回転扉

回転扉とは

回転扉

回転扉は、回転軸に2枚または4枚の扉を取り付けたものです。

元々欧州の寒冷地で暖房の温かい空気が逃げない扉として開発されました。4枚の扉で構成する場合、回転扉は4つの空間を移動させ、移動する空間を人が歩いて建物の内部に入る構造となっています。

自動式と手動式があり、安全性を高めるために軽量である必要があります。人を挟むリスクがあり、自動式は挟み防止などの保護装置が付いています。回転方向は世界中のほとんどで反時計回りを採用していますが、これは回転扉を採用した欧州国の車が右側通行であることと関連があると言われています。

回転扉の使用用途

回転扉は人の出入りが多い大型の商業施設や、高層ビルで使用されることが多いです。

広い空間で空調の効率を高めるためには、常に外気と遮断している回転扉を使うのが有効です。平成16年、国土交通省と経済産業省より、自動回転ドアの事故防止に関するガイドラインが発行されています。その主な内容は以下の通りです。

  • 子供、高齢者、障がい者の利用に配慮し別のドアを併設すること。
  • 挟まれ防止などの多重の安全対策を設けること。
  • ドアの回転速度を外周部で最大65cm/秒以下とすること。

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