ブロマシルについての概要、用途、原理などをご説明します。また、ブロマシルのメーカー9社一覧や企業ランキングも掲載しておりますので是非ご覧ください。
ブロマシル(Bromacil)とは、ダイアジン系殺草剤の主成分で、ピリミジン骨格を持っている有機臭素化合物(C9H13BrN2O2)として知られております。
農薬としての安全性については、毒劇物に該当しない普通物としての扱いですが、魚毒性があります。
水産動植物(藻類)の生育に影響を及ぼす可能性がありますので、本剤を使用する場合や散布器具等を洗浄する場合は、養殖池や河川等に流入したり飛散したりすることのないように注意を要します。
散布後の土壌における残効性は、4ヶ月以上あり、根から植物体内に速やかに吸収されますので、散布直後から雑草の生育を長期に渡って抑制します。
作用機作は、光合成によって水が分解されて酸素を発生させるヒル反応を阻害することにあります。
ブロマシルの使用用途ですが、本剤を含む製剤を液剤、水和剤、粉粒剤、粒剤などの緑地管理用除草剤として加工して、非農耕地用に主に散布します。
宅地、緑地、工場敷地、墓地、公園、駐車場、道路、グラウンド、畜舎敷、鉄道敷等の土壌全面に対して均一に散布します。
多年生、一年生を問わず、管理地に生えているイネ科の雑草を枯らす場合に使用しますが、使用量と適用回数に制限があります。
雑草の生育ステージを問わず、発生前から生育期まで、どの時期からでも適用することが可能です。
*一部商社などの取扱い企業なども含みます。
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