次亜塩素酸カリウムとは
次亜塩素酸カリウムは、化学式はClKOで表される、カリウムの無機化合物です。
次亜塩素酸カリウムの生成は、塩素と水酸化カリウムが反応することで、次亜塩素酸カリウムと塩化カリウムが生成します。次亜塩素酸カリウムの危険有害性情報としては、重篤な皮膚の薬傷および眼の損傷、重篤な目の損傷、呼吸器への刺激のおそれがあげられます。
安全対策としては容器の密閉、粉塵・煙・ガス・ミスと・蒸気・スプレーを吸入しないこと、取扱後はよく手を洗うこと、屋外または換気の良い場所で使用することなどがあげられます。
次亜塩素酸カリウムの使用用途
次亜塩素酸カリウムは、推奨用途としては酸化剤として設定されています。漂白剤などで使用されることがあり、危険有害反応可能性があります。
次亜塩素酸カリウムは、強酸や過酸化水素、過マンガン酸塩、二酸化マンガンなどと接触すると塩素が放出され危険です。
設備対策として、換気設備を設ける、床排水口があってはならない、取扱の場所の近くに洗眼・洗浄の設備を設けるなどがあります。また保護具として、呼吸用保護具、手の保護具(保護手袋)、目の保護具(保護眼鏡や保護面)、皮膚及び身体の保護具(保護衣)の着用が勧められます。
参考文献
https://anzeninfo.mhlw.go.jp/anzen/gmsds/7778-66-7.html