クロスオーバーコンデンサとは
クロスオーバーコンデンサとは、オーディオシステムにおいて高周波数と低周波数の音を適切なスピーカーに振り分けるための電子部品です。
クロスオーバーコンデンサは高周波信号を通しやすく、低周波信号をブロックする特性があります。コンデンサのリアクタンス (交流回路における抵抗の一種) が周波数に反比例するためです。つまり、周波数が高いほどリアクタンスが低くなり、信号が容易に通過できるようになります。この特性を利用して、高周波数の音をツイーターに送り、低周波数の音はブロックします。
クロスオーバーシステムには、スピーカーと直接接続され、電源を必要としないパッシブクロスオーバーと、電源を必要とし、信号を分割する前に増幅するアクティブクロスオーバーがあります。