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■概要 水溶性、エマルジョン (乳化) タイプの屋内用長期防錆剤で、ワックスが入っていますから、防錆とともにつやのある仕上がりになります。防錆皮膜は透明で、水がついても再び乳化することはありません。加温、常温黒染の後処理をはじめ、鍛造品、メッキの中間防錆などに広く用いられます。 ■特長 ・防錆期間は屋内で1年以上 (原液使用) と強力です。 ・洗浄直後の水のついたワークをどぶ漬けしますと、その水は溶剤の水と混じって一緒に蒸発しますので、処理後水洗浄した黒染部品の防錆仕上げや、メッキの中間防錆に適しています。 ・ワックス入りで、つやのある防錆皮膜をつくりますから、鍛造部品、黒染部品の仕上げに用いますと、防錆とつや出しが一度にできます。 ・短期防錆、中間防錆のときは、期間に応じてお湯でうすめて使用できます。 ■用途 ・加温、常温黒染後の防錆とつや出し。 ・鍛造品の防錆とつや出し。 ・メッキ工程の酸洗、洗浄後の防錆。 ・りん酸化成処理後の防錆。 ・バレル研磨後の防錆。 ■用い方 1. どぶ漬け (ディッピング) ・槽の材質はとくに選びません。入手しやすい鉄、ステンレス、プラスチックのものをご使用ください。形状、大きさはワークの大きさと作業性を考慮して決めてください。 ・どぶ漬けする前にワークに付着した油、ゴミを洗浄、除去させてください。 ・カゴに入れてどぶ漬けするときは液中で一、二度揺動させ、揚げてから余分な液をきってください。どぶ漬けする時間は1~2分です。 ・揚げてそのまま放置しますと30分~1時間で自然乾燥しますが、急ぐときはドライヤーなどを用いて強制乾燥させてください。 ・短期防錆には50℃程度のお湯で2~3倍に希釈してご使用ください。 2. 塗布とスプレー 塗布はハケ、スプレーは通常のスプレーガンを用います。乾燥の要領はどぶ漬けのときと同じです。 ■使用にあたっての留意事項 ・深い袋穴などにラスメットがたまって水分が長時間蒸発しませんと、鉄鋼と水分が反応して赤サビが発生することがあります。袋穴が多くて形状が複雑なワークの処理には適していません。 ・長時間放置しますと、油分が表面に分離しますので、ご使用前によく攪拌してください。
容量
原液の比重
JIS規格 (K2246)
NP-3-1
防汚試験
Mil-C-22235A 合格
耐候性
被膜は-50~20℃まで安定
電気抵抗
16,000 V Par A STM#D-877-49
乾燥性
10時間以上軟らかい (20~25℃)
除膜性
JIS-Z-0236 合格
型番
ラスメット取扱企業
株式会社オーデックカテゴリ
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| 商品画像 | 価格 (税抜) | 容量 | 湿潤試験 | 塩水噴霧試験 | 防錆期間 | 塗布可能面積 | 皮膜厚 (μm) | 引火点 | pH |
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要見積もり | 1ガロン (約4L) ポリ容器入り、18L缶入り | 720時間変化なし | 85時間変化なし | 屋内で1年以上 (原液使用) | 1Lで約90m^2 | 3~4 | 100℃以上 | 9.5 |
