真空チャックはここまで進化、深化した。エアロフィックス-エアロフィックス台座タイプ (角型)

真空チャックはここまで進化、深化した。エアロフィックス
アローズエンジニアリング株式会社

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この製品について

近年、太陽電池、LED、半導体、液晶、プリント基板などの極小、高精細技術の向上ならびに高度化に伴い、より高精度で高性能な真空チャックへのニーズが高まっています。株式会社ナノテムは、独自のセラミックス焼結技術により、従来のスルーホールタイプ真空チャックとは、まったく異なるアプローチによる真空チャック「エアロフィックス」を開発いたしました。 「エアロフィックス」は、主剤と助剤の共晶反応をコントロールすることにより、焼結性を制御するもので、ワークに最適な気孔径および気孔率に調整いたします。また、製造工程で完全焼結するので、「エアロフィックス」内部からの発塵がなく、使用環境に影響を与えません。お客さまに求められるものを最高のクオリティで。私たちナノテムが誇る先進の技術力、柔軟な独創力、高い実現力でお応えしてまいります。

ナノテム独自の素材、焼結技術で実現した、先駆けるアドバンテージ
■部分吸着が可能に　さまざまなワークサイズに対応するので、1台でOK。これまでは、ワークの形状に合わせたチャック装置の設計、製造が必要でしたが、部分吸着が可能な「エアロフィックス」は、さまざまなワークサイズに対応。ワークごとに形式やサイズを取り揃える必要がなく、コスト低減と作業効率の向上をかなえます。

■高性能、高精度な均一吸着力　フィルムなど、デリケートな薄物ワークに最適。アルミニウムやステンレスの吸着面に溝や穴を設け、ワークを固定していた従来型の真空チャックでは、ワークが表面穴溝に吸い込まれ、変形やたわみ、歪みを引き起こすことがありました。しかし、ミクロンオーダーの超微細な気孔と独自の真空排気方式を有する「エアロフィックス」は、均一な吸着力を発生させるので、デリケートな薄物ワークにも安心。また、フィルム等にみられる端部の反りも吸着するので (タッチダウン) 、作業効率がアップします。吸着力は、真空調圧弁により調整できます。

■簡便＆コストダウン　既存装置にポンと置くだけで「エアロフィックス」に。据え置き型の「トッププレート」は、現在お使いの真空チャックの上にポンと置くだけで「エアロフィックス」の性能、機能を発揮します。締結の必要はありません。