ガラスコーティング

ガラスコーティングとは

ガラスコーティングとは、対象物の表面にガラス質の硬い膜を形成する加工サービスです。

主成分であるケイ素化合物を含んだ液体状のコーティング剤を対象物に塗布します。これを化学反応によって硬化させることで、薄く透明なガラス被膜を作り出す仕組みです。この被膜は非常に硬質でありつつ、従来の有機物系コーティングと比較して耐久性や耐熱性・耐薬品性に優れているのが大きな特徴です。

対象の表面を被膜が保護するため、外部からの様々なダメージを防げます。細かい傷を防いだり、紫外線による劣化を抑制したりする効果が期待できます。また、表面が滑らかになることで汚れが付着しにくくなり、日頃の手入れが容易になるという利点もあります。対象物の保護と美観維持の両面で高い性能を発揮する加工サービスです。

ガラスコーティングの使用用途

ガラスコーティングのサービスは以下のような用途で使用します。

1. 自動車

自動車のボディ塗装を保護する目的で広く利用されます。塗装面に硬いガラス被膜を形成することで、走行中に付着する砂や小石による細かい傷などを防ぎます。また、紫外線や酸性雨、鳥の糞などによる塗装の劣化や変色を抑制し、新車のような深い光沢と艶を長期間保つことが可能です。さらに、コーティングされた表面は水や汚れを弾く性質を持つため、簡単な洗車で美しい状態を維持できます。

2. 建築・住宅

住宅内の様々な場所で、美観の維持と清掃の負担軽減を目的として導入されます。キッチンのシンクやコンロ周りに施工すると、油汚れや水垢がこびりつきにくくなり、毎日のお手入れが格段に楽になります。同様に、浴室の鏡や洗面台などに使用すれば、水垢やカビの発生を抑えることが可能です。

3. 日用品

スマートフォンやタブレット端末の画面にもガラスコーティングが活用されます。液晶保護フィルムの代わりに画面に直接塗布することで、画面を傷から守りつつ、指紋や皮脂汚れをつきにくくする効果があります。透明度が高いため、画面の視認性を損なうことがありません。その他にも、メガネのレンズや腕時計、アクセサリー及び革製鞄など、その用途は多岐にわたります。

浄油機

浄油機とは

浄油機とは、汚れた油から不純物を取り除く機械です。

油は、機械の潤滑や冷却及び調理など様々な目的で使用されますが、使ううちに劣化していきます。機械で使われる作動油や潤滑油には、金属の摩耗によって生じる金属粉や、外部からのゴミなどが混入します。食品を揚げる油は、食材のカスや加熱による酸化で汚れることが多いでしょう。浄油機は、そのような劣化した油を再生させる機械です。

代表的な浄化方法は、フィルターを用いて物理的にゴミを取り除くろ過方式です。定期的にフィルターを清掃することで、半自動的に油を浄化します。その他にも、遠心力を利用して固形物を分離する遠心分離方式、油を真空状態にして水分を蒸発させる真空方式などがあります。浄油機を活用することで、油の交換頻度を減らしつつ、廃油発生を抑制することが可能です。

浄油機の使用用途

浄油機は以下のような用途で使用されます。

1. 工業

工場で稼働する多くの機械は、潤滑や動力伝達のために工業用油を使用します。これらの油は、機械の動作中に発生する金属粉や、外部から侵入する水分・ホコリなどによって徐々に汚染されます。油の汚染は機械部品の摩耗を促進させ、動作不良や故障の原因となります。浄油機で定期的に油を浄化することで、機械を安定して稼働させることが可能です。

2. 食品加工

食品工場やレストランなど、揚げ物を大量に調理する現場では、フライヤーの食用油の管理が重要です。食用油は、加熱を繰り返したり、食材のカスが混入したりすることで酸化が進み、風味が落ち、揚げ物の色が悪くなります。浄油機によって微細な揚げカスなどの固形物をフィルターで取り除き、油の酸化を抑制することで、油の劣化を遅らせられるでしょう。

