rov

rovとは

rov

rovとは水上の操縦者が有線か無線によって、遠隔操作をすることで作動する無人探査機のことです。

名称は通常ロブと呼び、またアールオーブイとも呼ばれ、Remotely Operated Vehicleの頭文字をとったものになります。

通常のrovは一次ケーブルや二次ケーブル、ランチャーなどのケーブルによって母船と繋がれ、ウインチやスラスターなどで目的の深さまで降下して使われます。ケーブルは電力と指令を母船から探査機に送り、目的地の映像や情報などをリアルタイムで船上に送ってくれます。

rovは探査する目的によって到達可能水深や性能が様々なことから、世界中で目的に応じたあらゆる形で使われています。

rovの使用用途

rovは元々1960年代にアメリカで、深海での機雷掃除や救助活動などの軍事目的で開発されました。その後民間企業でも、海底のガス田や油田の調査や開発などで使用されるようになっていきました。

rovは目的に応じて、水質や温度を測定するセンサーや機器、地形などを観測するソナーや海底で簡易な作業が行えるマニピュレーターなど多種多様な装備をすることが出来ます。これらの他にも、照明のハロゲンライトや無線中継器などの安全装置が搭載さています。ゆえに深海調査ではrovが海底付近まで行くと浮遊状態で深度を保ちながら調査を行います。そして調査が終わり海面まで上昇する際には、スラスターかおもりを切り離して浮上していきます。

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