振動円偏光二色性分光光度計 FVS-6000
日本分光株式会社

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この製品について

FVS-6000はキラル分子の分子構造解析を目的とした赤外域での振動円偏光二色性 (VCD) 測定のために最適化された専用装置です。糖類などのUV/VIS領域で吸収のない化合物の光学活性情報や分子の絶対配置の決定に有用な情報を得ることができます。赤外域における円二色性 (VCD) 信号はUV/VIS域での円偏光二色性 (ECD) と比較して一桁以上シグナルが弱いため、振動円偏光二色性分光光度計には高い感度と安定性が求められます。

特長
■熱制御独立した赤外光源のマウントおよびPEMの恒温対応しています。

■最適化された光学系VCD測定のために設計された専用装置です。

■VCDオートアライメント光軸を高精度に制御し、アーティファクトや経時変化を制御することで、装置を常に最適な状態に保ちます。

■高感度測定着目吸収帯のみを透過するナローバンドフィルタ (オプション) を使用することで、従来法では得ることのできなかった微小ピークの測定が可能となります。

■DSPロックイン検出VCDに最適化されたアルゴリズムを用いたDSPロックイン検出によりSN比を大幅に改善しました。

■パージ機能光学系、試料室、検出器はすべて窒素などでパージ可能です。

ハードウェアの特長
■熱制御振動円偏光二色性は非常に弱い信号です。そのため、ベースラインの乱れなどによる影響を受けやすく、装置には高い感度と安定性が求められます。FVS-6000では、光源を光学系とは隔離してマウントするとともに、恒温対応のPEMを採用することにより、ベースライン安定性の向上を実現しました。

■最適化された光学系偏光特性が少なく、高効率な28度入射の干渉計、集光効率の高い光学系、複屈折性素子を排除した反射光学系を採用しています。赤外光源も高輝度なセラミック光源を使用しているので、狭帯域測定の際も高いスループットを得ることができます。

■VCDオートアライメント装置として最高のエネルギー (強度) が出るよう、光学系内の固定鏡を最適な位置に自動調整します。また、光学系内のレンズの位置も調整することができるため、常に装置を最適な状態に保って測定を行うことができます。

型番
この商品には1種類の型番があります

シリーズ
振動円偏光二色性分光光度計 FVS-6000

取扱企業
日本分光株式会社

カテゴリ

測定機器

分光光度計

アナライザ

分光分析装置

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振動円偏光二色性分光光度計 FVS-6000 品番1件

商品画像	品番	価格 (税抜)	測定波数範囲	分解	ノイズレベル	光源	検出器	干渉計	光学フィルタ	偏光子
	FVS-6000	要見積もり	3,200~850cm−1	0.5~16cm−1	8×10−6ΔAbs以下 (分解4cm−1、20分積算)	高輝度セラミック光源	MCT-V (3,200~850cm−1、標準)	28°入射マイケルソン干渉計	3,200~2,000、2,000~850−1 (6連自動切換、標準)	KRS-5基板ワイヤーグリッド