全てのカテゴリ
閲覧履歴
有限要素法シミュレーションソフトについての概要、用途、原理などをご説明します。また、有限要素法シミュレーションソフトのメーカー13社一覧や企業ランキングも掲載しております。有限要素法シミュレーションソフト関連企業の2025年3月注目ランキングは1位:オートデスク株式会社、2位:株式会社テクノスター、3位:エムエスシーソフトウェア株式会社となっています。
関連キーワード
東京大学機械工学科卒、機械工学専攻修士課程修了。>学生時代は熱界面材料や断熱材など熱物性・材料の研究に従事。その後、化学メーカーでおもに塗布装置の開発やCAE業務に従事。現在は、食品メーカーでCFDや分子動力学、化学平衡・気液平衡関連の研究開発に従事している。
有限要素法シミュレーションとは、有限要素法を利用してコンピュータによる数値解析により、構造物・流体・熱・電磁気などの分野で設計の最適化や挙動解析などを行うことです。
有限要素法とは、解析的に解くことが難しい微分方程式の近似解を数値的に得る方法です。有限要素法では、方程式が定義された領域を小さな部分 (要素) に分割し、各要素内で単純な関数を用いて近似します。そして、各要素の境界で連続性や力の釣り合いなどの条件を満たすように、全体の解を求めます。
数値解析の手法として差分法と比較すると、複雑な形状の解析が容易になり汎用プログラムが作りやすい点が特徴です。構造物の強度設計をベースに、コンピュータ技術の進歩と相まって、動的解析、塑性加工、衝突挙動、大変形解析、大規模流体・熱計算などへと発展しています。
有限要素法シミュレーションは、構造力学や流体力学などの分野で多岐にわたって応用されています。
構造物では、溶接変形の予測や残留ひずみの計算、骨組み構造の崩壊、き裂伝播の解析、薄板接合の熱伝導・熱応力・ひずみ解析、自動車の衝突大変形シミュレーションなどがあります。
電子関連では、電子部品の熱疲労強度把握、蛍光ランプのモデル化、プリント配線板の設計、スピーカシステムの音響特性、アンテナの特性解析などがあります。
建築・土木では、高層ビルの振動特性、ホールの音響特性、ダムや地盤の強度設計、地すべり運動の解析、表層地質による地震波増幅シミュレーションなどが実用されています。
流体・熱の分野では、流体力学・粘性流動、ポリマーの大変形挙動、鋳造の凝固シミュレーションなどに応用されています。
図1. 有限要素法シミュレーションの流れ
有限要素法がもっともよく用いられている材料力学の分野を例にとって説明します。商用の有限要素解析ソフトは、モデル作成部分と、シミュレーション実行部分、さらにポスト処理部分がセットになっていることが多いですが、シミュレーション実行部分 (ソルバ) だけのものやモデル作成部分専用のソフトなどもあります。
さらに、3DCADや2DCADソフトと一体となった形式のものもあり、設計者でも手軽に扱えるとして人気を集めています。
モデル作成とは、CFDシミュレーションを行う形状を作成する工程です。多くの場合、3DCADでつくったSTEPやIGES,Parasolidなどのファイル形式を利用できます。
計算を実行するためにはモデルの形状を、メッシュとよばれる格子で表現します。このメッシュを綺麗に作成することが解析の速度を上げ精度を高める重要な要素です。
モデル作成ソフトでは、大きさなどを簡単に選択して、自動的に品質の高いメッシュを生成する機能が備わっています。
図2. 有限要素法シミュレーションの原理
ここでは、通称ソルバと呼ばれる部分を指しています。昨今はより複雑なモデルを解く機能が備わっていたり、コンピュータの性能の向上に対応しで計算を高速で行えるようになっています。ソルバでは以下の手順で計算を行っています。
解析結果を3Dモデルなどで可視化することで、より直感的に解析結果を理解することができます。
図3. ソフトによって異なる機能のポイント
有限要素法シミュレーションと一口に言っても、その内容は多岐にわたるため機能や使い勝手などには差があります。
大きく分けて、以下の3つがあります。
1のタイプは前述したとおり3DCADと一体になったものや、2次元解析機能に絞ることで費用を抑えたものなどがあります。その代わり、シミュレーションの知識がなくてもほとんど直感的に使えるように設計されています。
2のものは高度な解析ができるよう自らプログラムを記述できるサブルーチンの機能や、熱と構造、流体など複数の物理を同時に扱えるマルチフィジクスが扱えるものなどがあります。3のものは、例えば多くの材料モデルを備えるなどよりその分野に特化した機能が備わっています。
参考文献
https://www.engineering-eye.com/rpt/column/2017/1220_structural.html
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jspmee/7/1/7_14/_article/-char/ja/
https://staff.aist.go.jp/tezuka.akira/FEM.intro.pdf
https://d-engineer.com/cae/fem.html
http://www.nissuicon.co.jp/jigyou/kouzou/fem/
*一部商社などの取扱い企業なども含みます。
順位 | 会社名 | クリックシェア |
---|---|---|
1 | オートデスク株式会社 |
39.1%
|
2 | 株式会社テクノスター |
21.7%
|
3 | エムエスシーソフトウェア株式会社 |
6.5%
|
4 | 株式会社フォトン |
6.5%
|
5 | Siemens Digital Industries Software Japan |
6.5%
|
6 | 株式会社アドバンスト・サイエンス・ラボラトリー |
4.3%
|
7 | SCSK株式会社 |
4.3%
|
8 | アドバンスソフト株式会社 |
2.2%
|
9 | サイバネットシステム株式会社 |
2.2%
|
10 | 高周波熱錬株式会社 |
2.2%
|
項目別
OS
Red Hat Linux 7.5 以降 Red Hat Linux 8.1 以降 SuSE Linux 12 SP4 以降 SuSE Linux 15 SP1 以降メモリ GB
1 - 5空き容量 GB
10 - 204 点の製品がみつかりました
4 点の製品
株式会社IDAJ
850人以上が見ています
最新の閲覧: 11時間前
返信の比較的早い企業
100.0% 返答率
24.6時間 返答時間
iSIMULIA®Abaqus Unified FEAは1978年にリリースされ、世界中の多くの企業・大学・研究機関で利用されている統合有限要素法プログラム (...
4種類の品番