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ジュラロン株式会社

  • 大阪府
  • 1952年
  • 24人
  • メーカー
会社ホームページ
ジュラロン株式会社-ロゴ

会社概要

金属加工用工作油剤のパイオニア - 70年の信頼と革新技術
ジュラロン株式会社は、1952年創業、70年以上の歴史を誇る水溶性切削油剤の専門メーカーとして、金属加工業界をリードし続けています。環境にやさしい水溶性切削油剤の製造販売を通じて、持続可能な製造業の発展に貢献する業界のパイオニアです。
独自技術「デューロン法」による革新的製品開発
同社の切削油剤は、ドイツハンザベルケ社の乳化技術「デューロン法」を基盤とした独自技術により開発されています。この技術により、作業者の安全性と環境保護を両立した製品開発を実現し、EPシリーズをはじめとする多様な水溶性油剤ラインナップで、難加工材の加工や特殊加工に対応する最適なソリューションを提供しています。
環境配慮型製品で実現するSDGs経営
環境配慮型製品として、低刺激性・低臭気・長寿命を特徴とし、廃液削減とVOC削減により環境負荷を最小化。ESG経営を推進し、SDGs目標達成に向けた積極的な取り組みを展開しています。製造現場の安全管理を革新するWBGT検索ツールアプリの開発など、デジタル技術を活用した革新的なソリューションも提供。
全国対応体制と密なコミュニケーション
大阪本社(大阪市西成区南津守)、滋賀工場(東近江市)、東京支店(杉並区)の体制で全国対応を実現。お客様との密なコミュニケーションによる技術サポートを提供し、現場の困りごとに真摯に向き合い、最適な解決策を提案します。
高度な技術力による製造業の生産性向上
研究開発に注力し、高度な技術力と専門知識を駆使した製品開発により、製造業の生産性向上とコスト削減に貢献。本社内に第一研究室(事務所・実験室・分析室)と第二研究室(潤滑試験室・原料試験室・資料室)を設置し、継続的な技術革新を推進しています。
持続可能な未来への貢献
金属加工業界における信頼できるパートナーとして、環境と技術の理想郷を目指し、持続可能な未来の実現に向けて挑戦し続けています。資本金2,200万円、創業から70年以上の実績と信頼で、お客様の成功をサポートします。

事業内容

主力事業:金属加工用工作油剤の製造販売
ジュラロン株式会社は、水溶性切削油剤を中心とした金属加工用工作油剤の専門メーカーとして、1952年の創業以来70年以上にわたり製造業界に革新的なソリューションを提供しています。

製品ラインナップ
1. EPシリーズ水溶性切削油剤
EPシリーズを展開。以下4つのタイプで多様な加工ニーズに対応:

■ ケミカルタイプ

EP-Cryo389(クライオ389):研削加工特化型、高沈降スピードで研削切粉を迅速に除去
EP-Lumea(ルメア):高冷却性能を実現する研削専用液
■ マイクロエマルジョンタイプ

EP-Sphere(スフィア):自動再生機能搭載、混入油分抱込み技術により浮上油削減
EP-ReinKraft(ラインクラフト):精密加工対応の高性能切削液
■ エマルジョンタイプ

EP-EX-Hole(EX-ホール):重切削加工対応、極圧添加剤同等効果で環境負荷低減
■ ソリュブルタイプ

EP-Versatile(ヴァーサタイル)、**EP-Dahlia(ダリア)**等、汎用性の高い水溶性切削液
技術的優位性とサービス
高度な研究開発体制
大阪本社内に第一・第二研究室を設置し、滋賀工場に専用研究棟を完備。最新の潤滑試験室、分析室を活用した製品開発により、難加工材や特殊加工に対応する最適な切削油剤を開発しています。

カスタマイズソリューション
お客様の加工条件に応じた最適油剤診断サービスを提供。切削条件、工作機械、被削材に最適化された切削油剤の選定から、導入後のメンテナンスまで一貫したサポート体制を構築しています。

環境対応事業
ESG経営の推進
持続可能な製造業の実現に向け、以下の環境配慮型事業を展開:

VOC削減を軸にした容器選定
廃液処理コスト削減ソリューション
環境対応型切削液の研究・製造・販売
ボイラー使用量削減による省エネルギー対策
SDGs貢献活動
製品開発から製造プロセスまで全工程でSDGs目標達成に貢献。特に目標7「エネルギーをみんなに そしてクリーンに」、目標13「気候変動に具体的な対策を」の実現に注力しています。

