樹脂製ケース型
株式会社マエダモールド

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この製品について

■概要・通常一般的には石膏製でのケース型を製作していますが、本ケース型はエポキシ樹脂剤料を使用した樹脂製ケース型に仕上がります。
・対象物は丸物形状のみです。
・本体 (土台) は従来と同じ石膏製で造りますが、外枠をエポキシ樹脂＋シリコンゴムで製作します。
・弊社は今から25年前の1992年の時点で、丸物の樹脂化ケース型製作を確立しており、現時点での製作方法も全く変わらずに同一製法で造ります。
・当時は石膏量1型当たり20kg~90kgを使用して複数サイズのローラーマシン型を樹脂製ケース型で造型した実績が有ります。
・弊社はこの度、従来社内用として手がけてきました樹脂製ケース型を石膏型業界に幅広い普及を願いオープン化するに至りました。

■特徴・外枠はリング形状で、石膏製では必要な縦割り部分は有りません。
・縦割り部分が無いことにより真円状の石膏型が出来上がります。
・ダブ (ダボ) またはシッタへの装填精度 (はまり具合) が高まります。
・円周部に手掛を必要とする石膏型で有っても、エポキシ樹脂＋シリコンゴム製のリング形状のままで脱型が可能です。
・樹脂化した外枠は石膏製に比して、軽量で有り、堅牢で有り、また充分な手掛部分が有ることで持ち易く着脱操作が容易に行えます。
・石膏型造型作業の省力化が図れ効率がアップします。特に作業者の負担の軽減に繋がります。
・脱型時、治具的な道具は特に必要無く、空気圧縮機とエアーガンのみで脱型が可能です。
・樹脂化した外枠の命数は石膏製の数倍以上と捉えています。

■留意点・シリコンゴム部分については、経年劣化により、ダブ (ダボ) またはシッタへの装填精度 (はまり具合) の低下がみられると判断した時は、シリコンゴムの張替 (有料) をお勧めします。
・樹脂製ケース型の保管は、室内置きして40℃以上の高温と多湿を避けて、冬季は10℃以下の場所に置かない配慮をお願いします。