所」を決めます。場所を決めるときは、市場に競合他社がどれくらいいるのか把握しておくことが大切です。

優秀な自社商品でも、競合が多いと埋もれてしまうことがあるため注意しましょう。そして、最後に「販促方法」を決めます。

販促方法とは、どのような媒体でターゲット企業にアプローチしていくかということです。直近だと、WEBの販促方法が注目されています。

インフルエンサー施策や口コミ・評判の施策などが例として挙げられます。他にもさまざまな販促方法があるので、自社商品に合った方法を検討してみましょう。

製造業の4P分析を進める上でのポイント

                                                                                                                                                        

4P分析で定期的にマーケティング効果を見直すことがポイントとなります。製品や業界動向・競合他社など状況は常に変化し続けているからです。4P分析で効果的な施策をした後は、マーケティング効果を見直すというサイクルを繰り返しましょう。

製造業の4P分析を活用し売上を最大化させよう

今回は、4P分析の具体的な手順や進める上でのポイントについて紹介しました。自社商品の売上で伸び悩んでいるときは4P分析を活用すると、売上向上に繋がる可能性があります。