固定コンデンサ

固定コンデンサとは

固定コンデンサとは、電気回路において電荷を貯めるための装置です。

二つの導体の間に絶縁体を挟んであります。この絶縁体は、プラスチックやセラミックなどの非導電性材料で作られており、導体同士が直接接触しないようになっています。固定コンデンサは、一定の容量を持ち、この容量はそのコンデンサの設計や材料に依存します。容量はファラド (F) という単位で表され、固定コンデンサはピコファラド (pF) から数マイクロファラド (μF) の範囲になります。

固定コンデンサは、直流および交流回路の両方で使用されますが、交流回路での使用がより一般的です。これは、固定コンデンサが周波数に依存しない容量を持つためです。