ローラプランジャについての概要、用途、原理などをご説明します。また、ローラプランジャのメーカー2社一覧や企業ランキングも掲載しておりますので是非ご覧ください。ローラプランジャ関連企業の2022年6月注目ランキングは1位:鍋屋バイテック会社、2位:株式会社タカイコーポレーションとなっています。
ローラプランジャとは、対象物の位置決めや固定を行うデバイスの一種で、スプリングを内蔵するブランジャーのうち先端がローラとなっているものをいいます。
ローラプランジャは、先端がローラとなっているため、360度摺動が可能で、押す対象がなくなると元に戻る仕組みになっています。
また、ローラプランジャーは、対象物の多少の凹凸については、スプリングの圧力で吸収可能であるうえ、スプリングによる点接触となるため、精度よい位置決めが可能となります。
ローラプランジャは、おもに機械加工分野において、ワークの位置決めや固定に使用されています。
また、ローラプランジャを被加工物の特定ポイント固定に使用することで、ドリル穴の位置決めに利用することも可能です。
さらに、ローラプランジャは、ポンプの吐出配管内に使われているリリーフ弁(逃し弁)内でも使われています。
そのほか、ローラプランジャは、リミットスイッチの一部として電気・電子機器関連分野でも活用されています。
ローラプランジャの本体形状は、スプリングと一緒にホールに挿入されるため、フランジのない“イモネジ”と呼ばれるねじタイプが一般的ですが、圧入タイプも製作されています。
また、ローラプランジャの本体材質は、ステンレスなどの金属製のほか、樹脂製も製作されています。
さらに、ローラプランジャの先端に使用されるボールが、大口径のメインボールと複数の極小径となるサブボールといった複合ボール構造とすることで耐摩耗性と低摩擦を同時に実現させたものもあります。
この複合ボール構造を使ったローラプランジャの上向き専用タイプの仕様例は、ねじ径がM8~M20、全長は14mm~30mm、耐荷重は5N~62Nとされています。
また、この金属製のローラプランジャの材質仕様は、本体が「SUS304相当」、メインボールとサブボールとも「SUS440C」となっています。
そのほか、ローラプランジャのフランジタイプのものもあり、その形状も六角ボルトをはじめ、丸ボルト、ラウンジタイプなどが各種製作されており、用途に応じた選択の幅が広がっています。
*一部商社などの取扱い企業なども含みます。
企業の並び替え
2022年6月の注目ランキングベスト2
順位 | 会社名 | クリックシェア |
---|---|---|
1 | 鍋屋バイテック会社 | 60% |
2 | 株式会社タカイコーポレーション | 40% |
注目ランキング導出方法について
注目ランキングは、2022年6月のローラプランジャページ内でのクリックシェアを基に算出しています。クリックシェアは、対象期間内の全企業の総クリック数を各企業のクリック数で割った値を指します。社員数の規模
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