3. 輸送・発電

船舶や建設機械などのエンジンオイルや、発電所のタービンの潤滑油など、大規模設備で使われる油の管理にも浄油機は欠かせません。エンジンオイルは燃焼によって生じるススや金属粉で汚れ、タービン油は高温・高圧の環境下で水分が混入しやすくなります。油の劣化はエンジンやタービンの破損に直結するため、大型の浄油システムを導入することで、設備を稼働させながら継続的に油を浄化できます。

ハラスメント研修

ハラスメント研修とは

ハラスメント研修とは、職場で起こりうる様々なハラスメントを未然に防ぐための教育サービスです。

職場におけるハラスメントは、個人の尊厳を傷つけるだけでなく、生産性の低下や人材流出にも繋がる深刻な問題です。パワーハラスメントをはじめ、妊娠・育児ハラスメントなど、その種類は多岐にわたります。ハラスメント研修によって、正しい知識を従業員が身につけ、該当する具体的な言動を理解できるようになるでしょう。

研修では、ハラスメントの定義や具体例、自らが加害者にも被害者にもならないための注意点などを教育します。そして万が一問題が発生した際の適切な対応方法や相談窓口の役割についても学びます。管理職と一般従業員では求められる役割が異なるため、対象者に合わせた内容で実施されることが一般的です。

ハラスメント研修の使用用途

ハラスメント研修は以下のような用途で使用されます。

1. 一般企業

一般企業が研修を行うことで、従業員が安心して働ける環境を整備し、生産性の維持・向上を図ることが可能です。パワーハラスメントやセクシュアルハラスメントといった典型的な事例に加え、リモートワーク環境下で起こりうる新たなハラスメントについても学びます。特に管理職では、適切な部下指導とハラスメントの境界線を理解させることでリスク管理能力を高められます。

2. 教育機関

大学や専門学校などの教育機関では、教員と学生、あるいは学生間といった特有の関係性から生じるハラスメントへの対策が重要です。特に、教育・研究上の優越的な関係を背景に行われるアカデミックハラスメントは深刻な問題です。研修によって、教職員・学生双方の人権意識を高め、安全な学習・研究環境を確保することが可能です。

3. 医療・福祉

病院や介護施設など人の命や健康を預かる現場では、強いプレッシャーから、ハラスメントが発生しやすい傾向があります。研修によって、職員間の円滑なコミュニケーションを促進する体制を築けます。また職員同士だけでなく、患者や家族から受けるハラスメントへの対応方法を学ぶことも、職員の精神的負担を軽減し、離職を防ぐ上で不可欠です。

RFIDアンテナ

RFIDアンテナとは

RFIDアンテナとは、RFIDシステムにおいてタグ (ICタグ) とリーダーの間で無線通信を行うための装置です。

RFIDとはRadio Frequency Identificationの略で、電波を用いて物品の情報を非接触で読み取る技術を指します。アンテナは、このシステムにおける「通信の橋渡し」を担い、タグからの信号を受信したり、リーダーからタグへ電波を送信したりする役割を果たします。

設置場所や使用目的に応じた様々な偏波方式や形状のRFIDアンテナがあります。偏波方式としては「直線偏波」「円偏波」に分けられ、形状では「パネル型」「ゲート型」などがあります。またRFIDアンテナには、リーダーに内蔵されているタイプと外付けで接続するタイプがあり、用途に応じて選定されます。

RFIDアンテナの使用用途

RFIDアンテナは、あらゆる業界で「モノの自動識別・追跡」に活用されています。代表的な使用用途は以下のとおりです。

1. 物流・倉庫管理

倉庫内の入出庫管理では、パレットやコンテナに取り付けたRFIDタグを、出入口に設置したアンテナで一括で読み取ることで、在庫の動きをリアルタイムで把握できます。バーコードのように一つずつスキャンする必要がなく、作業効率の向上に大きく寄与します。

2. 小売業

店舗の商品棚にRFIDアンテナを設置することで、棚卸しや商品補充のタイミングを自動で把握できます。万引き防止や会計の無人化も可能です。最近では、セルフレジに内蔵されたアンテナで、複数の商品を一度にスキャンする事例も増えています。

