直流コンデンサ

直流コンデンサとは

直流コンデンサとは、電荷を蓄えておくことができる装置です。

二枚の金属板 (電極) と、それらの間に挟まれた絶縁体 (誘電体) からできており、電圧がこれらの金属板に加わると、一方の板には正の電荷が、他方には負の電荷が蓄積され、その結果として電気エネルギーが蓄えられます。コンデンサの能力は、ファラド (F) で表される静電容量によって決まります。コンデンサに蓄えられる電荷の量であり、電極の面積、電極間の距離、および誘電体の種類に依存します。

直流回路においては、一度コンデンサが完全に充電されると、直流ではそれ以上の電流は流れません。この特性を利用して、コンデンサはフィルタリング、バイパス、エネルギー貯蔵、タイミング制御などの目的で使用されています。