アビエチン酸についての概要、用途、原理などをご説明します。また、アビエチン酸のメーカー4社一覧や企業ランキングも掲載しておりますので是非ご覧ください。
アビエチン酸 (化学式 C20H30O2 )は、無色または黄色味掛かった結晶性粉末状の化学物資です。松ヤニの主成分であるロジンと呼ばれる物質を加熱異性化して得られる物質であり、ロジン酸、シルビン酸とも呼ばれます。
アビエチン酸は入手が比較的容易なため、有機合成における出発材料として広く使用されています。
融点は175度、水に対しては溶けず、エタノール、アセトン、ベンゼンなどの有機溶剤に溶ける性質を持っています。
アビエチン酸は主に工業分野で使用されます。
金属塩にしたものは、インキのにじみ止め剤として紙の製造時に用いられています。メタノールとの化合物であるメチルエステル、あるいはグリセリンとの化合物であるグリセリルエステルは、表面コーディング用の塗料として使用されます。
石鹸、プラスチック製品、マスカラなどの化粧品のように様々な日用品にも使用されます。
その他、乳酸、酪酸発酵の促進剤としても使用されます。
*一部商社などの取扱い企業なども含みます。
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