販売・サポート体制
大阪本社、滋賀工場、東京支店の全国展開により、迅速な技術サポートと製品供給を実現。製造業のお客様との密なコミュニケーションにより、現場の課題解決と生産性向上に貢献する金属加工油剤のトータルソリューションプロバイダーとして事業展開しています。

ジュラロン株式会社

会社沿革

技術革新の70年史:ドイツ技術導入から環境配慮型製品開発まで
ジュラロン株式会社 - 水溶性切削油剤のパイオニア企業
ジュラロン株式会社は、1952年創業以来70年以上にわたり、金属加工用工作油剤の専門メーカーとして日本の製造業界をリードし続けています。社名の由来となったドイツ技術から最新の環境配慮型製品まで、革新的な技術開発の歴史を築いてきました。
技術革新の歩み
1935年 - ドイツ技術導入の原点
1935年、ドイツハンザベルケ社(ハノーバー)の革新的な乳化技術「デューロン法」が日本に導入されました。この技術が後の社名「ジュラロン」の由来となり、ラテン語「デュラレィ(一定・不変)」から派生した確固たる品質思想の基盤を築きました。
1952年5月 - 会社設立と事業開始
ジュラロン株式会社設立。クレトイシ株式会社ルートを通じて研削液の販売を開始し、日本の金属加工業界における水溶性切削油剤のパイオニアとしての歩みをスタートしました。
1960年代 - 技術的優位性の確立
1961年 - 塑性加工油の開発に成功し、直販事業を本格展開。独自技術による製品開発力を確立し、顧客との直接的な技術サポート体制を構築しました。
1963年-1969年 - **PVA(ポリビニルアルコール)**結合砥石の開発、さらにPVAホルマール化技術による吸水・脱水スポンジローラーの開発に成功。研削加工分野における技術的優位性を確立しました。
1970年代 - 生産体制の強化
1970年 - 滋賀工場完成。製造拠点の拡充により生産体制を強化し、全国への安定供給体制を構築しました。
1980年代-1990年代 - 高性能製品の開発
1981年 - 革新的なMLOシリーズを開発。高性能切削油剤の新時代を切り開きました。
1989年-1993年 - 日立精機株式会社との販売提携によりMLO-Hシリーズを展開。NC旋盤等の最新設備導入と滋賀工場研究棟完成により、研究開発体制を大幅に強化しました。
2000年代 - 環境配慮型製品への転換
2000年 - 環境配慮型エコシリーズ開発開始。持続可能な製造業への貢献を目指した製品開発にシフトしました。
2002年-2007年 - 滋賀工場第4-A、第4-B工場完成。エコシリーズ専用10トン製造設備新設により、環境対応型製品の量産体制を確立しました。
現在のESG経営と持続可能な取り組み
ESG推進宣言の実施
2024年9月20日、代表取締役山口大輔によりESG推進宣言を行い、環境・社会・企業統治の3つの課題に取り組むことを明確化しました。持続可能な社会の実現とともに、企業価値の向上に努めています。
SDGs目標達成への貢献
EPシリーズを中心とした環境配慮型水溶性切削油剤の開発・製造により、特にSDGs目標7「エネルギーをみんなに そしてクリーンに」とSDGs目標13「気候変動に具体的な対策を」の達成に貢献しています。
環境対応技術の実装

ボイラー使用量削減による省エネルギー対策
廃液処理コスト削減ソリューションの提供
生分解性成分を使用した環境対応型切削液の開発
VOC削減を軸に販売容器を選定

研究開発体制の充実
高度な研究施設
大阪本社内に第一研究室(事務所・実験室・分析室)と第二研究室(潤滑試験室・原料試験室・資料室)を設置。滋賀工場に専用研究棟を完備し、最新の分析技術を活用した製品開発を推進しています。
技術的優位性
70年以上の技術蓄積を活かし、高度な技術力と専門知識を駆使した製品開発により、難加工材や特殊加工に対応する最適な切削油剤を開発。他社には真似できない独自の技術を保有しています。
全国展開による総合サポート
大阪本社(大阪市西成区南津守)、滋賀工場(東近江市南清水町)、東京支店(杉並区本天沼)の全国展開により、迅速な技術サポートと製品供給を実現。お客様との密なコミュニケーションを通じて、信頼関係を築き、長期的なパートナーシップを実現しています。
未来への展望
ジュラロン株式会社は、70年以上の歴史で培った技術力を基盤に、次世代の金属加工業界をリードする革新的ソリューションの提供を続けています。環境と技術の理想郷を目指し、持続可能な製造業の発展に貢献する企業として、さらなる技術革新に挑戦し続けています。

