ポリマーコンデンサ

ポリマーコンデンサとは

ポリマーコンデンサとは、電気エネルギーを蓄え、必要なときに放出する電子部品です。

ポリマーコンデンサの特徴は、その内部構造にあります。従来の電解コンデンサでは液体の電解液を使用しますが、ポリマーコンデンサでは高分子ポリマーを電極間に使用することで、より安定した性能を実現しています。この構造により、高い耐熱性や耐久性が得られ、長期間安定した動作が可能となります。

また、ポリマーコンデンサは小型化が進んでおり、同じ容量を持つ場合でもより小さなサイズで実装できます。これにより、電子機器の小型化や高集積化に貢献しています。さらに、低インピーダンスや低ESR、低漏れ電流などの特性も持ち合わせており、高周波での安定した性能が期待できます。