超音波レベルトランスミッタ

超音波レベルトランスミッタとは

超音波レベルトランスミッタとは、超音波パルスを用いて容器内の物質量を測定する機械です。

容器の上部に設置し、超音波パルスを発信してから戻ってくるまでの時間を元に、容器内の充填の高さを測定します。

超音波を用いるレベルトランスミッタは、非接触で測定できるものの中では安価で、数cmから数mまでの幅広い測定が可能であり、水などの透明な物質でも測定できる点で優れています。一方、温度や湿度に左右されやすく、スラリーや泡が立っているもの、粉塵や蒸気がある場所では精度が落ちることもあります。また、真空では機能しません。任意の一点で測定することから、流体のレベル測定によく利用されます。