パナソニックの不祥事・不正一覧

2020年の不正・不祥事

連結子会社による資格の不正取得

概要

パナソニック環境エンジニアリング株式会社(以下PESENG)とコンシューマーマーケティング株式会社(以下PCMC)において施工管理技師等の資格が不正取得されている疑惑が自主調査の過程で浮上した。

自主調査で判明したのは2社に所属する資格保有者595名のうち37名が不適切な資格取得をした疑義がある。

会社の公式リリース(日時: 2020年11月27日)

インターホンの安全審査不正

概要

2020年6月12日に製造している共同住宅用のインターホンについて安全性審査合格のために架空のデータを利用していたことを公表した。

安全性審査の不正は少なくとも2005年から行われており、把握されているものだけで2142件に及ぶとされている。

審査は三重県の津工場で製造されたものを業界団体であるインターホン工業会が審査する流れであったが、ここでの審査に不正があった。

具体的には火災発生時などにドア横の機器から警報音を発する際、音圧を計測するという手続きが現場で周知されていなかった。そのために音圧の想定値を入力していたことが2020年3月に従業員からの指摘で発覚した。

これを受けてパナソニックは業務マニュアルの作成と周知徹底といった再発防止策を講じることを発表。なお現在2021年7月7日現在、公式サイトでリリース等は行われていない。

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2019年の不正・不祥事

子会社における内定者の自殺報道

概要

パナソニック産機システムズに2018年春に内定をもらった学生が同社の人事部長からパワハラを受けて自殺した事件。

学生は春に内定をもらって以降、SNS上の交流サイトにて毎日ログインの上課題をこなすことや本への感想を求められていた。そのなかで人事部長のパワハラがあり、自殺につながったと遺族が代理人を通じて謝罪や損害賠償、関係者の処分を求めた。

パナソニック産機システムズは内定前に亡くなった学生がいることは事実だが、それがパワハラを原因とした自殺であることは明言していない。

会社の公式リリース(日時: 2020年7月27日)

パナソニック株式会社の概要

設立:1935年12月15日

従業員数:243,540名

売上高:6兆6,988億円

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