クラフトボックスとは
クラフトボックスとは、クラフト紙や段ボール素材を利用した、梱包・包装用の箱です。
クラフトボックスは主に印刷会社に依頼して作成することができます。一般的にはクラフト紙や段ボールのそのままの色合いを生かした茶色であることが多いですが、白や黒をはじめとするカラー製品も製造されています。
一般的には厚紙製の箱よりも丈夫で、形状には蓋を差し込むタイプや、かぶせ蓋タイプなどがあります。特に意匠性が必要なシーンでは、エンボス加工や特殊紙が使用されたものを選択することも可能です。
業務上において、包装・梱包が必要な様々なシーンで利用されています。クラフトボックスは、複数の種類があるため、用途に合わせて適切なものを選ぶことが大切です。
クラフトボックスの使用用途
クラフトボックスの使用用途は、主に以下の通りです。
1. 製品・商品の包装
クラフトボックスの第一の用途は、製品製造時や商品販売時における包装です。強度を生かして商品を損傷から守り、配送・販売に耐える保護を行うことが可能です。意匠性の高いものはラッピング包装としても利用することができ、内側に耐油加工やラミネート加工などを施した製品は、食品のテイクアウト販売容器としての利用が想定されています。
2. 配送用梱包
クラフトボックスは、配送用梱包箱としても利用することが可能です。各種の宅配用サイズ規格に合わせたクラフトボックス製品や、クリックポスト、ゆうパケット、定形外郵便に対応したポスト投函可能なサイズの製品などがあります。所謂みかん箱と呼ばれる大型の段ボール箱ほどの重量耐久はありませんが、小型から中型の様々な製品・商品の梱包に利用することが可能です。
3. 収納
クラフトボックスの中には、物品保管用の収納ボックスとして製造されているものもあります。オフィスにおける書類収納から、備品ストック、様々な雑貨・小物の収納まで幅広く対応可能です。かぶせ蓋タイプの形状であることが一般的で、クラフト素材製の仕切り板などが付属する場合もあります。また、変形版のクラフトボックスの中には、店頭什器として提供される製品もあります。