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外付けHDDについての概要、用途、原理などをご説明します。また、外付けHDDのメーカー10社一覧や企業ランキングも掲載しておりますので是非ご覧ください。
外付けHDDとは、パソコンやテレビなどの機器に対して外部接続で使用するHDD (ハードディスクドライブ) です。
一般的なパソコンの内部ストレージとして使用される内蔵HDDとは異なり、USBポートなどに接続して使用される製品です。データのバックアップや、内蔵ストレージの容量が十分でない場合の拡張として使用され、様々な種類の製品があります。
なお、外付けHDDの中でネットワークに対応した製品はNAS (ネットワークハードディスク) と呼ばれます。
外付けHDDの主な使用用途は、データのバックアップ、内部ストレージの拡張、データの持ち運び、テレビの録画などです。
一般的なPCやスマートフォンなどが故障した場合に備えて予め外付けHDDにデータを保存することにより、データの消失を防ぐことができます。バックアップデータを復旧する場合も、デバイスに接続するのみで簡便に使用することが可能です。
PCの内蔵HDDの容量が不足した場合に、内部ストレージを増設するのは簡単ではありませんが、外付けHDDであれば簡単に接続して記録できます。また、ポータブル型の小型の外付けHDDを用いて、USBフラッシュメモリなどでは容量の足りない大きなデータを持ち運ぶことも可能です。
テレビ番組の録画に対応している外付けHDDも多く存在し、記録媒体として使用されます。テレビ番組の録画に使用する際は、録画するテレビでHDDのフォーマットを行うことが必要であり、複数の機器を併用して使用することはできません。
ハードディスクは、主にプラッタというデータ保存用の磁気ディスクと、データを読み書きする磁気ヘッド、磁気ヘッドを動かすためのアクチュエータから構成されます。通常、複数のプラッタで構成されており、高速で回転するプラッタの両面または片面にデータが記録される仕組みです。
外付けHDDは、パソコンなどの機器に接続するための接続端子を備えています。主な規格はUSB-AやUSB-Cです。USB-Aについては、現在は転送速度5GbpsのUSB3.0以降が主流です。
USB3.0は、従来USB-Aよりも高速化が進んでおり、USB2.0の5倍、USB1.1の200倍以上です。外付けHDDの中には、USB4、Thunderbolt、eSATA、IEEE1394bなどの規格に対応しているものもあります。
外付けHDDの形状は、大きく分けて据え置き型とポータブル型があります。据え置きを想定されている製品は、比較的大きさ及び容量が大きく、また、ACアダプターを使用した給電が必要となる場合が多いです。ポータブル型は小型で、USBケーブルからの給電に対応する場合が多いです。
外付けHDDの容量は、大まかには500GBから20TB程度まで幅があります。一般的なデータバックアップやテレビ録画などでは、2TB〜4TB程度の製品が用いられていることが多いです。
外付けHDDには、USB-A、USB-C、USB4、Thunderbolt、eSATA、IEEE1394bなどの端子規格があり、接続したい機器に対応している製品を選択することが必要です。
また、ネットワークハードディスク (NAS) を用いる場合は、ネットワークに接続して1つのHDDを共有したり、複数の機器からアクセスしたりすることが可能です。
外付けHDDは製品によって様々な機能が搭載されています。
例えば、複数のHDDをひとつのドライブのように認識・表示できるRAID搭載製品では、HDD故障時のデータ復旧・アクセスが可能になる、複数HDDへの分散書き込みによってデータ保存を高速化できるなどの利点があります。
その他にも、ハードウェア暗号化に対応したもの、静音性の優れたもの、テレビの録画機能に特に特化したもの (24時間連続録画など) 等様々な製品があります。用途に合わせて適切な製品を選択することが必要です。
*一部商社などの取扱い企業なども含みます。
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