スペード端子とは
スペード端子とは、電線を電気機器に接続する際に利用される、先端が二股に分かれた金属製の板状の端子です。
スペード端子の動作原理は、端子を機器の端子台に差し込むことで成り立ちます。二股の先端が端子台の金属板に接触し、それによって電流が流れる仕組みです。自動車や家電、オーディオ機器など、さまざまな場所で利用されています。具体的には、バッテリーやライト類の配線、家電製品の内部配線、スピーカーやアンプなどのオーディオ機器の配線に使われます。
特徴としては、確実な接続性と大電流への対応が挙げられます。二股の先端が広い面積で接触するため、大電流でも信頼性の高い接続が可能です。また、多くの場合、工具を使わずに接続・着脱できる利便性もあります。