3. 製造業

製造工程における部品や製品のトレーサビリティ確保にもRFIDアンテナが用いられています。ライン上の特定のポイントにアンテナを設置し、製品の進捗や履歴を記録・監視することで、品質管理や誤出荷防止にも役立ちます。

4. イベント・入退場管理

イベント会場や工場などでは、ゲート型アンテナを設置することで、人や車両の通過を非接触で自動的に記録できます。入退場履歴の管理やセキュリティ対策に有効です。

メンタルヘルス研修

メンタルヘルス研修とは

メンタルヘルス研修とは、従業員の心の健康を保つための知識やスキルを学ぶ研修サービスです。

現代社会において、仕事のストレスは多くの人が抱える問題です。メンタルヘルスとは、単に心の病気にかかっていない状態を指すだけではなく、精神的に健康で自分らしくいられる状態も意味します。メンタルヘルス研修によって、従業員が自身の心の健康に関心を持ち、適切に対処できる能力を身につけられるでしょう。

さらに、心の健康への理解を組織全体で深め、不調の従業員を孤立させない支援体制を整えることも重要な目的です。研修内容は対象者によって異なります。一般社員向けには、自らのストレスに気づき、対処するセルフケア研修が施されます。管理職向けには、セルフケア研修に加え、部下の異変を察知して対応するラインケア研修なども実施されます。

メンタルヘルス研修の使用用途

メンタルヘルス研修は以下の用途で実施されます。

1. 一般企業

企業では、組織の生産性向上と人材の定着を目的としてメンタルヘルス研修が活用されます。一般社員向けのセルフケア研修や管理職向けのラインケア研修を実施することにより、円滑なコミュニケーションが促され、チーム全体のパフォーマンスが向上するでしょう。誰もが安心して働ける健全な職場環境の構築に寄与し、企業の持続的な成長を支える基盤となります。

2. 教育機関

教育機関では、教職員自身の心の健康維持と、児童・生徒への適切な対応能力の向上のためにメンタルヘルス研修を用います。教職員は、多忙な業務や保護者対応など、特有のストレスに晒されることが少なくありません。研修を通じてセルフケアの方法を学び、教育の質を維持します。また、不登校や発達に関する問題など、多様な背景の生徒一人ひとりに寄り添った対応ができるスキルも養えます。

3. 医療・福祉機関

医療・福祉の現場では、職員の精神的な負担を軽減し、ケアの質を維持・向上させる目的でメンタルヘルス研修が導入されます。人の命や健康に直接関わる業務は、強い緊張感や倫理的な葛藤を伴うことが多いでしょう。研修では、こうした深刻なストレスと向き合い、自身の心をケアするための具体的な方法を学びます。

小判抜き袋

小判抜き袋とは

小判抜き袋とは、袋の上部に楕円形の穴を開けて持ち手にした手提げ袋です。

持ち手の形が、江戸時代の金貨である小判に似ていることから、小判抜き袋という名前で呼ばれています。持ち手と袋本体が一体となったフラットな形状が特徴です。凹凸が少ないため、在庫として保管する際にかさばらず、省スペースで管理できます。

ポリエチレンなどのフィルム素材が主流ですが、紙製の製品も存在します。フィルム素材の場合、柔らかくしなやかで光沢のあるタイプや、少し硬めでパリッとした質感のタイプなど、用途に応じて様々な種類から選ぶことが可能です。また、持ち手部分の強度を高めるために、補強用のパーツを穴の周辺に取り付けた製品もあります。

小判抜き袋の使用用途

小判抜き袋は以下のような用途で使用されます。

1. アパレルショップ・雑貨店

小判抜き袋は、アパレルショップや雑貨店などでショッピングバッグとして広く利用されます。衣類や書籍、化粧品といった、比較的軽量で平らな形状の商品との相性が特に良いでしょう。袋の表面が平らで広いため、ブランドのロゴやオリジナルのデザインを大きく、そして鮮明に印刷できるのが大きな魅力です。洗練されたデザインを施すことで、単なる商品袋としてだけでなく、ブランドイメージを高める広告塔としての役割も果たします。

