デカップリングコンデンサとは
デカップリングコンデンサとは、電子回路において電源とグランド間の安定性を実現するために使用される部品です。
電源とグランドの間に直列に接続され、高周波ノイズ及びスパイクを吸収し、電源ラインの安定性を実現します。電子回路では、IC (集積回路) などが、瞬時に大きな電流を消費する場合、電源ラインにノイズを発生させ、周囲の回路に悪影響を与えます。デカップリングコンデンサは、これらのノイズや変動を吸収し、周辺回路に安定した電力を供給することで、信号の品質を向上させます。
デカップリングコンデンサは数ピコファラドから数マイクロファラドの容量を持ちます。これにより、高周波信号の遮断や安定性の確保が可能になります。