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データ復旧サービスについての概要、用途、原理などをご説明します。また、データ復旧サービスの8社一覧や企業ランキングも掲載しておりますので是非ご覧ください。データ復旧サービス関連企業の2024年11月注目ランキングは1位:NECフィールディング株式会社、2位:株式会社大塚商会、3位:AOSデータ株式会社となっています。
監修:アドバンスデザイン株式会社
データ復旧サービスとは、何らかのトラブルにより消えてしまったデータを使えるように元に戻したり、起動しなくなったパソコンやサーバなどからデータを救出したりするサービスです。
パソコンやサーバなどの一般的な修理サービスでは、部品の入れ替えや修理などにより機能を回復させることを目的とするため、基本的には中に保存されたデータは保証されないことがほとんどです。一方、データ復旧サービスは内蔵データを取り出すことを目的とするサービスであり、基本的に修理は行いません。
データ喪失の主な要因となる障害は、論理障害 (保存されている情報が破損する) と、物理障害 (部品に電気的・機械的な故障が発生する) の2種類に大別されます。データ復旧サービスは機器内部を解析して適切な方法でデータ復旧を行います。
データ復旧サービスは機器の個人利用・企業利用の別を問わず利用が可能です。主な対応機器には下記のようなものがあります。
データ復旧サービスは、個人利用・企業利用を問わず様々なトラブルの場合に利用が可能です。主な例には下記のようなものがあります。
データ復旧が必要となる障害には大きく分けて、論理障害と物理障害があります。
論理障害は、記憶媒体そのものに故障が発生しているわけではないものの、保存されている情報が破損し正常に読み出しができない状態の障害です。データ構造に問題が発生してデータが読み出せない状態になっています。誤削除やウィルス感染、フォーマット、リカバリなどが論理障害に該当します。
対して物理障害は、記録媒体自体に電気的、機械的な故障がある障害です。落下や水没などの物理的な衝撃の他、経年劣化によって生じる場合もあります。
データ復旧サービスは、まず対象機器の異音の診断、プログラム解析機、電圧測定器などの外部機器による診断により初期診断を行います。
診断後、物理障害の場合は部品の交換や専用ツールによる処置を施すことでデータの復旧を試みます。一方、論理障害と診断された場合は、フォルダ・ファイル構造分析と再構築を行うなど、物理的な修復以外の方法で復旧を試みます。
尚、重度の物理障害への処置の過程で、例えばハードディスクなどの記憶媒体を、開封した上で復旧作業を行います。基本的には作業後の動作は一切保証されないことがほとんどなので注意が必要です。メーカー保証の対象外となる可能性もあります。
そのため、最初に初期診断を依頼する業者の選定には細心の注意を払う必要があります。
データ復旧サービスは、機器が設置されている場所に作業員が訪問して復旧作業を行うオンサイト型と、復旧機器媒体を送付して復旧を依頼する送付型に分かれます。オンサイト型は、送付時のトラブル・配送事故などによる情報漏洩のリスクを抑えたい場合や、サーバなどで機器を止めることができないなどの理由で送付が難しい場合に特に有効です。
また、クラウドや仮想化などを使用した大規模システム (仮想化サーバ、SAN、NAS、Unifiedストレージなど) に特化した復旧サービスや、携帯電話会社におけるスマートフォン復旧サービスなど、一部のサービスは特定の媒体に特化しています。緊急ですぐに復旧したいデータがある場合は、緊急復旧サービスを利用することが可能な場合もあります。
データ復旧サービスの業界団体として、日本データ復旧協会(DRAJ)があります。日本データ復旧協会は、データ復旧業界の健全化とデータ復旧サービスの普及を目指して日々活動をしています。
協会会員は、一定の技術レベルに達していることや顧客に対して適切な情報提供などを行うなどの参加基準を満たし、協会会則を遵守する必要がありるため、データ復旧サービス業界でも信頼のおける会社が所属していると考えられます。
現在多くのデータ復旧サービス提供事業者では、初期診断を無料にて実施していますが、主に
・診断料金の有無
・診断後のキャンセル可否
・復旧できなかった場合の料金発生の有無(完全成功報酬制)
などは、依頼前に確認すると良いでしょう。
特に法人ユーザーであればセキュリティ面は非常に重要なポイントです。データ復旧事業者は顧客のデータをとてもシビアに取り扱っていますが、中でもISO27001(ISMS)という国際認証を取得しているか確認するとより安心して依頼することができます。
本記事はデータ復旧サービスを提供するアドバンスデザイン株式会社様に監修を頂きました。
アドバンスデザイン株式会社の会社概要はこちら
2024年11月の注目ランキングベスト6
注目ランキング導出方法順位 | 会社名 | クリックシェア |
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1 | NECフィールディング株式会社 |
40.0%
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2 | 株式会社大塚商会 |
20.0%
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3 | AOSデータ株式会社 |
10.0%
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4 | アドバンスデザイン株式会社 |
10.0%
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5 | 株式会社ユニットコム |
10.0%
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6 | ロジテックINAソリューションズ株式会社 |
10.0%
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注目ランキング導出方法について
注目ランキングは、2024年11月のデータ復旧サービスページ内でのクリックシェアを基に算出しています。クリックシェアは、対象期間内の全企業の総クリック数を各企業のクリック数で割った値を指します。社員数の規模
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