2. 展示会・イベント

展示会や企業説明会などのイベント会場で、資料やノベルティグッズを配布する際の袋としても適しています。A4サイズのカタログやパンフレットなどをすっきりと収められます。複数の企業ブースを回って資料を集める来場者にとって、コンパクトにまとめられる小判抜き袋は重宝される手提げ袋でしょう。

3. 公共施設

オープンキャンパスや地域の説明会などで、学校案内や募集要項などをまとめて手渡す際にも活用されます。教育機関や公的機関が配布する資料は信頼性が求められるため、シンプルで誠実な印象を与える小判抜き袋は適した選択肢の一つです。丈夫な素材を選べば、書類や冊子など、ある程度の重さがある資料を入れても安心して配布できます。

ガス吸着剤

ガス吸着剤とは

ガス吸着剤とは、表面にある無数の微細穴で、特定のガスを分離・除去する機能を持つ多孔質材料です。

スポンジのように複雑な網目構造を内部に有する材料です。その表面積は、わずかな量でも大きいため、気体の分子を引き寄せて吸着できます。代表的なガス吸着剤として、ヤシ殻などを原料とする活性炭やゼオライト、水分の吸着が得意なシリカゲルなどがあげられます。除去したいガスの種類や目的に応じて使い分けます。

吸着の仕組みとして、分子同士が引き合う弱い力による物理吸着と、化学反応を伴う強い力による化学吸着の2種類があります。物理吸着は、温度や圧力を変えることで、吸着したガスを再び放出させます。吸着剤を再生させ、繰り返し使用することが可能です。一方で化学吸着は、特定のガスと強力に結合するため、ガスの除去能力に優れています。

ガス吸着剤の使用用途

ガス吸着剤は以下のような用途で使用されます。

1. 一般家庭

家庭用空気清浄機やエアコンフィルターに活用されます。これらの製品には、活性炭フィルターなどが組み込まれており、タバコや生ゴミといった生活臭の原因物質を吸着して取り除きます。また、シックハウス症候群の原因となるホルムアルデヒドなどを除去する目的でも活用されます。その他、冷蔵庫内の脱臭剤など、ガス吸着剤の技術が身近な場面で役立ちます。

2. 産業

産業分野においては、半導体製造工程のガス精製などに活用されます。ガス吸着剤を用いて、原料ガスの微量な不純物を徹底的に除去します。また、空気から酸素と窒素を分離して、工業用や医療用ガスとしてそれぞれを利用する際にも、ゼオライトなどのガス吸着剤が活躍します。

3. 環境・エネルギー

環境問題への対策などにおいても、ガス吸着剤は重要な役割を担います。火力発電所や工場の排煙処理施設では、大気汚染の原因となる硫黄酸化物や窒素酸化物を除去するためにガス吸着剤を使用します。さらに、クリーンなエネルギーとして期待される水素や天然ガスを、安全かつ高密度に貯蔵するための材料としても研究開発が進められています。

モバイルオーダーシステム

モバイルオーダーシステムとは

モバイルオーダーシステムとは、顧客自身のスマートフォンで商品の注文から決済までを完結させるシステムです。

専用のアプリやウェブブラウザを通じて利用します。店舗へ行く前や席に着いてから、自分のペースでゆっくりとメニューを選び、注文することが可能です。レジに並んだり店員を呼んだりする必要がないため、待ち時間を大幅に短縮できるのが大きな利点です。

店舗側にとっても、モバイルオーダーシステムは業務効率化に貢献します。注文を受けるスタッフの配置を減し、人手不足の解消や人件費削減につながります。また、注文データが直接キッチンに送信されるため、オーダーの聞き間違いなどの人為的ミスを防ぐことが可能です。顧客と店舗の双方にメリットをもたらす仕組みとして、広く活用が進んでいます。

モバイルオーダーシステムの使用用途

モバイルオーダーシステムは以下のような用途で使用されます。

1. 飲食店

飲食店では、モバイルオーダーシステムが広く活用されています。店内飲食では顧客がテーブルのQRコードを読み込んで自分のスマートフォンから注文するため、スタッフを呼ぶ手間が省け、好きなタイミングで追加注文が可能です。また、テイクアウトでは、事前に注文と決済を済ませることで、店舗での待ち時間なく商品を受け取れます。

