フィルタコンデンサとは
フィルタコンデンサとは、電源電圧からのノイズや波形の乱れを取り除くために使われる素子です。
直流電源回路で使用され、不要な高周波成分を取り除き、安定した直流電圧を供給します。コンデンサという電気素子でできており、電荷を蓄える能力があるため、電圧がかかると電荷を蓄え、電圧が下がるとその電荷を放出する性質があります。このことにより、フィルタコンデンサは、電源回路におけるノイズを除去することが可能です。
フィルタ回路において、フィルタコンデンサは直流電源と負荷の間に配置されることにより、直流成分を通過させ、交流成分や高周波成分を遮断します。これにより、負荷に供給される電圧は安定し、ノイズや波形の乱れが除去されます。