ロータリーダンパー鉛直閉止有限角タイプ
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この製品について

鉛直閉止のロータリーダンパーは、蓋が閉まるにつれてトルクが下がっていく動作に適しています。ロータリーダンパーとは、オイルの粘性抵抗を利用して蓋やカバーをゆっくりと閉める為に使用する機構部品です。例えば、トイレの便座便蓋やピアノの鍵盤蓋が閉まる際の衝撃緩和や、バタンと閉まる騒音の軽減、指挟みを防止する安全性の向上に役立ち、ゆったりと高級感のある動作を演出し、快適に利用することが出来ます。

■ロータリーダンパー基本構造 / 原理ロータリーダンパーは開閉角に制限のある有限角タイプと、開閉角に制限がなく、一方向に一定のトルクを発揮する無限角タイプに分かれます。動きや動作する角度によって適したロータリーダンパーを選択することが出来きます。

■有限角タイプの基本構造有限角タイプは、シャフトの溝を調整しシリコーンオイルの流れを抑える事によってトルクを発生させます。使用できる角度に制限はありますが、無限角タイプに対して比較的高トルクを発揮するタイプです。

■有限角タイプの使い方有限角タイプには高トルク域を変更した水平閉止、 鉛直閉止、斜め閉止の3種類の使い方があります。

■ロータリーダンパーの幅広い使用例ロータリーダンパーは、自動車内装、楽器、家具、家電等、様々な用途に使用されています。例えば、カップホルダーを引き出すスピードや、コンソールボックスや炊飯器の蓋が跳ね上がる勢いを緩衝します。また、自動販売機の取り出し口やピアノの鍵盤蓋をゆっくりと閉める効果があります。

■鉛直閉止鉛直閉止は使用用途の移動部が最終位置を垂直に吊り下げる場合に適用されます。回転中心にはロータリーダンパーが配置され、ロータリーダンパーのトルクは水平位置で最大となり、その後徐々に減少します。

■使用例・ベーカリーシェルフ
・レンジフード
・自販機
・キャットドア