2. 小売店

スーパーマーケットや専門店などの小売業でも、モバイルオーダーシステムの活用が進んでいます。顧客がオンラインで商品を注文し、店舗のサービスカウンターや専用ロッカーで受け取る仕組みが活用されます。日用品や食料品を事前に注文しておくことで、広い店内を歩き回って商品を探す必要がなくなり、レジに並ぶ時間も節約できます。

3. イベント会場・スタジアム

野球場やコンサートホールといった大規模なイベント会場でも、モバイルオーダーシステムは非常に有効です。観客は自分の座席に座ったまま、スマートフォンで軽食やドリンクを注文できます。売店の長い行列に並ぶ必要がなくなり、試合や公演の大事な場面を見逃す心配がありません。店舗側も、休憩時間などに集中しがちな注文を分散できます。

プロピオン酸ナトリウム

プロピオン酸ナトリウムとは

プロピオン酸ナトリウムは、プロピオン酸のナトリウム塩で、食品業界を中心に用いられる物質です。

保存料や防腐剤として広く利用されており、食品分野で特に多く利用されています。もともとプロピオン酸自体に強い防カビ作用があり、そのナトリウム塩についても同様の効果が得られます。カビや一部の細菌に対して効果が特に発揮されるため、パンや焼き菓子、チーズなど、微生物の汚染を受けやすい加工食品に適した保存料です。化学的安定性が高く、環境面でも優れているため、農業分野でも使用されています。

食品のカビ防止剤以外にも、飼料添加剤や道路の凍結防止剤にも使用されます。凍結防止剤の成分としてのプロピオン酸ナトリウムは、橋梁の鉄筋などの金属腐食を抑制する効果も確認されています。

プロピオン酸ナトリウムの使用用途

プロピオン酸ナトリウムは主に、食品や家畜の飼料を中心に使用されています。

1. 食品の保存料

最も一般的な用途は、食品の保存料や防腐剤です。特に、パン・ケーキ・ドーナツ・マフィンなどのベーカリー製品において、カビの発生を防ぐ目的で使用されます。また、チーズや一部の発酵乳製品にも用いられており、これらの製品の保存期間の延長に貢献します。長く保管できることは食品ロスの削減につながり、消費者への安全な製品提供が可能になるでしょう。

2. 飼料添加物

動物飼料においても、カビや微生物の繁殖を抑制する目的として添加されます。飼料の品質保持や長期保存を可能にし、家畜の健康管理にも寄与するものです。特に、高温多湿な地域では、飼料のカビ対策として非常に有効な成分です。

3. 道路の凍結防止剤

道路の凍結防止剤として一般的に使用されているのは塩化ナトリウムです。安価で効果的である反面、金属やコンクリートを腐食させやすいというデメリットがありました。こうした課題に対処するため、凍結防止剤にプロピオン酸ナトリウムを配合することで、金属の腐食を抑制する効果が確認され、実用化されています。また環境への影響が少ないことも利点といえるでしょう。

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製造業マーケティングガイド

新規問い合わせ数が5倍に増加!自社拠点である関西だけでなく全国にターゲットが拡大!

事例企業様:浜田製作株式会社|従業員数:100名未満|業界:ロボットシステム

 

浜田製作株式会社は昭和30年に創業、平成30年にクモングループとして経営統合しました。

お客さまとロボット関連機器メーカーの間に入り、アーム型・産業用ロボットやAGV、AMRなどの無人搬送車を中心としたオートメーションシステムの企画・設計、必要な部品の製作、構築、導入など一連の作業をワンストップで手掛けています。60年の歴史と1,350件以上の実績を持つ技術力のある企業です。

2023年10月に「メトリー」を導入し、大きな集客効果をあげている浜田製作の代表取締役社長である久門様にお話を伺いました。

 

 

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ロボットによる自動化の波を追い風に、既存顧客中心の経営から新規顧客開拓に乗り出した

 

―最初に、貴社の事業について教えてください。

久門さん(以降、久門):弊社はロボットのシステムインテグレーターとして、ロボット関連機器メーカーとお客様の間に入ってアーム型・産業用ロボットやAGV、AMRなどの無人搬送車を中心としたオートメーションシステムの企画・設計、必要な部品の製作、構築、導入などの作業を一貫して手掛けている会社です。

 

―「メトリー」を導入したのはどのようなきっかけがあったのでしょうか?

