紙コンデンサとは
紙コンデンサとは、薄い紙のシートを交互に重ね、それらの間に金属箔が挿入された、電気エネルギーを貯蔵する電子部品です。
交互に配置された紙と金属箔によって絶縁されています。紙コンデンサの特徴は、そのコンパクトさと安価さです。他のタイプのコンデンサよりも小型であり、低コストで製造できます。これは、紙と金属箔が比較的安価で入手可能な素材であるためです。また、紙コンデンサには高い耐熱性と耐湿性があります。この特性は、環境条件が厳しい場所での使用や、高温下での動作に適しています。ただし、高い電圧や高い周波数には適していない場合があります。
紙コンデンサは、電子機器や通信機器、電源回路、フィルタ回路などで利用されています。