主要取引先

半導体製造装置メーカー
半導体製造装置業界では、ウェハー処理装置や検査装置の精密部品加工において極めて高い精度が要求されます。チャンバー部品や精密ステージの加工では、表面粗さがナノメートル単位で管理される必要があり、高品質な切削油剤が不可欠です。これらの部品は半導体の品質に直接影響するため、クリーンルーム環境での加工が求められます。

精密光学機器メーカー
カメラレンズ、顕微鏡、測定機器などの光学部品製造では、表面粗さと寸法精度が製品性能を左右します。ZEISSなどの光学機器メーカーでは、精密さ、品質、効率が重要な成功要因となっており、高精度な測定技術が不可欠です。光学部品の加工では、表面の微細な傷や歪みも製品性能に大きく影響するため、特殊な切削油剤と精密な加工技術が必要です。

航空宇宙部品加工業
航空機エンジン部品やロケット部品の加工では、耐熱合金やチタン合金などの難削材への対応が重要です。これらの材料は高温・高圧環境で使用されるため、加工時の熱管理と工具摩耗の抑制が課題となります。専用の切削油剤により、工具寿命の延長と加工精度の維持が実現されます。

医療機器部品メーカー
手術用器具や診断機器の精密部品製造では、生体適合性と清浄性が最重要視されます。医療機器部品の加工環境では、汚染防止と高い清浄度の維持が必要であり、特殊な切削油剤の使用が求められます。また、人体に直接触れる部品については、材料選定から表面処理まで厳格な品質管理が必要です。

自動車電子部品メーカー
ECUケースやセンサー部品など、自動車の電子制御系統部品では高い寸法精度と表面品質が要求されます。自動車の電子化が進む中、これらの部品の重要性は増しており、振動や温度変化に対する耐性も求められます。精密加工により、電子部品の信頼性と耐久性を確保する必要があります。

精密測定器メーカー
三次元測定機やゲージ類の製造では、測定精度に直結する部品の超精密加工が必要です。精密測定機器メーカーでは、5,500種類以上の商品を取り扱っており、それぞれに高精度な部品加工技術が要求されます。測定器の精度は加工される部品の品質に直接影響するため、極めて高い加工精度が必要です。

精密機械部品メーカー
精密機械要素部品では、ミクロン単位の精度が要求される極小部品加工が行われます。部品は非常に小さく複雑な形状を持つため、専用の微細加工技術と高精度な切削油剤が必要です。また、美観も重要な要素となるため、表面仕上げにも高い技術が求められます。

電子部品製造装置メーカー
コンデンサ、抵抗器などの電子部品製造設備では、クリーンな加工環境が必須です。電子部品の微細化が進む中、製造装置の精密部品もより高精度な加工が求められています。汚染物質の混入を防ぐため、特殊な切削油剤と厳格な環境管理が必要です。

産業用ロボット部品メーカー
減速機ギアや精密軸受など、産業用ロボットの駆動系部品では高負荷条件下での精密加工が要求されます。これらの部品は長時間の連続運転に耐える必要があり、高い耐久性と精度が求められます。特に減速機部品では、騒音や振動の抑制も重要な要素となります。

研究開発機関
新材料研究や先端技術開発を行う研究機関では、試作品や実験用部品の小ロット精密加工需要があります。研究用途では多品種少量生産が一般的であり、柔軟な対応力と高い技術力が求められます。また、新しい材料や加工方法の実験的な取り組みも多く、技術的なサポートも重要です。

これらの業界セグメントは、それぞれ異なる技術的要求を持ちながらも、共通して高精度な加工技術と品質管理が求められる分野です。各業界の特性を理解し、適切な加工技術と切削油剤を提供することが、精密加工業界における成功の鍵となります。

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  • 水溶性切削油

会社基本情報

郵便番号 〒557-0063
本社住所 大阪府大阪市西成区南津守4-1-7
創業年 1952年
資本金 22,000,000円
従業員数 24人
会社区分 メーカー
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