半導体製造装置メーカーの展示会は数多くあります。中でも特に注目されているのが、「セミコンジャパン」「国際電子回路産業展」「半導体・センサパッケージング技術展」の3つです。
今回の記事では、3つの展示会の特徴や出展するメリットを紹介します。特徴やメリットの違いを理解しておくことで、各展示会のターゲットが明確になります。
1. セミコンジャパン
セミコンジャパンは、日本を代表する半導体製造装置の展示会です。特徴としては半導体製造工程の全域をカバーできることが挙げられます。
技術から材料、装置など総合的なアプローチで半導体製造装置の最新情報を知ることができます。また、コロナ禍の昨今、オンライン展示会および商談会にも注力しており、会員企業には出展料が割引されるなど、会員向けの特典も多いです。
公式サイト:SEMICON JAPAN 2022
2. 国際電子回路産業展(JPCA Show)
国際電子回路産業展(JPCA Show)は、以下の3つの分野に別れた展示会です。
- プリント配線板技術展 PWB Tech
- 半導体パッケージング・部品内蔵技術展 Module Japan
- 機器・半導体受託生産システム展 EMS Japan
自社のサービスと関連性の深い分野の展示会に出展、ブース訪問を継続することで、効果的に集客しやすくなります。また通算で50回以上も開催されている非常に歴史のある展示会なので、自社製品の認知度を上げたい場合にもおすすめです。
公式サイト:JPCA Show 2022
3. 半導体・センサパッケージング技術展
半導体・センサパッケージング技術展は、ネプコンジャパンという大きな展示会の中の一つです。装置や材料、測定、検査にいたる半導体製造に関連した総合的な展示会となっています。
また、出展数も1,000社を超え、アジア最大級の展示会として注目されています。期間中に行われる基調講演では、半導体製造における最新技術の紹介などもあるので、効率良く情報収集することも可能です。
公式サイト:半導体・センサ パッケージング技術展
展示会に出展して新たなビジネスチャンスに繋げよう
今回は、半導体製造装置の展示会を3つ紹介しました。 どの展示会も規模が大きく、最新情報や新規顧客を得られるチャンスが多い展示会です。
これらの展示会に定期的に参加することで、多くのビジネスチャンスを得るきっかけになるはずです。ぜひ、貴社も検討してみてはいかがでしょうか。