久門:元々は、大手企業など既存のお客様のみで充分に仕事が成り立っていました。しかし、時代の流れでロボットによる自動化が業界的には追い風の状況のなか、我々のノウハウを上手く内製化する企業が増え始め、10年くらい前から少しずつお取引が減少しはじめたのです。

一方で自動化の波は大きくなっているので、ニーズはまだ高まるはずだと見込み、新規顧客を積極的に獲得する方向に動きました。約7年前にホームページを新たに作り直したのですが、会社としての知名度が低かったため展示会に出展したり、ホームページへのアクセス数を増やすような対策に乗り出しました。

ホームページの制作会社の担当の方からいくつか製品検索サイトなどの媒体を紹介いただいたのですが、そのなかでも「メトリー」が弊社の事業にマッチしているのではないかと感じ、弊社からご連絡させていただきました。

 

―他の媒体も検討されましたか?

久門:はい、検討しました。その結果、「メトリー」は電子機器系のジャンルも充実していて、弊社の商材が電子機器やそのプログラムなので、マッチしていると感じました。

また、導入後のコストも「メトリー」は比較的安価だったので、最初にトライするにはやりやすかったという点もメリットでした。現在も、有料版で利用しているのは「メトリー」だけですね。

 


新規問い合わせ数が5倍に増加!自社拠点である関西だけでなく全国にターゲットが拡大!

 

―「メトリー」導入後、新規お問い合わせ件数に変化はありましたか?

久門:以前は、ホームページからの問い合わせが月に1〜2件だったのですが、現在は安定して5〜10件程度、内容のあるお問い合わせをいただけるようになりました。問い合わせ件数だけみると、3〜5倍に増加しているという結果ですね。

ホームページ制作会社の方ともよくミーティングをしているのですが、「メトリー」の効果で検索がヒットするようになったのだろうと話しています。

 

―お問い合わせの質や内容の変化はいかがでしょうか?

久門:弊社は関西の小さな会社なのですが、最近は関東や東北エリア、長野県の会社さんからもお問い合わせをいただくことが増えてきました。

以前は全国に拠点を持つ大手企業との取引はありましたが、直接全国各地の会社とお取引することはほぼなかったので、全国からお問い合わせをいただけるようになったのは「メトリー」の効果だと思います。

また、お問い合わせの段階からご相談の内容が非常に具体的なケースが増えています。企業の技術部や生産管理部など、実際に自社工場の自動化に取り組んでいらっしゃる現場の担当者様からのご連絡が増えたと感じています。

 

 

 

「メトリー」カスタマーサポートによる定期フォローで運用を最適化し、全国へ勢力を拡大中!

 

―「メトリー」導入後の運用面についてはどのようにやっていらっしゃいますか?

久門:「メトリー」の担当の方から定期的に出していただいているレポートを見ながら30分程度ミーティングをしていただいています。Google アナリティクスの分析結果を見ながら、現状を把握して、アクセス数を増やすために製品の写真を替えてみようとかコメントを書き換えてみようなど一緒に考えていただいています。

また、掲載カテゴリーがその製品の顧客ターゲットにマッチしていない場合はカテゴリー変更も検討したりして、少しずつ調整しながら効果を見ています。

 

―久門様にとって「メトリー」の魅力とはどんなところだと思われますか?

まず、新規のお客様のお問い合わせが確実に増加したことです。

また、関西ローカルの会社に全国から声をかけていただけるようになったというのはすごく大きな変化で、非常にありがたいと思っています。ロボットによる自動化はこれからますます進んでいくと考えています。「メトリー」効果で全国のお客様のお役に立てる機会をつくっていきたいですね。

 

 

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