全電動ブロー成形機 NB60SII
株式会社タハラ

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この製品について

自動車スポイラー用成形機です。2021年10月より親会社の日本製鋼所 (JSW) から当社に大型容器用ブロー成形機の製造・販売・サービスが移管されました。プラスチックドラム、自動車用スポイラー、大型汎用タンクなど従来の当社機では対応が難しかった大型ブロー成形品も成形可能です。ダイヘッドは連続押出式、アキュムレータ式のどちらも製作致します。

タハラ全電動ブロー成形機のメリット
■品質安定・不良率の減少：ACサーボモータを装備し、高い繰り返し位置精度と速度一定化により、機械動作のバラツキが無くなり良品を安定して成形できます。
・口部カットの品質安定化：ヘッド部を上昇させながらサーボ駆動のカッターでパリソンをカットします。そのため、カット後のパリソン形状が安定し、高精度の口部をもつ製品を安定して成形できます。
・製品重量及び肉厚のバラツキ低減：成形サイクル一定化制御を標準搭載しています。そのため、ショット毎にパリソンの長さが一定に保たれ、製品重量や肉厚のバラツキを抑えて成形できます。

■作業環境向上クリーン・低騒音：油圧装置特有の油漏れがなく、清潔で低騒音な環境で製品を成形できます。

■生産性・操作性向上・成形条件・立上げ時間の短縮：機械の運転を停めずに、成形条件の設定/変更ができます。また、製品毎の成形条件の保存や、保存した成形条件の読み出しも容易にできるので、設定変更に掛かる工数を大幅に削減できます。
・成形サイクルの短縮：ACサーボモータ駆動で運転しています。最大スピードで生産していても、衝撃のない動作となり、油圧式機械と比べると機械の動作時間が大幅に短縮されます。

■経済性向上・メンテンナンスフリー：油圧式機械が必要とする定期的メンテナンス (作動油の交換や、パッキン・オイルシール等の消耗品の交換など) が不要となります。メンテナンス費用を大幅に削減できます。
・消費電力の削減：油圧式機械では常時油圧ポンプが駆動し続けます。ACサーボモータは駆動時のみ電力を消費します。油圧式機械と比較し、消費電力を40%-60%削減でき、電気料金を大幅に削減できます。